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2007年9月10日 (月)

行ってきました「蒔田尚晃と冬木透の宇宙」

 9月5日。すみだトリフォニー小ホールで開催されたコンサート

 「蒔田尚晃と冬木透の宇宙」

に行ってきました。

 プログラムは、冬木透が本名・蒔田尚晃の名で書いた純音楽作品と、冬木透名義による商業音楽作品をとりまぜて演奏する内容。

1.コラール前奏曲 (蒔田尚晃)
2.無伴奏チェロソナタ (蒔田尚晃)
3.魔笛の主題による変奏曲 (冬木透)
4.ピアノのためのソナチネ (蒔田尚晃)
5.帰ってきたワンダバ (冬木透)
6.ピアノのための交響的組曲「瀬戸内」 (冬木透)

(休憩)

7.封印の書 (蒔田尚晃)
8.交響詩「ウルトラセブン」 (冬木透)
9.3年B組の木遣り歌 (蒔田尚晃)

アンコール:ウルトラの母のバラード (冬木透)

 演奏は正規のオケではなく、蒔田尚晃の教え子たちによる混成演奏家チーム。ピアニスト5人、ヴィオラ奏者1人、チェロ奏者1人、パーカッション奏者1人という8人だけです。

 前半では、「帰ってきたワンダバ」に感激。『帰ってきたウルトラマン』M63,M3,M71,M21をベースにビブラフォンとピアノでアレンジしたミニ組曲です。『帰マン』のBGMはやっぱりいいなぁ。ビブラフォンって、冬木先生の音の中でもとても目立ってるんですね。
 そして、「交響的組曲「瀬戸内」」は『鳩子の海』の劇中曲をアレンジした作品。懐かしくあたたかい旋律に胸が熱くなります。

 後半では前衛的かつダイナミックな「封印の書」に圧倒されました。パーカッションとフルートがスリリングな掛け合いを聴かせる曲です。こんな曲も手がけていたとは、冬木音楽は奥深い。
 本コンサートのメインプログラムとなる「交響詩ウルトラセブン」。しかし、前述したように演奏者はたった8人。これで「交響詩」が演奏できるのか!?
 なんと、みごとなアレンジで聴かせてくれました。2台のピアノに2人ずつピアニストがついて連弾。ヴィオラ、チェロとパーカッションが2人。ピアニスト1人がパーカッション演奏を担当したのですね。
 ピアノ連弾が2組だからピアノ4台と同等の効果があります。高音と低音をうまく重ねて、音に厚みと立体感を出している。「1人のオーケストラ」と言われるピアノですから、これだけでも音が豊かにきこえるんですよ。ホルンをピアノのグリッサンドで表現するアイデアには驚き。
 そして、パーカッション。ここでもビブラフォンが効いてます。第一楽章冒頭の侵略者の主題でビブラフォンがポーンと入ると、たちまちウルトラセブンの音になる。
 なお、原曲は第四楽章でギローンというピアノの内部奏法(ピアノの弦を金属でひっかく音)が入るんですが、それは再現されてませんでした。やはり、ピアノが痛むからなのか…。

 アンコールには冬木先生が登板し、この日の朝書き上げたという「ウルトラの母のバラード」の演奏会用ピースを指揮されました。実はこの日演奏された「交響組曲「瀬戸内」」や「交響詩ウルトラセブン」は冬木先生の編曲ではないんですね。が、この「ウルトラの母のバラード」は冬木先生の手によるもの。まぎれもない「冬木透の音」にじーんときました。

 終了後、冬木先生にごあいさつ。
 演奏会、もっとやってほしいなぁ。今なら、「シルバー假面」&「怪奇大作戦セカンドファイル」の演奏会もいけますよ!

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