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2007年11月27日 (火)

1枚で2度おいしい「ガリレオ」

 眼鏡&理系ブームに乗って(?)探偵ガリレオ登場!

 フジテレビ系で放映されているドラマ『ガリレオ』のことです。

 原作者の東野圭吾は、佐野史郎をイメージして主人公・湯川学を書いたそうですが、ドラマ版はシンガー・ソングライターの福山雅治が主演。相棒役も、原作では男性刑事・草薙(ドラマでは北村一輝)が務めていたのを、ドラマ版では柴崎コウ演じる女性刑事・内海薫に割り振られています。それゆえ、基本的には原作にのっとっている各エピソードも、微妙に展開やテイストが異なっている。それがドラマ版ならではの見どころにもなっています。

 さて、音楽は福山雅治と菅野祐悟の共作。サントラ盤は、前半が「福山雅治SESSION」、後半が「菅野祐悟SESSION」という構成で、ふたりの才能が楽しめるアルバムになりました。


<収録曲>

[福山雅治SESSION]

  1. vs. ~知覚と快楽の螺旋~   
  2. 覚醒モーメント
  3. KISSして(jazz ver.)
  4. vs. ~知覚と快楽の螺旋~(guitar × piano ver.)
  5. 覚醒モーメント(mid funk ver.)
  6. KISSして ~epilogue~(solo piano ver.)

[菅野祐悟SESSION]

  1. 探偵ガリレオ
  2. 帝都大学
  3. 燃える
  4. 物理学科第十三研究室
  5. 転写る
  6. 霊視る
  7. 湯川学×内海薫
  8. 予知夢

 タイトルバックで流れるギターのカッコいいテーマ曲は福山雅治の作。「vs.~知覚と快楽の螺旋~」という思わせぶりなタイトルが秀逸です。
 福山さんはエンディング主題歌「キスして」も手がけています。「キスして」のアーティストとしてクレジットされている「KOH+」は、福山雅治(作詞・作曲・ギター)と柴崎コウ(ヴォーカル)のユニット。軽快なスキャットで始まるイントロが実にいい。主題歌と劇中曲を同じ作家が手がけているので、主題歌が浮かずにしっくりなじんでいる。
  特筆すべきは、福山SESSIONのアレンジャーとして、福山さんとともに井上鑑の名がクレジットされていることですよ。井上鑑といえば、「ルビーの指 環」のアレンジャーであり、『SF新世紀レンズマン』の音楽監督。といえば、『ガリレオ』における福山SESSIONのサウンドの方向性がなんとなく見えてきます。

 一方、湯川が事件の謎を解く場面などに流れるチェレスタのミステリアスな曲(「探偵ガリレオ」)は菅野祐悟の作。これが菅野流<ガリレオのテーマ>で、アルバムでは6分に及ぶミニ組曲として収録されてます。原作の雰囲気はどちらかというとこちらです。「燃える」「転写る」「霊視る」などエピソードのタイトルがつけられた曲は、いかにも探偵ものらしいナンバー。菅野SESSIONは、ときにミステリアス、ときにクラシカルに、やや時代がかった探偵物語風のタッチに仕上げられています。

 キャラクター性を押し出した福山SESSIONとミステリーものの雰囲気をみごとに作り上げた菅野SESSION。2つの個性が刺激しあうことで、1枚で2度楽しめる快作に仕上がりました。ぜひ、MAXI「キスして」とあわせて聴いてほしいです。

ガリレオ オリジナル・サウンドトラック

 : ガリレオ オリジナル・サウンドトラック

キスして (KOH+) [DVDつきMAXI single]

 : キスして

 来る12月14日には、サントリーホール小ホールで菅野祐悟さんのリサイタル(ピアノとオーケストラによる)が予定されているのですが、すでにチケットは完売だそうです。もちろん確保してますよ。行きますよー。

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