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2008年7月14日 (月)

ちょっぴり大人の世界へ 山下康介の「瞳」「Arround 40」

 『花より男子』『鉄板少女アカネ!!』『有閑倶楽部』と、「少女もの(女性もの)ならこの人!」というイメージが定着したかのような山下康介さん。『魔法戦隊マジレンジャー』のときから、華やかなオーケストレーションは話題でしたから、たしかにこの路線、合っています。

 今年はついにNHKの朝ドラに登板! 榮倉奈々主演の『』の音楽を担当しています。最近の朝ドラ音楽は、渡辺俊幸(『どんど晴れ』)、佐橋俊彦(『ちりとてちん』)、そして山下さんと、まるで戦隊シフトですな。
 『瞳』では、トロンボーンをメインにしたテーマ曲が印象的。8分の6拍子で演奏される、暖かくさわやかな、朝ドラらしい音楽です。演奏しているのは日本のトップ・トロンボーン奏者、中川英二郎氏。作曲家・中川幸太郎さんの実弟です。
 テーマ曲の作曲にあたっては、キャラクターや物語よりも「大きな作品性」を表現するサウンドということでトロンボーンがひらめいたのだとか。トロンボーン・メロのテーマというのはあまりないんで、新鮮に響きます。
 また、山下さんは本作で、主人公・瞳が踊るダンス音楽も作曲。オーケストラを得意とする山下さんがヒップホップの曲を書いているところにも注目。残念ながら、サントラには収録されてないんですけどね。

 さて、そんな山下さんが手がけた夜10時台の番組が、『Around 40~注文の多い女たち~』(TBS・金曜ドラマ枠)。天海祐希演じる大人の女性(精神科医!)を主人公に、40歳前後の女性たちの生き方を描いたドラマです。大人の女性が主人公ということで、ちょっと雰囲気が違いますよ。

 サントラを聴いてイメージしたのは、『マグノリアの花たち』という映画でした。『マグノリアの花たち』は1989年のアメリカ映画。ルイジアナ州の小さな町に暮らす6人の女性の長い友情を描いたドラマです。ジュリア・ロバーツ、サリー・フィールドらが等身大の女性を演じて、しみじみと胸にしみる作品でした。
 この音楽を書いているのが、ジョルジュ・ドルリュー! ドルリュー好きの私は、先にサントラを買ってから本編にたどりついたのです。ドルリューの音楽が、実にいいのですね。美しく、ほろ苦く、ポジティブな女性たちの生き方が伝わってくるような名スコア。

 山下さんの『Around 40』の音楽も、美しい中にちょっとビターな味をスパイスに加えて、大人の香りのする音楽に仕上がっています。サントラに収録されたメインテーマや「新たな人生を」「理想と現実」という曲など。きらびやかな「女の子もの」とは一味違う、新しい魅力が聴けると思うのですが、いかがでしょう。

瞳 オリジナル・サウンドトラック

 : 瞳 オリジナル・サウンドトラック

Around 40~注文の多い女たち~ オリジナル・サウンドトラック
 Amazon品切れ中のようです。タワレコHMVセブンアンドワイなど取り寄せ可能のようなのでほしい方はそちらからどうぞ。

 : Around 40 オリジナル・サウンドトラック

★★★こちらも注目★★★

 ドラマの頃から「出ないかなぁ」と言っていたら、ようやく出ました。映画サントラですけど。

クロサギ オリジナル・サウンドトラック

 : クロサギ オリジナル・サウンドトラック

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