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2007年12月

2007年12月26日 (水)

光宗信吉が挑むミュージカル「DEAR BOYS」

 新宿スペース・ゼロで公演中のミュージカル『DEAR BOYS』を観ました。
音楽を担当しているのが『ナースエンジェルりりかSOS』『少女革命ウテナ』の光宗信吉さん。光宗さんに取材した折に、ご招待いただいたのです。

 バスケットボールを題材にした少年コミックのミュージカル化ですが、カテゴリとしては、ミュージカル『テニスの王子様』と同じ系統です。女性向けの…、美少年ミュージカルとでもいうのかな…。

 なので、ちょっと緊張して観にいったのでした。

 客席は99%女性。
 でも、みなさん、わりと静かに観覧してます。視線は熱いけど。もっと黄色い声援が飛んでるのかと思ってました…。

 舞台は、なかなか面白い。びっくりするのは、本物のボールを使ってステージ上でバスケットボールを実演してることです。『テニプリ』はテニスシーンでも本物のボールは使わず、光が舞ってるだけですが(観たことないので伝聞です)、さすがにバスケットだとボールを使わないわけにはいかなかったのだとか。

 そのため、役者陣は歌や芝居・ダンスのみならず、バスケットボールの特訓も受けたそうです。ステージ上でドリブルしたり、パスを回したり、シュートを打ったりしてるのを見てると、「客席にボールが飛んでこないか」とハラハラ。そんな場面が一度もなかったのに感心しました。

 物語は、部員が足りなくてろくに活動できてないバスケットボール部に転校生が入部し、少年たちがふたたびバスケットへの情熱を取り戻していく…という正統派青春スポーツものです。ライバル校のコーチ・下條薫がエキセントリックな役どころで、実にいい味出してます。
 女性キャストは、美人コーチと美少女マネージャの2人だけ。でも、恋愛もようは一切なし(笑)。ひたすら男の子がかっこいいステージなのです。

 ミュージカルは久しぶりという光宗さんの音楽は、すばらしい出来です。壮大な序曲。ゲームのシーンではビートを効かせた高揚感いっぱいの音楽。少年たちの友情を表す感動の曲。そして、歌の数々。ドリブルの音を模したサウンドでリズムを表現する工夫も面白い。

 少女ものが多い印象の光宗さんですが、『遊戯王』のようなアクション系の作品もあるんです。光宗さんらしい流麗な旋律に激しいリズムが加わって、さわやかで躍動感にあふれたサウンドを聴かせてくれます。

  「そういえば光宗さんにスポーツものってなかったなぁ。意外とハマってる!」

 そんなことを思いながら2時間余りを楽しみました。

 この路線、ぜひアニメでもやってほしい。

 そして、『テニプリ』に続いて、ミュージカル『DEAR BOYS』も第2弾、3弾と続いていくことを祈ってますよ。


<2008/1/17追記>
Live CD出るそうです!

ミュージカル「DEAR BOYS」 (LiveCD)

2007年12月22日 (土)

聖夜の奇跡 菅野祐悟クリスマスコンサート

 いやあ、いいコンサートでした。
 12月14日。サントリーホール ブルーローズ(小ホール)で開催された菅野祐悟さんのクリスマスコンサート「聖夜の奇跡」。
 菅野さんにとって、この夜が初のコンサート。「チケットが1枚も売れなかったらどうしよう」と心配だったそうですが、チケットは完売。満席でした。
 見渡すと、若い女性のお客さんが多い。若い人に人気のあるドラマを手がけているからでしょうか。映像音楽のコンサートではあまり見かけない情景です(^^;

 オケは菅野さんのピアノ、弦が6・4・3・3・2、フルート×1、オーボエ×1、クラリネット×1、トランペット×1、トロンボーン×2、ホルン×2、ハープ×1、パーカッション×3、シンセサイザー×1、それに女声コーラス3人という編成。指揮は菅野さん自身です。

 CD化されていない『明智光秀~神に愛されなかった男~』の曲からスタート。将来「菅野祐悟ベスト」が発売されるなら、ぜひ入れてほしいダイナミックな曲です。

 続いて、菅野さんのオリジナルを5曲。これがよかった。聴いていると映像が浮かんでくるような、イメージ喚起力のある曲なのですよ。これが菅野さんの持って生まれた作風なんでしょう。「Nigth music」は中東風のエキゾチックなメロディ。ほかの曲は、いかにも菅野さんらしいフランス音楽の香りがする。

 『ハケンの品格』のメインテーマから映像音楽の世界へ。『バンビーノ!』『ホタルノヒカリ』と人気ドラマが続きます。女性のお客さんが多いのもムリないなぁと。

 第2部は、現在放送中のドラマ『ガリレオ』『SP』、そしてこのコンサートの翌日が公開日となる『スマイル~聖夜の奇跡』から。『ガリレオ』からの「絞殺る」では妖しい女声コーラスが生で聴けたのが感激でした。この曲、サントラには入ってないんです。最後は、菅野さんが初めて手がけたドラマ『ラストクリスマス』から。

 アンコールは、私の好きな『アテンションプリーズ』! この作品から菅野さんに注目し始めたんですよ。そして、『あいのうた』テーマを菅野さんのピアノソロで演奏。
 あいさつで「最初のコンサートがサントリーホールでできて幸せです」と語る菅野さんの言葉を聴きながら、「こちらこそ、幸せな気持ちになりましたよ」と心の中で答えてました。幸せな気持ちで席を立てたすてきなコンサートでしたね。

 菅野さんとお会いしたことなかったんですが、楽屋でごあいさつさせていただきました。いつかじっくりお話を聞きたい。
 次のコンサートは、ぜひ、サントリーホール大ホールで!


<set list>
1部

  1. TVドラマ『2007年新春スペシャル 明智光秀~神に愛されなかった男~』より
    信長のテーマ 
  2. Night music (未発表曲)
  3. アトリエ (未発表曲)
  4. My Prose (未発表曲)
  5. Song for friends (未発表曲)
  6. ピアノと管弦楽のためのエッセイ (未発表曲)
  7. TVドラマ『ハケンの品格』より
    メインテーマ
  8. TVドラマ『バンビーノ』より
    Trattoria Baccanale
  9. TVドラマ『ホタルノヒカリ』より
    オープニングタイトル ライブ・ヴァージョン

2部

  1. TVドラマ『ガリレオ』より
    探偵ガリレオ
  2. 帝都大学
  3. 絞殺る
  4. 湯川学×内海薫
  5. TVドラマ『SP』より
    Security Police ライブ・ヴァージョン
  6. Sacred Place
  7. 映画『スマイル ~聖夜の奇跡~』より
    リトルドラマーボーイ 聖夜の奇跡ヴァージョン
  8. Love Theme ~はじめてのキス~
  9. TVドラマ『ラストクリスマス』より
    A Wish Is Applied To A Star

アンコール

  1. TVドラマ『アテンションプリーズ』より
    メインテーマ
  2. TVドラマ『あいのうた』より
    メインテーマ ピアノソロ・ヴァージョン

 この日演奏された曲が収録されたCD。

ハケンの品格 オリジナル・サウンドトラック

 : ハケンの品格 オリジナル・サウンドトラック

バンビーノ! オリジナル・サウンドトラック

 : バンビーノ! オリジナル・サウンドトラック

ホタルノヒカリ オリジナル・サウンドトラック

 : ホタルノヒカリ オリジナル・サウンドトラック

ガリレオ オリジナル・サウンドトラック

 : ガリレオ オリジナル・サウンドトラック

SP オリジナル・サウンドトラック

 : SP オリジナル・サウンドトラック

スマイル~聖夜の奇跡~ オリジナル・サウンドトラック

 : スマイル~聖夜の奇跡~ オリジナル・サウンドトラック

アテンションプリーズ サウンドトラック ~OH PRETTY WOMAN~

 : アテンションプリーズ オリジナル・サウンドトラック

あいのうた オリジナル・サウンドトラック

 : あいのうた オリジナル・サウンドトラック

2007年12月 9日 (日)

スリルと悦びに満ちた一夜。上原ひろみライブ

 12月4日。横浜BLITZで開催された上原ひろみライブに足を運びました。

 上原ひろみのピアノ、一度生で聴きたかったんですよ。というのも、テレビで演奏する姿を観てて、こんなにうれしそうにピアノを弾く人を他に見たことない!と思ったんですよ。

 浜松出身で現在はアメリカ在住。年中、世界各国でライブを開いている人ですから、日本公演のチケットを取るのも大変。東京公演は即日完売。追加公演が決まって、ようやく入手できました。

 今回のライブは、ニューアルバム「タイム・コントロール」の曲を引っ下げてのツアー。上原ひろみは、ピアノとシンセ2台を演奏。ドラムスとベース、ギターが加わるカルテットです。

 期待どおりのスリリングな演奏。本人も言っていたけど、一瞬一瞬が「この夜でしか聴けない音楽」が生まれてくる感じ。特に、ドラムス、ベースとの息がぴったり。

 私も多少鍵盤とバンドをやってるので、ステージ上の乗りがなんとなくわかります。あの猛烈な指づかいはとてもまねできないですが、演奏しながらメンバ同士が無言の会話を交わして音楽を作っていくライブ感はいいなぁ。即興でやってるように見えるアドリブ回しだって、スタジオで相当作り込んでますよ。
 乗ってくるにつれ、山下洋輔ばりのひじ打ち(鍵盤をひじで叩く)まで登場。でも、彼女の場合、アグレッシブとかパッシブとか言うより、ホントに演奏してるのが楽しくてたまらない、という印象なんですよね。
 音楽のシャワーを浴びたような、さわやかで充実した一夜でした。

 アンコールでは、映画『オリヲン座からの招待状』のメインテーマを演奏。本編の音楽は村松崇継さんですが、メインテーマのみ上原ひろみが書いてるんです。奇しくも、この映画の曲を2か月続けて作曲者本人の演奏で聴くことができました。映画はまだ観てないんですけどね…(^^;

タイム・コントロール (上原ひろみ)

 : タイム・コントロール

 前にも紹介しましたが、もう一度…
オリヲン座からの招待状 オリジナル・サウンドトラック

 : オリヲン座からの招待状 オリジナル・サウンドトラック

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