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2006年11月27日 (月)

夏のドラマをふりかえる

 もう年末ですねえ。
 いまごろになってなんですが、夏シーズンのドラマをふりかえってみます。
 夏のドラマ音楽については、書こうと思いつつ、タイミングを逃してしまったのですね。
 なぜタイミングを逃したかというと、お気に入り作品のサントラが出なかったから。

 夏のドラマで一番面白かったのは? これはなんといっても『結婚できない男』だったわけですよ。阿部寛演じる偏屈な40男のキャラが強烈。『トリック』以来、すっかりこういうキャラがハマリ役になってしまいましたね。夏川結衣の大人の女性の可愛さが魅力的。国仲涼子が、いつになくお茶目なキャラクターというのもハマリどころでした。
 で、音楽は仲西 匡さんが担当しています。アニメではあまり名前を聞きませんが、『木更津キャッツアイ』『特命課長 只野仁』『タイガー&ドラゴン』『神はサイコロを振らない』など、ドラマ好きにはなかなか堪えられない作品を担当している作曲家です。また、『サイコメトラーEIJI』『伝説の教師』『新宿暴走救急隊』(以上音楽)、『君といた未来のために』(音楽プロデューサー)など、日本テレビ土曜9時枠(土曜グランド劇場)の常連でもあります。さらに深夜枠の『ヴァンパイアホスト』もこの人となれば、SF幻想系ドラマ好きにとっても注目の作家であるわけですよ。
 『結婚できない男』では、シニカルな口笛のテーマやファゴットのユーモラスな曲が印象的でした。サントラ出てほしいと思っていたのに、残念ながら未発売。主題歌はEvery Little Thingの「スイミー」。なかなかいい曲でした。タイトルバックで、この歌の軽快なサビをバックにヒロインたちがさっそうと歩いていく場面、この物語の一方の主人公が彼女たちなのだなぁと思わせる名シーンです。

スイミー (Every Little Thing)

 : スイミー (Every Little Thing)

結婚できない男 DVD-BOX

 : 結婚できない男 DVD-BOX

 夏シーズンのドラマで私も気に入っていた作品がもう1本あります。それは深夜枠で放映していた『怨み屋本舗』。『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエローこと木下あゆ美が主演した、現代版必殺シリーズみたいなドラマでした。
 過去にも同じようなコンセプトのドラマがありましたが、こちらは深夜枠ということもあって、なかなかダークな作り。必殺+「エコエコアザラク」みたいな雰囲気がたまりませんでした。
 音楽のほうも、必殺を意識してか、マカロニウェスタン調です。音楽担当は五十嵐由美。名前を聞いたことはなかったのですが、検索したらドラマ『嬢王』『2ndハウス』『下北GLORY DAYS』などを手がけていました。『怨み屋本舗』へと連なるテレビ東京系金曜深夜枠作品群です。この枠を連続して担当しているのですね。サントラが出てないのが残念です。
 主題歌はオープニングがmihimal GTの「いつまでも響くこのmelody」、エンディングがSean Northの「final your song」。mihimal GTは『ガラスの艦隊』の主題歌も歌っているユニットです。毎回本編冒頭、街頭で「怨みを抱いたことがありますか?」と道行く人にインタビューする映像のバックにグレン・ミラーの名曲「イン・ザ・ムード」が流れているのですが、それが主題歌「いつまでも響くこのmelody」の曲の一部だったのですよ。面白いアレンジです。エンディング「final your song」は殺伐とした本編の印象を鎮めてくれるしっとりとしたバラード。心の闇から解放されるような効果をねらっての採用なんでしょうね。

いつまでも響くこのmelody (mihimal GT)

 : いつまでも響くこのmelody

final your song (Sean North)

 : final your song

怨み屋本舗 DVD-BOX

 : 怨み屋本舗 DVD-BOX

 ほかに夏シーズンで注目していたドラマは『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』でした。TOKIOの長瀬智也。長瀬くんといえば、私は『白線流し』で注目したのですが、最近は『タイガー&ドラゴン』の虎児のような二面性をもった二枚目半キャラがすっかり定着してます。このドラマも、暴力団組長にして高校生という、とんでもない設定の主人公を好演。『ローレライ』の香椎由宇が女性教師役というのも注目ポイントでした(年合わないんじゃ…)。

 TOKIOが歌う主題歌「宙船(そらふね)」は中島みゆきのき曲提供ということで話題になりました。実は、中島みゆき、ひそかに好き。アナログ時代からアルバムもずっと買ってます。TOKIOの歌とみゆき節がなかなかハマってました。TOKIOといえば、かつてはOVA『YAMATO2520』のイメージソング「明日の君を守りたい」やNHKアニメ『飛べ!イサミ』の主題歌「ハートを磨くっきゃない」(名曲でした)を歌ったりして、アニメファンにも縁のあるグループなんですな。私はクドカン脚本の傑作ドラマ『マンハッタン・ラブストーリー』の主題歌「ラブラブ・マンハッタン」(作詞はクドカン)にハマって、一時は毎日聴いてました。
 『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』でうれしかったのは、ちゃんとサントラが発売されたことです。音楽は高見 優。この方もあまり聞かない名前です。アレンジやCMなどで活躍するほか、『美少女戦士セーラームーン』や『魔法戦隊マジレンジャー』のキャラクターソングを作曲しています。ドラマの音楽担当はこれがはじめて? このあと秋クールで『14才の母』の音楽を担当しました。
 サントラでは、1曲めと最後から2曲めに収録された「Theme of My Boss」「Theme of My Hero」がいいんですよ。『結婚できない男』と同じく、口笛のメロディが印象的。これからどんな音楽を書いてくれるのか楽しみです。

宙船(そらふね) (TOKIO)

 : 宙船(そらふね)

 中島みゆきが歌うversionはアルバム「ララバイSINGER」(中島みゆき)に収録。

 : ララバイSINGER

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー O.S.T.

 : マイ☆ボス マイ☆ヒーロー O.S.T.

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー DVD-BOX

☆オマケ
ラブラブ・マンハッタン (TOKIO)

 : ラブラブ・マンハッタン

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コメント

「結婚できない男」・・・「時効警察」以来、久々にオンエア時に観たドラマです。毎週エスカレートする桑野さんの行動に大笑いでした。余裕があれば、DVD BOXも欲しいのですが・・・今月もサントラを数枚予約しているので~厳しい。小説版は買いました。サントラが出ないのは残念ですね。結構、人気のあったドラマなのに、視聴率とサントラ リリースには相関関係は無いのでしょうか?クラシック系の挿入曲が多い為でしょうか? サントラ好きイジメのDVD BOXセット リリースかとドキドキしていましたが、それは無いみたいですね。個人的には続編は希望しませんが(スペシャル枠ならOKかも)、「富豪刑事」や「相棒」のように奇跡のリリースに期待したいですね。

>伊賀電さん
視聴率とサントラ リリースには相関関係は…? うーん、ないみたいですねえ。ドラマ放映は短期(1クール)なので、放映時にはサントラが発売されるかどうか、ほぼ決まっているのではないでしょうか。放映終了後に単発スペシャル放映に合わせてサントラ盤がリリースされた『エースをねらえ!』(実写)のような例もありますから、ほんと、奇跡のリリースに期待したいです。

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