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2006年12月22日 (金)

大野雄二 & Lupintic Five“LUPIN THE THIRD JAZZ LIVE” in Blues Alley

 2週間も前のことになりますが(汗)、大野雄二 & Lupintic Fiveの“LUPIN THE THIRD JAZZ LIVE”に行ってきました(バンド名の「大野雄二」は「Yuji Ohno」と英語表記が正式ですが、このほうがわかりやすいので)。

 会場は目黒のBLUES ALLEY JAPAN

 予約した席に案内されると、ステージの脇にぴったりついたところ。おかげで、大野雄二先生の演奏を1.5mの至近距離で見&聴けました。

 この日の曲目は以下のとおり。

1st stage
・LUPIN AU GO GO (バンドのテーマ曲になっている短い曲)
・HOT SAMBA
・JUMPIN', DIPPIN'
・ミシェル
・ISN'T IT LUPINTIC?
・銭形のテーマ
・BOSSA DIAMANTE
・最も危険な遊戯のテーマ
・トルネード

2nd stage
・LUPIN AU GO GO
・CRAZY TUKUTUKU
・COOL SAMBA
・ルパン三世 愛のテーマ
・ラヴ・スコール
・Cool For Joy
・The Christmas Song
・赤鼻のトナカイ
・炎のたからもの
・ルパン三世のテーマ

Encore
・Holy But Easy

 よかったですよー。
 2曲のクリスマス・ソングと「最も危険な遊戯のテーマ」以外はルパン三世からの選曲。といっても、大野雄二のアルバム「LUPIN THE THIRD JAZZ」versionなので、70-80年代のルパンの音を想像すると裏切られます。もっとゴリッとした、男臭いジャズになってます。要するに昔の音 とは別ものです。今の大野雄二が生バンドでやるルパンだから、これでいいんですよ。
 バンドは鍵盤、ドラム、ギター、ベース、トランペット、サックスの6人。鍵盤の大野先生をのぞく5人がLupintic Fiveなんですな。これだけの人数ですが、骨太のパワフルな音を聴かせてくれます。特にペットとサックスが同時に鳴ると、「あ、これが大野雄二の音だ よ」と思わせられるから不思議。
 大野先生はスタンウェイの生ピアノとローズ・ピアノを弾いてました。最近はシンセでサンプリングのローズの音を出す例も多いですが、ちゃんとホンモノのフェンダー・ローズです。ひじ打ちが入ったりして、スタイリッシュな昔のルパンと比べると、エネルギッシュでホットなスタイル。
 こういうのが、ルパンから30年を経てたどりついた、大野先生が今やりたい音楽なのでしょう。

 せっかくだから、ルパンだけではなく、ほかのアニメや映画・ドラマのテーマも、こうやってジャズバンドでやってほしいと思いました。「LUPIN THE THIRD JAZZ」じゃなくて「大野雄二JAZZ」でいいじゃないですか。『キャプテンフューチャー』や『スペースコブラ』のテーマやBGMのジャズバンド・ヴァージョン、ぜひ聴きたいですよ。

LUPIN THE THIRD JAZZ
 大野雄二自身が『ルパン』の曲をピアノトリオで演奏した、シリーズ1枚め。ヒットアルバムとなった。もともとジャズピアニストの大野雄二がリードアルバムとしてリリースしただけに、イロものではないよ。

 : アルバムジャケット

LUPIN THE THIRD JAZZ 2nd
 2枚めは3人の女性ヴォーカルをフィーチャーして、「ラヴ・スコール」「炎のたからもの」などを英語詞のジャズヴォーカルで聴かせる。

 : アルバムジャケット

LUPIN THE THIRD JAZZ CHRISTMAS
 おなじみのクリスマスソングから、『ルパン』の曲、そしてオリジナル曲をピアノトリオで。今の季節にピッタリの1枚。

 : アルバムジャケット

LUPIN THE THIRD JAZZ cool for joy
 このオレンジ色に黒いシルエットのおしゃれなジャケは、大野雄二のアイデアによるもの。『ルパン』の曲だけでなく、ジャズのスタンダード・ナンバーやオリジナル曲も取り入れた、本人もお気に入りのアルバムである。

 : アルバムジャケット

 

LUPIN THE THIRD JAZZ the 10th ~New Flight~
 JAZZシリーズの10作目。このアルバムから、トリオではなく、大野雄二が新たに結成したバンド"Yuji Ohno & Lupintic Five"の演奏になっている。ちなみに"Yuji Ohno & Lupintic Five"は大野雄二と5人のメンバ(Drms,Gt,Bss,Tp,Sax)によるバンドで、6人編成。上記のライブでの演奏も、この6人のオリジナルメンバーだった。若手実力派をそろえて、ぐっと若々しいHOTなサウンドが聴ける。

 : アルバムジャケット

LUPIN THE THIRD "SEVEN DAYS RHAPSODY" original soundtrack
 "Yuji Ohno & Lupintic Five"の2枚めは、TVスペシャル『ルパン三世 セブン・デイズ・ラプソディ』のサウンドトラックとしてリリース。しかし、本編には使われていない曲も含まれている。これはオリジナルではなく、一応番組のために書いたが使用されなかったのだとか。サントラとはいえ、アルバムとしても聴けるように作られた最新作。

 : アルバムジャケット

Yuji Ohno,You&Explosion Band -Made in Y.O.-
 これはジャズアルバムではなく、昨年発売された、大野雄二のセルフカヴァー・アルバム。なつかしい"Yuji Ohno, You&Explosion Band"という表記が泣ける。『野生の証明』『犬神家の一族』『最も危険な遊戯』といった映画音楽から、『水もれ甲介』『大追跡』『マー姉ちゃん』などのTVドラマ、『キャプテンフューチャー』『スペースコブラ』『マリンエクスプレス』といったアニメ、それにNHK『小さな旅』や「24時間テレビのテーマ」、CMソングまでカヴァーした2枚組。もちろん『ルパン』も。曲によって、オリジナルとの違いが気になったり、新たな解釈に感動したり、いろいろ。しかし、過去の曲を化石にしないで、「今」の音楽として演奏し続けることも大事だなと思わせる。いい曲はそうやって、残っていくのだから。

 : アルバムジャケット

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