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2008年6月

2008年6月28日 (土)

熱望!「超時空要塞マクロス 総音楽集」

 『マクロス・ザ・コンプリート』は、TVシリーズ第1作と劇場版『愛・おぼえていますか』の音楽を集大成した3枚組アルバムです。
 TVシリーズのサントラ2枚と劇場版サントラを完全収録し、加えて、企画盤「マクロス III」「マクロス IV」に収録された楽曲や、初収録曲を多数フォローした、熱心なファン向けのアイテムでした。

 発売は1992年。OVA『超時空要塞マクロスII』がリリースされた年です。

 サントラ3枚分+αが一度に手に入るので、この構成には拍手を送りました。初蔵出しのミリアの歌や、ビデオ『FLASH BACK 2012』用に編集された「ランナー」の藤原誠&飯島真理ヴァージョン、クリスマスアルバム「銀河に降る雪」用に録られた未沙の歌と3人娘の歌など、マニアックな選曲もいい。満足度の高いアルバムです。

 が、だけど、どうしても言いたい。

 「なんで、あの曲が入ってないのだろう!?」と。

 その曲とは、第1回のラストなどで流れた、主題歌「マクロス」のギターアレンジ。これがカッコよく、印象的で、この曲が聴きたくて「マクロス・ザ・コンプリート」を買ったといってもよい。

 が、入ってないのですよ。実は、『マクロス』のBGMには未収録曲がまだ残っているのです。


<超時空要塞マクロス BGMリスト>
※収録 I=サントラ Vol.1 / II=サントラ Vol.2 / III=ザ・コンプリート

M-Noメニュー収録曲名
マクロス
M-1 彼方の光を求めて(旅立ち) I 旅立ち
M-2~4 闘い I 運命(さだめ)の矢
M-5~6 追跡~漂流(ドッグファイター、マクロス) I ドッグ・ファイター
M-7 華々しく進水(歓呼の中のマクロス) I 進宙式
若者―輝とリン・ミンメイ
M-8 初恋(清純) II ファースト・コンタクト
M-9 憧れ II スターダスト・メモリー
M-10 ときめき(オレンジ色の恋)
M-11 苦悩(あるいは心の傷) II
M-12 追跡(あるいは望郷) II 望郷
M-13 ナウイ友情(ルンルンの気持) III
素晴らしき仲間―人物テーマ
M-14 クローディア(大人の恋) I 悲しき宇宙兵
M-15 未沙 憧れの人 I あ・こ・が・れ
M-16 未沙 追想(遥かなる恋人) II ロング・フォー
M-17 未沙 挫折、涙 I 涙のバイオリン
M-18 マクシミリアンとミリア II メロディアス・愛
M-19&28 グローバル(瞑想、大宇宙の静寂) II 瞑想
敵、枢軸軍
M-20 威容を誇る要塞(超スケールの戦闘機構) II ゼントラディアン大要塞(2)
M-21 枢軸軍の出陣マーチ I ビバ!ゼントラディアン
M-22 枢軸軍・突撃 I 総攻撃
M-23 枢軸軍・偵察 I 偵察
M-24&32 枢軸軍・待ち伏せ I 待ち伏せ
M-25 全師団の大行軍 II ゼントラディアン大要塞(1)
M-26 陰謀(薄い(編成で) III
大宇宙…そして地球
M-27 青く輝く星、地球(ノスタルジア) II ノスタルジア
M-28 ⇒M-19&28
M-29 大宇宙(母の如く広く、深く) II ユニバース
M-30 未知なる空間(神秘) II EMPTY
M-31 眼前の超常現象 III
心理、葛藤、サスペンス
M-32 ⇒M-24&32
M-33 怒り(爆発した感情)
M-34 葛藤、心の揺れ(幼年期の終り) I 幼年期の終り
M-35 裏切り(あるいは陰謀) II ダーティー・ヒーロー(1)
M-36 サスペンスI(不気味) II 潜行(1)
M-37 サスペンスII(恐怖) II ダーティー・ヒーロー(2)
状況、情景
M-38 荒廃の星 III
M-39 廃墟 II 潜行(2)
M-40 鈍く輝く土星(あるいは無人の街)
M-41 夕日にシルエットでマクロス艦
M-42&68 大惨事(パニック) II パッション
M-43 朝(払暁) III
M-44 のどかな午後 III
M-45~46 欠番
M-47 教会のある風景 II 鐘のある風景
街、活気づく人々、生活
M-48 街(活気) III
M-49 カーニバル(あるいは祭のドンチャン) II カーニバル
M-50 建設(復興への躍動) II 復興のひびき
M-51 町内会の人気者(おかしなおっさん) III
M-52 欠番
リン・ミンメイ、ヒットアルバム
M-53 大ヒット曲(これぞデビュー曲) I 私の彼はパイロット
M-54 地球を想う
悲しみ、哀、運命
M-55 沈痛(ある兵士の死) II 沈痛
M-56 哀(1人寂しく) III
M-57~58 悲惨な運命、突き上げる悲しみ I 悲しみのメロディー
M-59 夕日の丘(戦いすんで) III
3人組(女の子)&コミカル
M-60~61 3人組コミカル、いたずら III
M-62 欠番
M-63 希望(足並みそろえて) II 青春の街角
M-64 乙女のララバイ II ララバイ
M-65 女の子の目線(好奇心)
監察軍 ワープフォーメーション
M-66 監察軍の進軍(勇壮に) II スペクタクル
M-67 監察軍の進撃(テンポある戦い) I アクション
M-68 バルキリー猛スピードで飛ぶ II パッション
M-69 トランスフォーメーション
M-70 戦いの前の緊張(はりつめる空気) III
ブリッジ カンマ
M-71 緊張
M-72 驚異
M-73 タッチ音的
M-74 アイキャッチ
M-75 予告用

 「―」を表記したところが、つまり未収録曲でして、10曲あまりが未収録になっているのがわかります。その中には、きっと、主題歌のギターアレンジも、挿入歌のインストも入っているはず……。

 この機会に、どうでしょう、「超時空要塞マクロス 総音楽集」を出してみては? ハネケン追悼企画にもなりますし。よろこぶ人、いると思いますよー!!

マクロス・ザ・コンプリート
 80年代ハネケンサウンドを代表する名曲「ドッグ・ファイター」はじめ、ゼントラディアンの登場テーマとしてよく使われた「ビバ!ゼントラディアン」、スリリングなサスペンス・チューン「偵察」、ハネケンらしいシンフォニック・フュージョン「パッション」など、TVシリーズ楽曲は秀曲ぞろい。そして、TVシリーズのモチーフを織り込みつつ、より重厚でダイナミックなサウンドで圧倒する劇場版BGMの数々。『マクロス』の音楽は永遠です。

 : マクロス・コンプリート

ハネケンを偲んで… 「マクロス RHAPSODY IN LOVE」

 ハネケンこと羽田健太郎先生が急逝してはや1年。亡くなったのが昨年の6月2日でした。

 それと時を合わせるように、『超時空要塞マクロス』のアルバムがまとめてリニューアル復刻されました。

マクロス
マクロス Vol.II
マクロス Vol.III MISS D.J.
マクロス Vol.IV ~遥かなる想い~
マクロス Vol.V RHAPSODY IN LOVE ~マクロスの愛~
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか <音楽編>

 もちろん、新作『マクロスF』が好調なためと、2月に第1作のメモリアルDVD-BOXが発売されたことの相乗効果なんでしょうけど、このタイミングでの『マクロス』CD復活に、なんか偶然以上のものを感じます。

 今回リニューアル復刻されたのは、みな、80年代にビクターからアナログLPの形で発売されたアルバム。当時そのままのジャケ、ライナーに復刻されています(カラーページも)。オリジナルのままの復刻はこれまでなかったのではないかなぁ。

 ちなみに、IとIIが純粋なサントラで、IIIはリン・ミンメイがDJになって送るラジオ番組、という趣向。IVは早瀬美沙をフィーチャーしたアルバム。Vは2枚組になっていて、1枚がドラマ総集編、1枚がハネケンが書き下ろしたシンフォニック組曲です。VIは映画のサントラ。

 TVと映画のサントラを集大成したCD「マクロス・ザ・コンプリート」もお買い得アルバムでしたが、当時のままの構成で1枚ずつ聴ける、こういう復刻もいいなぁと思います。

 今回、注目したいのは「マクロス Vol.V」。

 放送終了後に羽田健太郎が書き下ろしたマクロス・シンフォニー!ときたら、「交響詩ガンダム」と「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」と同じような位置づけですよ(ホントはちょっと違う)。実は私、当時このアルバム買ってなかったんです。「テーマが愛」っていうんでちょっと敬遠してました。あらためて聴いてみたら、

 ハネケンの音だぁ……

 なんか泣けてきちゃいました。

 しかし、ほんというと、この時期のハネケンサウンドを知る者にとって、このアルバムはちょっともの足りない。というのは、『スペースコブラ』などで炸裂していたフュージョン系のカッコいい曲がほとんど入ってないのです。ポップな曲、ロマンチックな曲が多い。それでも、ハネケン節がしっかり聴けるんですね。流れるような弦、あたたかいホルン、きらめく金管、そして、ハネケンらしいキメフレーズ。アレンジの巧みさは、ほんとうに舌を巻きます。

 聴きどころは、おなじみの名曲をメドレー形式でつなぐ「プロローグ マクロス・メドレー」、ラテン風味のトランペットの響きにちょっぴり悲壮感がにじむ「少年兵」、ヨーロッパの恋愛映画音楽をほうふつさせる「RHAPSODY IN LOVE」(ハネケンのピアノも聴ける)、ミンメイのヒット曲が次々と登場してドラマチックに展開する「エピローグ」など。

 SFアクションとしての『マクロス』を期待するとはずれちゃいますが、ハネケンのロマンチックなサウンドが前面に出たアルバムと思えば、なかなかいいじゃないですか。

 あと、ドラマ盤もあなどりがたい。気になるのがBGMです。主題歌のギターアレンジや「0-G LOVE」のシンセ・インストが流れるんですが、これは、「マクロス・ザ・コンプリート」にも入ってない曲です……。

マクロス Vol.V RHAPSODY IN LOVE ~マクロスの愛~

 : マクロス Vol.V

2008年6月24日 (火)

幻の音源があった!? 「パンダコパンダ」

 5月発売のアニメサントラで一番びっくりしたのがこれです。

 「東京ムービー・レコード」という新しいレーベルのCD第1弾。『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』のオリジナル・サウンドトラックですよ!!

 『パンダコパンダ』は1972年、『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』は1973年に劇場公開されたアニメーション作品。「東宝チャンピオンまつり」の1篇として公開されました。
 私もはじめて観たのは劇場でした。それが「チャンピオンまつり」だったのか、上映会だったのか、ちょっと定かでないですが。山田康雄のおまわりさんが登場すると客席で笑いが起きたのを覚えてますから、名画座かな。上映時間40分に満たない小品ながら、「高畑勲と宮崎駿の豪華コンビ作」「『アルプスの少女ハイジ』のルーツ的作品」など、話題のつきない作品です。

 話題の1つが音楽。ジャズミュージシャン佐藤允彦氏による珍しいアニメ音楽なのです。
 佐藤允彦氏のアニメ作品というと、ほかに映画『哀しみのベラドンナ』『ユニコ』、TVスペシャル『満ちてくる時のむこうに』があるくらい。

 そんな話題作ですが、これまでサントラは発売されてなかった。幻の音源だったのです。

 2008年3月に、『パンダコパンダ』『雨ふりサーカス』の2編がリバイバル公開されました。公式サイトが開設され、7月には、特典ディスクつきDVDが新装発売。

 その勢いを借りてでしょうか、ついにサントラ発売となったわけです。いやー、奇跡だ!

 さて、音楽ですが、70年代前半のヨーロッパ映画音楽風とでもいいましょうか、バンド形式で、フルートやオルガン、マリンバの音色が効いたサウンドになっています。
 たぶん、メロディとコードだけ書いて、スタジオで、「じゃ、こんな感じ」「せーの!」、で録ったんではないでしょうか。そんなミュージシャンの息吹が伝わってくるような音楽です。あの楽しい主題歌のアレンジナンバーが聴けるだけでもうれしい。

 東京ムービー・レコード、どんなラインナップが続くのかわかりませんが、渡辺岳夫ものとか、ぜひ満足のいく形で世に出してほしいですね。

パンダコパンダ Original Soundtrack
 主題歌「ミミちゃんとパンダコパンダ」と挿入歌「ねんねんパンダ」のカラオケも収録。

 : パンダコパンダ Original Soundtrack

パンダコパンダ [DVD]
 映像特典は、「高畑勲・宮崎駿対談 in 1994」「高畑勲インタビュー」「絵コンテ」など。

 : パンダコパンダ

2008年6月17日 (火)

これがヒーロー音楽だよ!『炎神戦隊ゴーオンジャー』

 新キャラ・ゴーオンウィングスも登場して絶好調の『炎神戦隊ゴーオンジャー』!

 シフトチェンジャーを使って炎神と会話できるアイデアが秀逸で、素顔の走輔たちと、CGアニメになった炎神たちとのやりとりが毎回楽しい。「~ドルドル」や「ぶいぶいぶい」などの個性的な口調が効いてます。

 そして大橋恵入魂の音楽! 5月に待望の音楽集第1弾が発売されました。

炎神戦隊ゴーオンジャー オリジナルアルバム サウンドグランプリ 1st

 録音時にスタジオで聴いていましたが、あらためてMIXしたものを聴くと、感動もひとしお。最近の戦隊音楽は、力が入りすぎてちょっと難しい音楽になっていたと思うんです。今回の大橋さんの音楽は、オーソドックスな直球勝負。パワフルで清々しい、番組の雰囲気にもぴったりのサウンドに仕上がってます。

 聴きどころは、変身~戦闘開始を飾るM-22とチェイスシーンを想定して書かれたM-35を編集した「Let's Go-On!」、炎神のテーマ(M-16)とエンジンオーの合体~戦闘曲(M-23)を続けた「エンジンオー チューンナップ!」、女性コーラスをフィーチャーした大橋版ゴーオンジャーのテーマ(M-10)がしびれる「正義のロードを突き進む!」、巨大ロボ・パワーアップの曲(M-24)と必殺技のテーマ(M-25)が大迫力の「ガンバルオー剛力無制限!」など。
 いかにも悪のテーマらしいガイアーク関連の楽曲群(「我らガイアークなり」「蛮機獣出撃ぞよ」など)もいい。

 正統派ヒーロー音楽の世界にたっぷり浸れます。

 そして、エンディング主題歌「炎神ファーストラップ」は、スピードル、バスオン、ベアールVそれぞれのヴァージョンのTVサイズを収録。こういう気配りはうれしいよね。

 ゴーオンウィングス関連の曲は第1回録音で収録されましたが、本アルバムには未収録。2nd以降に期待です。後半に向けての追加録音、そして劇場版音楽も楽しみだー!!

炎神戦隊ゴーオンジャー オリジナルアルバム サウンドグランプリ1st

 : 炎神戦隊ゴーオンジャー オリジナルアルバム サウンドグランプリ1st

炎神戦隊ゴーオンジャー [Maxi]
 主題歌も大ヒットばく進中!

 : 炎神戦隊ゴーオンジャー

 

BLUE DRAGON オリジナルサウンドトラックアルバム2
 『ゴーオンジャー』に先駆ける大橋恵のファンタジーアドベンチャー音楽。アルバム第2弾は2枚組で登場!

 : BLUE DRAGON オリジナルサウンドトラックアルバム2

2008年6月16日 (月)

BS「熱中夜話」収録終了!

 6月15日、秋葉原UDXシアターで行われた、NHK BS「熱中夜話」<ヒーローソング・ナイト>の公開収録、終了しました。
 たくさんのご来場、ありがとうございます。

 田中公平先生、唐沢俊一さん、加藤夏希さん、河崎実監督(二部のみ)とともにゲストで出演。どうなるかと思いましたが、まさにSoundtrack Pubや空想音楽大作戦でやっているようなトークセッションになり、ステージ上でも楽しませていただきました。

 収録は2回に分かれ、

 第一夜 ヒーローソング誕生編
  60年代の黎明期~70年代黄金期

 第二夜 ヒーローソング進化編
  80年代~90年代~現代

という構成。アニメ・特撮番組の歴史を歌でふりかえるという、これまでにない切り口の内容になったのではないかと。

 ささきいさおさん、遠藤正明さんの生歌も聴けて、ぜいたくなイベントでした。

 圧巻は、田中公平先生みずからピアノを弾き、歌っての、「菊池俊輔・渡辺宙明 徹底比較コーナー」。放送では全部流れないかもしれないので、会場にいらしたお客さんはラッキーですよ。

 放送は、以下の日程。

<NHK BS2>
 7月10日(木) 24:00~24:44  第一夜 ヒーローソング誕生編
 7月17日(木) 24:00~24:44  第二夜 ヒーローソング進化編

 好評なら第2弾もあるかもしれません。面白かったら、NHKに感想を送ってくださいね。

2008年6月 7日 (土)

【訃報】野田宇宙軍大元帥逝く

 作家・翻訳家として活躍し、「宇宙軍大元帥」の愛称で親しまれた野田昌宏さんが、6日、亡くなりました。本業はテレビ番組ディレクター。自身が手がけた番組「ひらけ!ポンキッキ」の人気キャラクター・ガチャピンのモデルになったと言われています。

 思い出すのはやはりスペースオペラ。『キャプテンフューチャー』や『スターウルフ』はもちろんですが、ハヤカワSF文庫に「スペースオペラ名作選」というアンソロジーがあって、これが私のスペオペ入門でした。野田さん編・訳で『太陽系無宿』と『お祖母ちゃんと宇宙海賊』の2冊が出ていました(1972刊)。

 それから、同じくハヤカワ文庫で出たニール・R・ジョーンズの「ジェイムスン教授」シリーズ。藤子不二雄がイラストを描いていました。これ好きだったんですよー。主人公が四角い鉄の箱みたいなサイボーグ(というのかな? 一応、中に脳が入ってる機械化人間)で、およそヒーローらしくない。いまとなっては、こんな作品を紹介するのが野田さんらしいと思いますね。1972年から'77年にかけて翻訳が4冊出ました。いまでは絶版。再刊、続刊してほしいです。

 『キャプテンフューチャー』がアニメ化されるときはアニメ誌にもコメントを寄せていました。そして、名曲「おいらは淋しいスペースマン」の作詞。ヒデ夕樹の歌唱とともに、野田さんの哀愁たっぷりの詩が忘れられない1曲です。

 ご冥福をお祈りいたします。

SF英雄群像 [文庫]
 スペースオペラの英雄たちを愛情たっぷりにつづった野田さんの名著。「批評」ではなく、「思い入れたっぷりに好きな作品の魅力を伝える」という作品ガイドのスタイルを作り上げ、のちに与えた影響も大きいです。

 : SF英雄群像

キャプテンフューチャー オリジナル・サウンドトラック
 放映当時のアルバムと新たに選曲したBGM集の2枚組。「夢の舟乗り」「ポプラ通りの家」「おいらは淋しいスペースマン」、歌がどれも名曲。大野雄二のディスコ風スペースサウンドに酔います。

 : キャプテンフューチャー オリジナル・サウンドトラック

スターウルフ オリジナル・サウンドトラック
 音楽は前田憲男。弦楽器を使わずに、ブラス主体のオーケストラで書き上げた硬質なサウンド。主題歌は入っていません。

 : スターウルフ オリジナル・サウンドトラック

ヒデタ樹 スーパー・ベスト
 『キャプテンフューチャー』と『スターウルフ』の歌だけほしいという方はこちらを。『海のトリトン』から『スパイダーマン』まで、ヒデ夕樹初のベスト盤。解説は私が書いてます。挿入歌「おいらは淋しいスペースマン」も未収録。これはお得ですよ。

 : ヒデタ樹 スーパー・ベスト

2008年6月 6日 (金)

【告知】BS「熱中夜話」公開収録!!

 “1つのテーマを熱く語り合う”というコンセプトで毎週木曜深夜に放送中のNHK BS2『熱中夜話』。これまで「ウルトラマン」や「巨大建造物」といったマニア心をくすぐるテーマがとりあげられてきました。

 その『熱中夜話』の「ヒーローソング・ナイト」に、唐沢俊一さん、田中公平先生らと一緒に出演します。

番組特集ページ

 放送は以下の日程。

  7月10日(木)、17日(木)
  24:00~24:44

 通常より5分拡大枠です(夏休みスペシャルです)。

 アニメ、特撮番組から生まれた「ヒーローソング」を60年代から現代まで語ろうという(無謀なw)企画です。
 ふだんはスタジオ録りなんですが、今回は、秋葉原で公開収録が行なわれます。

 6月15日(日)
 16:00~18:00 / 19:00~21:00  (2本録り)
 秋葉原UDXシアター 

 司会がビビる大木、田丸麻紀のおふたり。
 パネラーが唐沢俊一、田中公平、加藤夏希、腹巻猫。
 歌のゲストに、藤岡弘、ささきいさお、遠藤正明、という顔ぶれです。(敬称略)

 今回は「アニメ夜話」スタイルとのことで、いつもとは少しフォーマットが違うんですね。

 テレビ収録ではありますが、いつも劇伴倶楽部でやっているイベント「Soundtrack Pub」や「空想音楽大作戦」と同じノリで出ますよー。さて、どんな展開になりますか。もしかして、これ、劇伴倶楽部10周年企画の「Soundtrack Pub特別編」?(^_^;

 ただ、収録時間を見ればおわかりのとおり、44分枠の番組のために収録が2時間…。たぶん、話の大半は放送されないんではないかと…。

 興味をお持ちの方は、公開収録に遊びにいらしてください。

 入場無料。12時から会場で整理券を配るそうです。定員90名。
 ちょっとめんどうですが、ご都合のつく方はぜひどうぞ~

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