Soundtrack Pub

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

« 「灰羽連盟」幻の挿入歌 | トップページ | 川井憲次コンサートまで、あと1週間! »

2007年10月28日 (日)

時代劇アニメ「ストレンヂア」見参!

 以前、NHK木曜時代劇『陽炎の辻』を「佐藤さん初の時代劇」と紹介してしまいましたが、ごめんなさい! 作曲はこちらのほうが先なんだそうです。佐藤直紀さん初の時代劇作品は、時代劇アニメ『ストレンヂア 無皇刃譚』でした。

 しかし、アニメとあなどることなかれ。劇場の大画面で鑑賞してもらいたい作品です。それだけの迫力、そして心意気がある。画面構成、アクション、サウンド、どれも「映画」と呼ぶにふさわしいクオリティに仕上がっていて、圧倒されます。

 サントラは劇中使用曲をほぼ網羅。本編使用順に沿った構成で映画の興奮がよみがえります。クレジットにはありませんが、選曲・構成は作曲の佐藤さん自身。曲タイトルは安藤真裕監督によるものです。
 聴きどころは、パーカッションを主体にした高揚感たっぷりのアクションテーマ「羅刹の宴」「双黒の鬼」「疾風戦野」、いかにも佐藤さんらしい、主人公「名無し」のテーマ「出会い…」「空の涯てまで」、モロッコの楽器を使ったという「穢れなき悪戯」など。和風のように聞こえるけれど、邦楽器ではなく、あえて海外の民族楽器などを使ったというサウンドがユニークです。映画ゆえ、同じモチーフを使った変奏が多く作られていますが、その繰り返しも映画的感動を呼ぶのですね。

 ブックレットには、安藤監督、若林和弘音響監督、佐藤さん3人の鼎談を掲載(取材・構成は氷川隆介氏)。音楽メニューとともに1曲ずつ、「この場面にどうしてこの音楽なのか」、三者それぞれの立場からのコメントが語られています。銀色のインクがちょっと読みにくいのが残念ですが、サントラファン、佐藤直紀ファン必読の興味深いテキストになっています。

 都内ではあと1週間ほどで主要館の劇場公開は終了。未見の方は、いまのうちにどうぞ。

ストレンヂア 無皇刃譚 オリジナル・サウンドトラック

 : ストレンヂア-無皇刃譚- オリジナル・サウンドトラック

« 「灰羽連盟」幻の挿入歌 | トップページ | 川井憲次コンサートまで、あと1週間! »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 時代劇アニメ「ストレンヂア」見参!:

« 「灰羽連盟」幻の挿入歌 | トップページ | 川井憲次コンサートまで、あと1週間! »