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2007年7月13日 (金)

帰ってきたナッキー!「生徒諸君!」

 番組は終わってしまいましたが、テレビ朝日系で放映されていた『生徒諸君!』のサントラ、なかなかの名作です。

 ドラマは現在連載中の『生徒諸君!教師編』が原作。1977年から1987年まで連載された庄司陽子の人気漫画『生徒諸君!』の続編です。かつて「悪たれ団」を率いて活躍したナッキーが、中学教師となって奮闘する物語なのですよ。

 『生徒諸君!』(学生編のほう)は読みましたよー。涙、涙。ラストは教師になって戻ってきたナッキーの姿で終わっているので、『教師編』はまさに待ち望まれていた続編です。
 しかし、連載終了から20年が過ぎて、ナッキーをめぐる教育事情、中学校事情は一筋縄ではいかなくなっている。「学園もの」のやりづらい時代です。

 ドラマは内山理名がナッキー役。渡辺いっけい、小林稔侍ら、志賀廣太郎ら、くせのある教師側と対照的に、掘北真希ら、フレッシュな生徒たちの活躍が印象的でした。『生徒諸君!』の魅力であるパワフルな面白さを残しつつ、「残酷な今を生きる」少年少女たちへ普遍的なメッセージを伝えようという、意欲的な作品になっていました。

 そして音楽は、水谷広美、柳田しゆ、コーニッシュの3人が連名で担当。あまり名前を見かけない、若い音楽家です。サントラのライナーによれば、冒険を承知であえて若い3人に競作させたのだとか。結果は大成功で、生きのいい快作が生まれました。

 ナッキーのテーマである「アリーバ!」はラテンのリズムにブラスが力強く歌う曲。"Arriba"というのはスペイン語で「上」を意味する言葉で、英語でいうと"Up"、「立ち上がれ!」とか「元気だせ!」とか「最高!」とかいう意味になる。

 また、友情のテーマともいえる「Being a friends」は、洋画の青春ものを思わせる感動的な曲。鼓動の高まりを表すようなリズムとともに、金管のメロディが盛り上がっていきます。

 このナッキーのテーマと友情のテーマの2つが軸となり、さまざまなアレンジ曲が作られています。昨今のサントラは、メインになるメロディを作ってさまざまにアレンジしていく、という方式でないものが多いんですが、久しぶりにメロディのよさを楽しめる、サントラらしいサントラを聴きました。
 もう1曲選ぶなら、中東風の旋律とコーラスで3TDのダークな雰囲気を描写した「Our 3TD」が聴きもの。

 フレッシュな才能が肩を寄せ合ってできたこのサントラ、新しい映像音楽の旗手の誕生を予感させる、うれしい1枚です。

 解説は早川優氏が担当。歴代『生徒諸君!』映像作品にも言及した行き届いた解説が読ませます。

生徒諸君! オリジナルサウンドトラック

 : 生徒諸君! オリジナルサウンドトラック

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コメント

またしても 観逃していたドラマ。この初夏のドラマはサントラ秀作が多かったのですね。やっぱり1話だけでもチェックしなくては・・・。ところで、「ハゲタカ」サントラ出るみたいですね。こちらは予約しました。「プリキュア5」のサントラリリースも決まったみたいで楽しみ。でも、「五條さんのベストアルバム」、「電王サントラ」は 資金難で まだ 買えていないのです。来月こそは・・・。

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