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2006年11月28日 (火)

黄金戦士ゴールドライタン オリジナルサウンドトラック

 11月15日に発売になりました。

黄金戦士ゴールドライタン オリジナルサウンドトラック

 : 黄金戦士ゴールドライタン オリジナルサウンドトラック

 「山本正之電影ワールド」の1枚。『ゴールドライタン』初の音楽集です。構成・解説・取材を担当しました。

 「タイムボカンシリーズ」を年代を追ってリリースしてきた「山本正之電影ワールド」には、主にインタビュー担当として参加してきました。シリーズひとまずの最終巻となる『ゴールドライタン』では、まるごと1枚、楽曲構成・解説・作曲家取材をやらせていただきました。

 好きな作品なんですね。どうも、『ゴワッパー5ゴーダム』とか『小さなスーパーマン ガンバロン』とか、子どもたちが主人公の冒険SFものに弱いんです。アーサー・ランサムやエーリッヒ・ケストナーの児童文学が好きだったせいか、ジュヴナイル的味わいの作品に趣味がかたよってます。

 『黄金戦士ゴールドライタン』は、小さなロボット軍団とワルガキたちのグループ「わんぱくクレンジャー」が協力して、異次元からの侵略者と戦う物語。ロボットと少年の友情物語といってもよい内容になってます。解説にも書きましたが、この作品では、ロボットは巨大な機械ではない。いつもポケットの中にいて少年を見守る存在です。そこが作品の印象を独特のものにしている大きなポイントになっています。

 BGMはNG分を除いて全曲収録することができました。構成は奇をてらわず、オーソドックスな流れにしたつもりです。作品の持つテンポと高揚感(ワクワク感)をうまく再現しようと気をつけました。

 音楽的には、ゴールドライタンとライタン軍団を描写するアクション系の音楽と、ヒロとわんぱくレンジャーを描写するややコミカルな曲、そして、イバルダ大王とメカ次元からの侵略者を描写する敵側のテーマ、という3つのタイプの曲が中心になっています。タイムボカンシリーズと『闘士ゴーディアン』を経て山本正之&神保正明の両作曲家が作り出した音楽は、すばらしくカッコいい。惜しむらくは、1曲が短い。たとえば主題歌のブラスアレンジM-11は60秒、必殺技ゴールドクラッシュのテーマとして使われたM-15はわずか45秒。「もっと聴いていたい…」と思ってしまいます。

 情感曲や情景描写の曲にもいいものが多い。叙情的な音楽からジャジーな曲まで、バラエティに富んでいます。タイムボカンシリーズ同様、山本正之のメロディメーカーとしての冴え、神保正明のアレンジャーとしての技がいかんなく発揮された音楽群。たっぷり聴いていただきたいです。

 残念だったのは権利関係からレコードサイズ主題歌とカラオケが収録できなかったことです。毎回、ゴールドライタンがレインボーロードを通って巨大化するときに、必ず主題歌か副主題歌が流れているので、ぜひ、収録したかったんですが、涙を呑みました。

 収録曲は以下の通り。

-------------------------------------------------------
■オープニング
1. 黄金戦士ゴールドライタン (TVsize)

■はるか次元の彼方より
2. M-41
3. M-21
4. M-64B

■ヒロのテーマ
5. M-0 T2
6. M-5

■異次元のミステリー
7. M-3
8. M-67B
9. M-31

■メカ次元の悪魔
10. M-18 ブリッジ
11. M-17
12. M-25

■悪を追って
13. M-30
14. M-12

■ゴールドライタン登場!
15. M-13
16. M-11 T2
17. M-14

■ポケットの中の勇気
18. M-1
19. M-69
20. M-8

■この美しき世界
21. M-36 ブリッジ
22. M-49

■われらわんぱくレンジャー
23. M-5 ウッドブロックのみ
24. M-40 ブリッジ
25. M-32
26. M-16

■捜査開始
27. M-65B
28. M-4
29. M-33 T2

■東へ西へ
30. M-37 ブリッジ
31. M-61
32. M-55
33. M-60
34. M-62
35. M-59

■油田ゼミナール
36. M-70
37. M-40
38. M-66A T2
39. M-66B
40. M-66C T2
41. M-68
42. M-73

■哀愁のヒロ
43. M-65C T2
44. M-2
45. M-46

■美しい人
46. M-71
47. M-48
48. M-47

■異次元の侵略者
49. M-17 ブリッジ
50. M-19
51. M-18
52. M-67C
53. M-24
54. M-9

■集結!ライタン軍団
55. M-65A
56. M-6
57. M-27

■小さな仲間たち
58. M-50
59. M-51
60. M-28

■今夜も街の片隅で
61. M-42
62. M-43

■戦士の決意
63. M-10
64. M-7

■風に吹かれて
65. M-54
66. M-36

■忍び寄るイバルダの魔手
67. M-72
68. M-64C T2
69. M-67A
70. M-72B T2
71. M-53
72. M-44

■ディメンション・チェイサー
73. M-61B
74. M-26 T2
75. M-29

■夕暮れの街
76. M-37
77. M-39

■メカ宮殿の反乱
78. M-64A
79. M-20
80. M-35
81. M-34

■激闘の嵐
82. M-23
83. M-22
84. M-52

■必殺!ゴールドクラッシュ!!
85. M-11 T1
86. M-15

■さよならライタン軍団
87. M-45
88. M-38

■クロージング
89. メカニカル・ダンシング・ファイト (TVsize)

音楽:山本正之、神保正明

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 主題歌レコードサイズは、現在以下のCDで聴くことができます。

なつかしアニメ・ソングセレクション
なつかしアニメ・ソングセレクション2 -EDテーマ編-

 : なつかしアニメ・ソングセレクション : なつかしアニメ・ソングセレクション2

  ところでこのCD、1曲1トラック仕様になっています。「ガラスの艦隊 オリジナルサウンドトラック」の紹介を書いたとき、「1曲1トラックのサントラが作りづらい」という話をしたんですが、今回は大丈夫だったんですね。なぜかというと、メーカーと著作者(作曲家)が協議して、「楽曲使用料は1曲1トラックの計算ではなく、収録時間合算の計算でOK」と合意してくれたからなんです。時間と手間をかけ、なおかつ権利者が合意してくれれば、1曲1トラックも可能ではあるんです。メーカーにも権利者にもそれぞれ事情があるので、いつもそれができるとは限らないし、できなかったからといって誰かが悪いとも言えないのですが、今回はありがたかったです。流れを変える力になれば、と思います。

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