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2006年12月29日 (金)

2006年秋のドラマ

 終わっちゃいましたねー、『のだめカンタービレ』。原作のファンでしたが、正直、こんなに面白くなるとは思っていませんでした。が、観始めたら、キャストはハマってるし、音楽はゴージャスだし、ギャグも浮いてないし、原作の面白さをみごとに映像化したことに驚きました。なにより、演奏シーンをちゃんとそれらしく映像にしたところがすばらしい。最終回のサントリーホールでの撮影はびっくりでした。日本のドラマも、こんな思いきったことができるようになったんだなぁと。
 音楽は服部隆之氏。これもぴったりの人選だったんじゃないでしょうか。渡辺俊幸や千住明だとシリアスすぎるし、山下康介は『鉄板少女アカネ!!』をやってるし。クラシックの造詣が深く、オーケストラが書けて、ちょっとユーモラスな音楽も得意、となると、「服部隆之、なるほど!」なのです。
 音楽アルバムが複数発売されています。
 「オリジナル・サウンドトラック」には、服部隆之の手になるスコアを収録。劇中では、クラシック曲のほうが印象が強いので、ちょっと分が悪いですね。イメージアルバムとして聴いたほうがしっくりくるかも。
 劇中よく流れているクラシック曲は「のだめオーケストラ LIVE!」に収録されています。こちらには、ドラマのために集められたスペシャルメンバーによる、実際に劇中使われた演奏が収録されています。むしろこちらがサントラ盤と言ってもよいでしょう。タイトル曲となった「ベートーヴェン:交響曲第7番」や、エンディング曲「ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー」、ほかにも「モーツァルト:オーボエ協奏曲」や「モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ」「ブラームス:交響曲第1番」など、劇中印象深い曲がちゃんと収録されていて、ファンも納得の内容。

のだめカンタービレ オリジナル・サウンドトラック

 : アルバムジャケット

のだめオーケストラ LIVE!

 : アルバムジャケット

のだめカンタービレ ベスト100
 サントラではなく、劇中取り上げられた曲を著名な演奏&全長版で収録したクラシックアルバム。なんと8枚組。4800円はお買い得かも。

 : アルバムジャケット

 その『鉄板少女アカネ!!』。堀北真希主演というだけで、私としては期待度大でした。毎回違う土地へ行って料理バトルするという、股旅もの的展開。まとまりには欠ける印象でしがた、勢いのある快作でした。ライバルの片瀬那奈さんも好きなんですよ。はっちゃけた堀北真希ちゃんも新鮮でしたが、片瀬那奈のキレてるお嬢・西豪寺エレナ役にはおどろき。片瀬那奈さんのイメージって、『デスノート the Last name』の高田清美みたいな感じじゃないですか。さっそうとした美女。それが西豪寺エレナになってしまうのだから。
 山下康介氏の音楽は、「さすが」のひと言。番組に先立って、音楽の話はうかがってました。「和楽器をエッセンスとして取り入れた」「心情曲にはどことなく昭和の香り」「料理バトルは鉄板焼きの具のように盛りだくさんな感じで」。あいかわらずのみごとなオーケストレーションと哀愁あるメロディラインで物語を支えていました。ひとつまちがえるとお笑いにしかならないぶっとんだ話ですから、しっかり心情を支える音楽、バトルを絵空事にせず盛り上げる音楽が絶対に必要だったんです。サントラで聴くと、そのアレンジのうまさにあらためて感心します。大編成ではありませんが、サウンドの立体感、音色の豊かさ、ドラマティックな構成に脱帽です。映画音楽の鳴らし方がわかってる! 美野春樹さんのピアノがいいですね。ピアノソロの曲も何曲か作られています。
 聴きどころは、Track3.「祭り」、Track7.「熱風」、Track9.「味対決」、Track!6.「野望」あたり。燃える曲が前半に集中しているので、もうちょっと違う構成がよかったかな。でも、満足の内容です。

鉄板少女アカネ!! オリジナル・サウンドトラック

 : アルバムジャケット

 『セーラー服と機関銃』の復活も注目でした。主人公・星泉は、薬師丸ひろ子(映画)、原田知世(TVドラマ版)と、角川映画の女優が演じてきた由緒あるヒロイン。長澤まさみがどう演じるか注目していたんです。メガネで登場したのには、ちょっとグッときました。長澤まさみの星泉は優等生な感じですね。でも、実はちゃんと全話観れなかったんですよ。全7話なんで、あっという間に終わってしまって。あとでビデオでフォローしたいと思います。
 音楽は、ポップス系の作・編曲家として活躍している河野伸氏。ドラマの音楽はまだ少ないですが、『世界の中心で、愛を叫ぶ』(ドラマ版)、『危険なアネキ』『白夜行』『医龍』など、シリアスな作品からコミカルなものまで手がけています。打ち込み+小人数の生楽器という編成。オーソドックスな作りで、落ち着いた印象。極道系の音楽はファンキーな感じに作られています。悲劇的な「Good-By Friend」が印象的。主題歌は、角川映画版で作られた「セーラー服と機関銃」が長澤まさみ(星泉名義)の歌唱でカヴァーされました。

セーラー服と機関銃 オリジナル・サウンドトラック

 : アルバムジャケット

セーラー服と機関銃 (星泉)[MAXI]

 : アルバムジャケット

 合わせて、薬師丸ひろ子のオリジナル版もマキシで復活です。やっぱり名曲だなぁ。

セーラー服と機関銃 (薬師丸ひろ子)[MAXI]

 : アルバムジャケット

 復活といえば、『ライオン丸G』もそうでした。70年代の時代劇特撮ヒーローものを現代の新宿歌舞伎町に舞台を絞ってリメイクした作品です。周囲では面白いという声も多かったし、ここまでやればオリジナルと比較する気にもならないし、うまくいったとも思いますが、「ライオン丸」でなくてもよかったのでは?という気もします。最後はゴースン(豪山)に巨大化して戦ってほしかったなぁ。
 串田アキラが主題歌を歌っています。曲はヒデ夕樹が歌ったオリジナル版(作曲:小林亜星、編曲:筒井広志)を大胆にリアレンジしたもの。串田アキラの声がヒデ夕樹の歌唱をほうふつさせるのに驚きました。これはなかなか名カヴァーですよ。オリジナルアレンジでも歌ってほしいですね。C/Wは、子門真人が歌った名曲「ライオン丸のバラード・ロック」(作・編曲:筒井広志)のカヴァー。こちらはアコースティックなアレンジで、ソウルっぽいバラード・ロックになってます。

風よ光よ/ライオン丸のバラード・ロック (串田アキラ)[MAXI]

 : アルバムジャケット


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