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2006年5月27日 (土)

ギャルサーとカウボーイとパラパラ

『ギャルサー』面白いですよー。私が観てる今期のドラマの中では一番面白いかも。
お話の構造は「まれ人もの」。異界からの旅人が町や村にやってきて、ひと騒動起こして、事件を解決したり、救済したり、新しい何かをもたらしたりして去っていくという。ま、本質はそんな単純ではありませんが、そんな感じです。

『ギャルサー』は、藤木直人扮するアメリカ育ちのカウボーイ(!)が、渋谷のギャルサー(ギャルサークル)の女の子たちとかかわっていくという話。いまどきカウボーイっていうのがふざけてていいでしょ。その藤木直人を送り込んだ謎のアメリカインディアン・ジェロニモ三世役の古田新太がハマりすぎでおかしい。当然予想されるごとく、話は現代の東京・渋谷に慣れないカウボーイが毎回とっぴょうしもない行動で事件を起こしたり、話をややこしくしたりという『クロコダイル・ダンディー』風の展開。でも最後には、アメリカインディアンの大自然の教えを身につけたカウボーイの行動や言葉が、現代の文明社会に慣れきった渋谷のギャルや住人たちに、忘れていた“大切なこと”を伝えていくといういい話になるわけです。ちょっとわざとらしいけど、コメディだからそれが鼻につかない。こういうストレートに楽しく面白いドラマってなかなか最近ないでしょ。ドロドロの愛蔵劇だったりサイコサスペンスだったり主人公が屈折してたり、そういうのもいいけど、昔の石立鉄男ものみたいな、こういうドラマも観たいんですよね。

音楽は池頼広。『女王の教室』『野ブタ。をプロデュース』など、最近活躍目覚しい作曲家で、私も注目している一人です。
アニメ『かみちゅ!』の素朴な肌合いの音楽に「おお!?」と思いました。アニメでは、ほかに『BLOOD
THE LAST VAMPIRE』『SDガンダムフォース』『鴉-KARAS-』『こみっくパーティーRevolution』などを担当。最近作は『Ergo Proxy』『FLAG』。
もともとジャズ・ベーシストとして海外でも活躍。劇伴の仕事は'95年の『真・女神転生』あたりから。ドラマ『幻想ミッドナイト』や『らせん』など飯田譲治作品で実力を発揮するようになり、映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(2000)の音楽は海外でも評判になりました。
持ち味は、ノリのいい、大らかな音楽。ミュージシャン出身だからこその味なのかもしれません。『ギャルサー』サントラには劇中のギャルサー<エンジェルハート>が踊るパラパラ曲も収録。劇伴には有名ウエスタン映画のテーマ曲のフレーズがちょっと聞こえてきたり、楽しめます。

ギャルサー オリジナルサウンドトラック

ギャルサー オリジナルサウンドトラック

<池頼広のサントラ>

かみちゅ! オリジナル・サウンドトラック

 生楽器の響きを生かしたやさしいサウンドが作品の雰囲気とみごとにマッチ。笙や篳篥(ひちりき)など、和楽器もたくみにフィーチャーされている。

かみちゅ! オリジナル・サウンドトラック

野ブタ。をプロデュース  オリジナル・サウンドトラック

 メインテーマともいえる「青春ボンバー」は、某SF映画のテーマのオマージュ。これは番宣スポットにそのテーマ曲が使われてしまったため、劇中曲もそのイメージに合わせたのだとか。

: 野ブタ。をプロデュース オリジナル・サウンドトラック

女王の教室  オリジナル・サウンドトラック

 テーマは主演の天海祐希を「ダースベーダー」に見立てて書いたそうです。

: 女王の教室 オリジナル・サウンドトラック

最終兵器彼女 音楽集

 前田亜季主演の実写劇場映画のために書いた音楽。実際の作品の音楽担当は安西実だが、本盤収録の音楽が使用されている。

: 最終兵器彼女 音楽集

SDガンダムフォース オリジナルサウンドトラック

 大編成オケによる海外レコーディングを敢行したぜいたくな作品。SDキャラなのにこの音楽っていうギャップがすごい。

SDガンダムフォース オリジナルサウンドトラック

BLOOD THE LAST VAMPIRE オリジナルサウンドトラック

 押井守が企画協力に参加したPRODUCTION I.G作品。『らせん』『幻想ミッドナイト』などのホラーの流れです。

: BLOOD THE LAST VAMPIRE オリジナルサウンドトラック

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