Soundtrack Pub

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

« SOS大東京探検隊 | トップページ | さようなら朝日ソノラマ »

2007年6月 4日 (月)

羽田健太郎先生、死去

 作曲家でピアニストの羽田健太郎先生が、6月2日深夜、肝細胞癌のため死去されました。享年58歳。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070604NT000Y72104062007.html

 言葉もないです。

 2003年の『爆竜戦隊アバレンジャー』以来のおつきあいでした。『アバレンジャー』では録音現場におじゃまして、生ピアノを聴けたことに感激しました。

 思えば、1978年の『宝島』の音楽に魅せられて以来のファンで、TV、映画のお仕事をずっと追いかけていたのでした。
 好きな作品は、『宝島』『スペースコブラ』『超時空要塞マクロス』『おにいさまへ…』。
 宮川泰先生との共作で手がけた『宇宙戦艦ヤマト 完結編』の音楽も忘れられません。
 TVドラマでは、『西部警察Part2』『渡る世間は鬼ばかり』、映画では『戦国自衛隊』『復活の日』『さよならジュピター』などの大作SFが印象に残っています。

 スタジオや楽屋でお目にかかると、「まねき猫さん?」などと気さくに話しかけてくれました。テレビでおなじみの、だじゃれまじりのおしゃべりが本当に楽しく、笑いが絶えなかったことを思い出します。

 コロムビアミュージックエンタテインメントから羽田先生の映像音楽の仕事の集大成『ハネケン・ランド』が発売されたとき、お手伝いで『おにいさまへ…』からの収録分を選曲させてもらいました。ちゃんとした形で世に出ていないのがもったいない名曲ばかりで、いつか単独アルバムとして発売したいと願っていました。『おにいさまへ…』は羽田先生もお気に入りの作品で、商品化実現の暁には作曲秘話などうかがおうと思っていたのです。

 羽田先生の映像音楽デビュー作『宝島』も、まだCD化されていない音源が残っています。のちのシンフォニー志向とはちょっと違う、ワイルドな魅力に満ちたこの作品の音楽は、若きハネケンの青春を感じさせる傑作です。いずれ完全版としてリリースできれば、と思っていました。

 『宝島』完全版と『おにいさまへ…』初アルバム化。2つの悲願を実現する前に、羽田先生が先に逝ってしまうなんて……。

 そりゃないですよ、先生……。

 あのハネケンサウンドが、華麗なピアノが、楽しいおしゃべりが、もう聞けないかと思うと、ほんとうに残念で、そして、悔しい思いでいっぱいです。

« SOS大東京探検隊 | トップページ | さようなら朝日ソノラマ »

コメント

突然の訃報に愕然としております。まだ58歳とは・・・。
3月下旬に「題名のない音楽会」の公開録画に行ったのですが、とてもお元気そうで、ゲストの中村紘子さんと老後のことを語り合っていたのが微笑ましい感じでした。
今夜は「夏への扉」のサントラを聴いて、故人をしのびたいと思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 羽田健太郎先生、死去:

» 訃報:羽田健太郎さん、逝く [Don's blog]
 ニュースで、ハネケンこと羽田健太郎[Kentaro Haneda]さんの訃報を [続きを読む]

« SOS大東京探検隊 | トップページ | さようなら朝日ソノラマ »