Soundtrack Pub

2020年7月
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2008年12月

2008年12月31日 (水)

今、どこを旅しているの? 「Cyber Nation Network BEST」

 「“Sister MAYOベスト”を出すのが野望」と常々言ってる私ですが、今年の暮はMAYOさんとイベントでお会いする機会が2度もあり、ほくほくでした。
 そんなMAYOさんがCyber Nation Network(C.N.N.)として活動していた時代の曲を集めたベストが「Cyber Nation Network Best -10 Years After-」。

 Cyber Nation Networkは、1997年からわずか1年あまりしか活動しなかったユニット。でも、印象的に残る曲が多く、今もファンがいます。上記のベストアルバムは2007年に、デビュー10周年を記念して発売されました。
 サウンド的にはテクノなんですが、メロディがしっかり立っていて、今聴いてもいい曲が多い。戦隊シリーズの歌や「LOVE☆トロピカ~ナ」などのキュートな歌とは一味違うMAYOさんのヴォーカルが楽しめます。
 ボーナストラックには、C.N.N.の相方・平間あきひこさんが自身のサイトで公開していたMona-Lisa名義のゲーム主題歌も収録。

 MAYOさんもCyber Nation Network時代の曲は気に入ってるそうで、「ライブやりたいです」なんて話してました。

 「The Power of Love」や「SUPER VOYGER」などのアップテンポの曲もいいけど、「SILENT MOON」「Thank you, Mama」といったメロウな曲が実にイイ!
 アニメ『ごぞんじ!月光仮面くん』のエンディングテーマに使用された「カラフル」も、番組の印象とは大違いのポップでキュートなナンバー。MAYOさんの魅力満開です。

 これが発売されてしまったので、「Sister MAYO ベスト」はちょっと延期でしょうか? いやいや、C.N.N.でまだ未収録の曲もあるもようだし、野望は捨てていませんよ!


<収録曲リスト>

  1. The Power of Love *
  2. GET MY FUTURE **
  3. Little touch of happiness *
  4. SUPER VOYAGER **
  5. GOOD VIBRATION *
  6. SILENT MOON **
  7. The Power of Love / Extended Cyber Remix *
  8. GOOD VIBRATION / SUPER REMIX *
  9. GET MY FUTURE / Full Power Trance Mix **
  10. SUPER VOYAGER / Universal Doctor Mix **
  11. Thank You,Mama **
  12. VOYAGE *
  13. カラフル ***

    ~Bonus Tracks~ X-box用ゲーム「ファントムクラッシュ」から
  14. Awake to Love
  15. Say hello

* TVアニメ『マスターモスキートン'99』(1997)から
** TVアニメ『ビストウォーズII~超生命体トランスフォーマー~』(1998)から
***TVアニメ『ごぞんじ月光仮面くん』(1999)から
Track14-5 Mona-Lisa名義


Cyber Nation Network Best -10 Years After-
 ジャケはもちろんC.N.N.時代のMAYOさんです!

 : Cyber Nation Network Best

2008年12月29日 (月)

死者たちの終わらないかなしみ「屍姫 赫」

 死者が死者を狩る、衝撃のダークファンタジー『屍姫 赫』。映画やドラマの音楽で活躍する住友紀人さんが手がけた初のアニメ作品です。

 住友さんにとって、この作品は「まるで自分のために用意されたかのような」運命的な作品だったとか。
 というのも、住友さんの音楽には、「生と死」というテーマが常に通奏低音のように流れているのだそうです。たとえばドラマで男女の愛のテーマを書いたとしても、その背景には刹那を生きる人間の「生と死」が表現されている。
 実は、住友さん自身が子どものころから、「生と死」になじんで育ってきたのでした。いわゆる「見える」体験もたくさんしたとか。だから、特にファンタジーの要素のない映画やドラマの音楽でも、「生と死」を意識した音楽を書いてしまう。そんな住友さんにとって、この世に未練を持った死者たちと屍姫との戦いを描くこの作品は、まさに「自分のなじみ深い世界」でした。

 『屍姫 赫』のために書かかれた音楽は、戦いの音楽も、サスペンス音楽も、どこか背後に悲しみを宿している。生身の人間を描く作品を数多く手がけてきた住友さんだけに、重層的で、この世界を生きる人間たちの想いをしっかり受け止めた音楽が出来上がったと感じます。

 選曲・構成は住友さん自身。ほぼ、作曲した順に曲を配したそうです。そうすることで、『屍姫 赫』という作品に対する、音楽家としての理解の深まりを追体験できるようになっています。1曲目「屍達のセレナーデ」は、『屍姫』の作品イメージをストレートに表現した本作のメインテーマ。「最後の聖戦」は、劇中悲しい運命をたどる景世のテーマ。この2曲は、住友さん自身もお気に入りの曲だとか。劇中で使われた挿入歌「眠れる星の蒼い砂」も収録されています。これは子どものころに感じた寂しさ、怖さを表現した曲。3拍子の曲というのは、「郷愁を誘う曲」なのだそうです。

 アニメの音楽に「生と死」というテーマで挑んだ住友サウンド。暗い題材だけに気軽に聴ける音楽ではないかもしれませんが、今年の収穫の1枚。ぜひ聴いてみてください。

屍姫 赫 オリジナル・サウンドトラック

 : 屍姫 赫 オリジナル・サウンドトラック

アンフェア The Movie オリジナル・サウンドトラック
 篠原涼子主演ドラマの映画化。住友さんが自らの代表作の1本に上げる作品です。この作品が『屍姫 赫』のスタッフの目(耳)にとまり、今回の依頼につながりました。

 : アンフェア The Movie オリジナル・サウンドトラック

エースをねらえ! オリジナル・サウンドトラック
 上戸彩主演の実写ドラマ版の音楽集。この作品で住友紀人の名に注目したという人も多いのでは?

 : エースをねらえ! オリジナル・サウンドトラック

コミケット75出店終了!

12月28日。
コミックマーケット75の1日目、無事終了しましたー。

ご来店いただいたみなさま、ありがとうございました!

ゆっくりお話できずすみません。

また、ごあいさつできなかったみなさま、失礼いたしました。

おかげさまで、新刊「劇伴倶楽部 Vol.4 渡辺宙明 1977 -78 Works」は持ち込んだ半分が売れました。

Vol.1、Vol.2は完売です。

Vol.3は多少残部あり。

通販の予定はありませんが、SoundtrackPub等のイベントでも売る予定ですので、興味のある方はどうぞ。

また、どこかでお会いしましょう~。

  Comike75_01

2008年12月26日 (金)

アンデルセン物語 Complete DVD-BOX

 虫プロダクション制作のTVアニメ『アンデルセン物語』のDVD-BOX。2BOXに分かれて発売されたときは購入を躊躇していたのですが、12月17日に廉価版Complete BOXが発売されて、即買ってしまいました。全52話がパッケージされて2万円というお買い得!

 子どもの頃好きだったんですよねぇ。原作のメルヘンをそのままアニメ化したのではなく、ちょっとひねったアレンジになっているのが好きでした。狂言回しの主役2人、キャンティー(増山江威子)、ズッコ(山田康雄)のコンビは、のちの新ルパンを予感させるキャスティング。

 そして、なんといっても歌。『ムーミン』や『ふしぎなメルモ』などの音楽を担当した天才・宇野誠一郎が、エピソードごとに歌を書いているのです。もう、全編、宇野誠一郎メロディの宝庫ですよ。エンディングの「キャンティーのうた」(歌:増山江威子)は何度聴いても涙ぐんでしまう。

アンデルセン物語 Complete DVD-BOX
 DVD14枚組のボリューム。最近はやりの複数枚収録デジパックではなく、1枚ずつトールケースに入ったパッケージです。

 : アンデルセン物語 Complete DVD-BOX

みんなでうたおう ! ミスター・アンデルセン + 20
 宇野誠一郎作曲の歌がたっぷり聴けるソングアルバム。放映当時発売されたアルバムにシングル盤の曲を追加した完全版。中古市場で高値を呼んでいたレア盤の奇跡の復刻です!

 : みんなでうたおう ! ミスター・アンデルセン

☆おまけ

アンデルセン物語(劇場版) [DVD]
 1968年に公開された東映動画(現東映アニメーション)制作の劇場用長編アニメーション。とうぜん虫プロ版とのつながりはないが、こちらもミュージカルじたての名作です。音楽はのちのTVシリーズと同じ宇野誠一郎先生。藤田淑子さんの歌がいいんですねぇ。この作品の歌4曲も上のCDにボーナストラックとして収録されています。

 : アンデルセン物語(劇場版)

2008年12月25日 (木)

12月23日 斉藤由貴コンサート

 「クリスマスイヴイヴの胸騒ぎ」
 そんなキャッチをつけたくなる、刺激に満ちたコンサートでした。

 12月23日に浜離宮朝日ホールで開催された斉藤由貴コンサート。今年3月の渋谷パルコ劇場以来、9ヶ月ぶりのソロコンサートです。前回のレポートでは「全編が一幕の舞台のよう」と記しましたが、今回もそう。斉藤由貴というキャラクターをまるごと楽しむステージでした。

 バックはピアノ、ベース、ドラムス、キーボード、コーラスの5人だけというシンプルな編成。会場が前回の劇場に代わって音楽ホールになったことで、音も格段によくなり、歌声がしっかり響きます。

 前回は13年ぶりのソロコンサートということもあり、歌うだけで精一杯というようすでしたが、今回はリラックスして、歌手のオーラが戻ってきたようです。

 しかし、マニアックな選曲はあいかわらず。1曲目はアルバム『MOON』に収録の「プラハリアン~子供部屋の宇宙~」。続いて3rdアルバム『チャイム』から「自転車に乗って」。こんな調子でシングルカットされてない曲が半分以上を占めてましたが、いっこうに気にならない。むしろファンにはうれしい構成でした。私の好きな「3年目」「予感」が取り上げられたのもうれしかった。

 今回は「実験コンサート」という趣向だそうで、面白いこころみもありました。
 『チャイム』に収録の「いちご水のグラス」という曲。この曲には谷山浩子さんがつけた別の詞があって、それが『風夢』収録の「ひまわり」という歌になったというエピソードがある。そこで、「いちご水のグラス」のメロディに使われなかった「ひまわり」の詞をつけて歌ってみるコーナー。
 また、「卒業」「初戀」「情熱」などの初期のヒットを当時のカラオケで歌ってみるコーナー。懐かしいアレンジにじーんとなったファンも多いのでは。キーも下げず、魅力の高音が変わらずに出るのはすばらしい。
 斉藤由貴さんが客席に質問を出してお客さんが応えるという「斉藤由貴カルトQ」コーナーも。

 客席には「卒業」「初戀」「情熱」3部作を作詞した松本隆さんがいらしていたそうで、緊張のあまり歌詞を忘れる場面もありましたが、それも持ち味。ふんわりのんびりしたトークともども、「斉藤由貴ワールド」なのです。しっかり構成されたコンサートではなく、何が起こるかわからない生の舞台を、客席も楽しんで、応援している。

 ラスト数曲とアンコールはしっかりと歌いきり、暖かい感動が残りました。斉藤さんが退場して、ステージに点灯したクリスマスツリーだけが残っても、拍手は続く。クリスマスイヴイヴにふさわしい、心温まるコンサートでした。

 来年もステージで歌う姿が見られることを楽しみにしています。

 20081223tree


<set list>

オープニング:「Ave Maria」 (アルバム『TO YOU』から)

  1. プラハリアン~子供部屋の宇宙~
  2. 自転車に乗って
  3. 土曜日のタマネギ
  4. 3年目
  5. ひまわり~いちご水のグラス(歌詞・ひまわりver.)~いちご水のグラス

    ~オリジナル・カラオケ・コーナー~
  6. 卒業
  7. 白い炎 (21st century ver.)
  8. 初戀
  9. 情熱

    ☆斉藤由貴カルトQコーナー
     
  10. 12月のカレンダー
  11. Winter Wonderland (カヴァー)
  12. Christmas Night

アンコール

  • 予感
  • ケ・セラ・セラ (カヴァー)
  • Who


この日の曲が収録されたCD

Myこれ!チョイス ガラスの鼓動+シングルコレクション (2008)
 初期の名盤『ガラスの鼓動』の復刻にシングル曲8曲を加えたベスト。オリジナル盤にはない解説つき。
 「卒業」「初戀」「情熱」「土曜日のタマネギ」と人気曲はこれ1枚でおさえられる。

 : ガラスの鼓動+シングルコレクション

チャイム (1986)
 「自転車に乗って」「いちご水のグラス」「予感」収録。

 : チャイム

風夢 (1987)
 「ひまわり」「12月のカレンダー」収録。

 : 風夢

PANT (1988)
 「3年目」「Christmas Night」収録。

 : PANT

TO YOU (1988)
 「Ave Maria」「Who」収録。

 : TO YOU

MOON (1990)
 「プラハリアン」収録。

 : MOON

斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト (2008)
 「白い炎 (21st century ver.)」収録。
 「卒業」「AXIA」「土曜日のタマネギ」「MAY」など、15曲をリアレンジして新たにレコーディングした、「斉藤由貴の今」が聴ける最新アルバム。選曲も凝っている。

 : 斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト

2008年12月23日 (火)

12月17日 「菅野祐悟クリスマスコンサート ~赤い糸~」

 若手No.1との声もある菅野祐悟さんの2回目のコンサート「菅野祐悟クリスマスコンサート ~赤い糸~」。意外性と興奮に満ちたコンサートでした。

 12月17日のめぐろパーシモンホール 大ホール。チケット完売とあって会場は満席。昨年同様、若い女性が目につきます。昨年より会場が大きくなり、オーケストラも60人の編成にグレードアップしました。⇒昨年のレポート

 今期はフジテレビ系で『赤い糸』『イノセント・ラヴ』という2本の恋愛ドラマの音楽を担当している菅野さん。第1部はこの2つの作品から、しっとりとした曲を中心にした演奏です。

 そして、第2部は、菅野祐悟ワールド。今年春に放映された『おせん』、夏に放映されたドラマスペシャル『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった -カウラ捕虜収容所からの大脱走-』、人気ドラマ『ガリレオ』の劇場版からの楽曲を、オリジナル曲2曲をはさみながら演奏。

 ここまでは、ゆったりした曲が続き、「ずっとこのままで行くのかな…」とムクムクと不安が。だって、菅野さんのもう一方の顔である、『SP』『鉄腕バーディー DECODE』などの、アグレッシブでテンションの高い楽曲が1曲も出てきてないではないですか。これは、「<クリスマスコンサート>だし、女性ファン向けに媚びたのか~!?」などと心の中で拳を握りしめていたら…、

 いやあ、やってくれました。ここから先が、さすが菅野さんという構成。

 実は当日のプログラムにも、ここまでしか曲名が掲載されていなかったのです。

 始まったのは、それまでのクラシカルな曲から一転して、ビートの効いたロック! 夏にフジテレビ系で放映された刑事ドラマ『シバトラ』のメインテーマです。
 続いて、『鉄腕バーディー DECODE』から「メインテーマ -SIDE BIRDY-」。やった! これが聴けることを楽しみにコンサートに来たのですよーーー!! 中盤の聴きどころとなるサックスソロでは、それまでステージにいなかったソロ奏者が上手から登場。会場は拍手足踏み喝采のライブ会場のノリに。
 映画『少林少女』から<格闘編>のテーマとなる「少林の師」、ドラマ『SP』メインテーマ「Security Police」と途切れることなく演奏は続き、、会場大興奮のうちに幕。

 アンコールは菅野さんのピアノソロで、この日のために書き下ろされた新曲「Brandnew Step」。「新しい一歩」との思いを込めた曲だそうです。

 オーケストラには、ホンモノのチェンバロ、琴も加わり、ぜいたくな構成。昨年のコンサートでも感じたけれど、楽団員がみんな若い。そして、女性が多い! 弦はよく見かけますが、ホルンやトロンボーン、ファゴットに女性奏者というのは珍しいのでは? チェンバロは「ゆうまお」の名で作曲家としても活躍するMAYUKOさん。琴は赤い和服姿がまぶしいかりんさん。ヴォーカルは昨年のコンサートにも参加した和田由貴さん。見た目にも華やかなオーケストラでした。コントラバスの齋藤順さんは、このコンサートのほんの2日前にお話する機会があり、しっかりと低音の響きに注目して聴いてました。斉藤さんのコンバスは100年ものなんだそうです。

 しっとりした前半から後半しだいにテンション高く盛り上がっていく構成で聴かせる、まるで1本の映画サントラを聴くようなドラマティックで意欲的なコンサートでした。次のコンサートではどんなことをやってくれるのか…、はやくも来年が楽しみです。


<set list>

第1部

  1. 粉雪
  2. Walk away~1度目の出会いは偶然~ (映画×ドラマ『赤い糸』より)
  3. 赤い糸-メインテーマ- (映画×ドラマ『赤い糸』より)
  4. 奇跡~いちばん小さな星~ (ドラマ『イノセント・ラヴ』より)
  5. いつくしみ深き(賛美歌) (ドラマ『イノセント・ラヴ』より)
  6. イノセント・ラヴ -MAIN THEME- (ドラマ『イノセント・ラヴ』より)

第2部

  1. おせん-メインテーマ- (ドラマ『おせん』より)
  2. Nigth Music
  3. ピアノと管弦楽のためのエッセイ
  4. カウラ捕虜収容所からの大脱走 (ドラマSP『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった-カウラ捕虜収容所からの大脱走-』より)
  5. 探偵ガリレオ (映画『ガリレオ・容疑者Xの献身』より)
  6. シバトラ-メインテーマ- (ドラマ『シバトラ』より)
  7. 鉄腕バーディー DECODE メインテーマ -SIDE BIRDY- (TVアニメ『鉄腕バーディー DECODE』より)
  8. 少林の師 (映画『少林少女』より)
  9. Security Police (ドラマ『SP』より)

アンコール

 ・Brandnew Step


 この日演奏された曲が収録されたCD

GIFT ~菅野祐悟ベストセレクション~
 コンサート当日発売されたベスト盤。演奏曲のほとんどがこの1枚で聴ける、まさにベスト!

 : GIFT ~菅野祐悟ベストセレクション~

赤い糸 オリジナル・サウンドトラック

 : 赤い糸 オリジナル・サウンドトラック

イノセント・ラヴ オリジナル・サウンドトラック

 : イノセント・ラヴ オリジナル・サウンドトラック

鉄腕バーディー DECODE オリジナル・サウンドトラック

 : 鉄腕バーディー DECODE オリジナル・サウンドトラック

2008年12月22日 (月)

冨田勲×藤原道山「響 -kyo-」

 今回紹介するのは、以前このブログでも紹介した「響 -kyo-」。冨田勲作品を尺八奏者の藤原道山が演奏したアルバムです。

 この企画を知ったとき、宇宙的・未来的イメージのある冨田サウンドに尺八がはたして合うのか?とちょっと不安に思ったものですが、結果は杞憂。もちろん、和のイメージの楽曲が選ばれているということもありますが、尺八の響きによって冨田サウンドの新たな魅力を感じさせるアルバムに仕上がっています。
 アレンジは数曲をのぞいて冨田先生本人。2ch/5.1ch SACDと2ch CDのハイブリッド仕様。サラウンドシステムがあれば、5.1chの音の広がりを体験できます。

 幸運にも冨田先生のお話をうかがう機会がありました。

 藤原道山のソロアルバムとして作られた今回のアルバム。ふつうなら、バックの演奏は伴奏に徹するところだが、今回は、ソロ楽器と対等の位置づけでアレンジしたとのこと。
 圧倒的な広がりと繊細な響きはまさに冨田サウンド。冨田ファンにもじゅうぶん楽しめる内容になりました。

 音の配置にも工夫をこらし、音を左右に振ったりするのではなく、360度、音に包まれているように聴こえる効果をねらっています。これは、われわれの生活で聴こえる音は、本来2chステレオではなく、周囲からまんべんなく聴こえてくるのが自然だから、その姿に近づけたかったのだとのこと。
 そして、音のタイミングにも工夫が。弦の音などを少し遅らせて鳴らすことで、スピーカーの位置よりも、さらに遠くで音が鳴っているように聴こえるサウンド設計をしているのです。

 ですから、このCDはちゃんとしたサラウンド環境で聴くのが一番楽しめる。冨田先生の意図した音で聴くことができるしくみになっています。

 たとえば「武士の一分」には刀で人を斬る音が挿入されているのですが、サラウンドで聴くと、まず背後で人が斬られ、次に前で人が斬られ、最後は自分が斬られるのが体験できるのだとか。

 とはいえ、ヘッドフォンで聴いても、冨田サウンドの豊かな響きと魅力的な旋律は十分に楽しめます。

 収録曲の中では、源氏物語を題材にした「藤壺・管弦の宴」「紫の上挽歌」がまさに尺八と冨田サウンドの饗宴という仕上がり。「文五捕物絵図」の速いパッセージは尺八向けでないのでは?と思いましたが、さすが藤原道山氏。スピード感のある演奏です。山田洋二監督の映画「武士の一分」「たそがれ清兵衛」のテーマ、NHK番組「街道をゆく」「新日本紀行」のテーマなど、日本人の心に染みるサウンドもしみじみといい。

 また、「アジア古都物語」から「ガンジス川」「ヒンズーの神に祈る少女」と続く一連の曲は、アジアの広大な大地と悠久の歴史を尺八とシンセサイザーで表現した、いかにも冨田勲らしい曲。雄大で、幻想的で、ダイナミックな響きに魅せられます。

 ちなみに「街道をゆく」でヴォーカルを担当しているのは、テルミン奏者のやの雪さん。やのさんはステージでときどきヴォーカルを披露することもあり、その声に魅力を感じた冨田先生がやのさんに参加をお願いしたのだとか。実はやのさんは筆者のテルミンの先生でもあります。
 ほかにも、児童合唱は東映アカデミー、パーカッションには梯郁夫、二十五弦箏が伊福部作品の演奏でおなじみ野坂操壽と、劇音楽にも縁の深いミュージシャンが参加しています。
 そして、「お爺さんの里」に登場する女の子のヴォーカルは藤原道山氏の娘さん。共演者にも注目なのです。

 収録曲の中で、「ひぐらし」は藤原道山氏の即興演奏に冨田先生が背景音をつけたもの。また「文五捕物絵図」と「新日本紀行」のアレンジは冨田先生ではなく、冨田先生の教え子である大嶋大輔さんの手によるものです。全曲冨田アレンジで聴きたかった・・・という思いもありますが、アルバムトータルで聴くと、たしかにこの2曲がいいアクセントになっているのですね。


<収録曲>

  1. 藤壺・管弦の宴 ~「源氏物語」より
  2. 武士の一分
  3. 文五捕物絵図
  4. たそがれ清兵衛
  5. 仏法僧に寄せる歌
  6. 街道をゆく
  7. アジア古都物語
  8. ガンジス川
  9. ヒンズーの神に祈る少女
  10. ひぐらし
  11. 紫の上挽歌 ~「源氏物語」より
  12. 浮舟 ~源氏物語より~
  13. 新日本紀行
  14. お爺さんの里

響 -kyo- 藤原道山×冨田勲
 SACDですがハイブリッド仕様なので通常のステレオで再生できます。

 : 響 kyo

鳳来寺山のブッポウソウ/新日本紀行ふたたび 冨田勲 [MAXI]
 NHK「みんなのうた」のために書かれた曲。冨田先生にとって仏法僧は思い出のある鳥だそうで、歌でも取り上げることに。『響 -kyo-』収録の「仏法僧に寄せる歌」と対をなす作品です。「新日本紀行ふたたび」はヴォーカル・ヴァージョン。

 : 鳳来寺山のブッポウソウ

SoundtrackPub【Mission#11】終了!

 12月20日(土)に開催したSoundtrackPub【Mission#11】、無事終了しました。

 たくさんのご来場ありがとうございました!

 昔話に終始しないよう、「未来」につながる一夜になれば、と思って進めてみましたが、いかがだったでしょうか。
 楽しんでいただけたら幸いです。

 また次回、お会いしましょう!


Soundtrack Pub 【Mission#11】

  劇伴酒場忘年会2008 <劇伴倶楽部の10年を語る>

  出演:腹巻猫、不破了三、尾山ノルマ

  トークゲスト:氷川竜介、早川 優、たぢり東ア研所長、ほか会場のみなさま

 ■開催日時:2008年12月20日(土) 15:00~20:00

 ■会場:スタジオ80(オッタンタ)
  JR線蒲田駅東口(徒歩5分) 03-3738-0080
  http://studio80.org/

 ■チャージ:\1,500(1ドリンクつき)
 (受付後出入り自由)

 http://www3.airnet.ne.jp/haramaki/gekiban/suntrapub/

2008年12月15日 (月)

12月12日 池辺晋一郎プロデュース「ドラマの音符たち」

 12月12日。横浜みなとみらいホール大ホールで開催された、池辺晋一郎プロデュース「ドラマの音符たち」に足を運びました。

 ドラマと音楽をテーマにしたコンサート・イベントですが、予定されていた曲目がなかなかマニアックなもので、「退屈だったらどうしよう」とちょっと心配してたのですが、退屈どころか、1曲目からアンコールまで、まったくダレることのないすばらしいコンサートでした。

 2部構成で、1部は合唱曲中心。池辺晋一郎、松村禎三、三善晃、團伊玖磨、芥川也寸志、という日本を代表する作曲家が手がけたオペラから選曲。團伊玖磨の「夕鶴」だけは間奏曲が演奏されましたが、これがいいアクセントになっていました。ラストは伊福部昭の「交響頌偈  釋迦」から。合唱は一般公募された「みなとみらい“ドラマティック”合唱団」180人と「赤い靴ジュニアコーラス」31人。
 「釋迦」の前には、俳優の林隆三さんがモーツァルトのアリアを歌うという趣向もありました。

 司会の若村麻由美さんと池辺先生が1曲ごとに解説をつけるというぜいたくな構成。NHK「N響アワー」でも3年間コンビを組んだお二人だけに、軽妙なやりとりが楽しい。池辺先生は、「コーラスとオーケストラの語源はギリシャ悲劇にある」と音楽と演劇のルーツから語り起こす話からトークを開始。劇音楽を多く手がけた作曲家ならではの解説で、素人にはとっつきにくい曲でも興味深く聴くことができました。

 はっ、これは、レベルは違うけれども、G-Session Liveと同じ趣向では?(^_^;

 休憩をはさんだ第2部は、池辺晋一郎作品集。大河ドラマ『八代将軍 吉宗』からメインテーマ、実相寺昭雄監督の映画『姑獲鳥の夏』から3曲を演奏。『姑獲鳥の夏』の前には実相寺監督と池辺先生の間でどんなやりとりがあって曲が生まれたかという作曲秘話も語られ、実に興味深かったです。オリジナル演奏に参加しているオンド・マルトノ奏者の原田節さんも参加してのぜいたくな演奏でした。

 「吉宗」の演奏あとには観客がオーケストラ指揮を体験する、『題名のない音楽会』の「振ってみまショウ」ようなコーナーも。「吉宗」なら私も振ってみたかったよー。

 最後は池辺先生の交響曲第5番。これは第2楽章が舞台音楽から派生したもので、さらにそれが映画『スパイ・ゾルゲ』にも使用されたことからの選曲だとのこと。まさに劇音楽と呼ぶべきダイナミックな曲でした。

 アンコールは、池辺先生の大河ドラマの名曲『黄金の日日』のテーマ。この曲が生で、しかも池辺先生の指揮で聴けるなんてーー!! 泣けました。

 ぜひ、第2弾、第3弾を希望します!


<set list>

第1部

  1. 池辺晋一郎:オペラ おしち より
     名前を呼ぶだけで
     悲しみは雪より白く
  2. 松村禎三:オペラ 沈黙 より
     第1幕第1場 火磔
  3. 三善晃:オペラ 支倉常長 遠い帆 より
     ♪一ツとや 広い海原果てさして…
     ♪いとたかきところに オザンナ…
  4. 團伊玖磨:オペラ 夕鶴
     間奏曲
  5. 芥川也寸志:オペラ ヒロシマのオルフェ より
     第3場 未来の夢、花の春、光の子ども達
  6. モーツァルト:オペラ フィガロの結婚 より
     もう飛ぶまいぞ、この蝶々 (ソロ:林 隆三)
  7. モーツァルト:オペラ ドン・ジョバンニ より
     セレナーデ (ソロ:林 隆三)
  8. 伊福部昭:交響頌偈  釋迦 より
     第2楽章 ブダガヤの降魔

第2部

  1. 池辺晋一郎:NHK大河ドラマ 八代将軍 吉宗 テーマ音楽

    ※指揮体験コーナー
     
  2. 池辺晋一郎:映画 姑獲鳥の夏 より
     成熟へのプロセス
     奇妙な子守歌
     分裂する刺客
  3. 池辺晋一郎:交響曲第5番 シンプレックス

アンコール

  池辺晋一郎:NHK大河ドラマ 黄金の日日 テーマ音楽

 本名徹次指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 


NHK大河ドラマ主題曲集 「秀吉」
 NHK大河ドラマ・テーマ曲集。CD2枚組。『八代将軍 吉宗』『黄金の日日』を収録。

 : NHK大河ドラマ主題曲集 「秀吉」

伊福部昭の芸術(8) 特別篇 伊福部昭 卆寿を祝うバースデイ・コンサート
 「交響頌偈  釋迦」を収録。本コンサートと同じ本名徹次の指揮、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏。

 : 伊福部昭の芸術(8)

姑獲鳥の夏 オリジナル・サウンドトラック
 オンド・マルトノをフィーチャーした幻想的な音楽。映像に合わせて作曲するのではなく、「曲名を決めて自由に作曲する」という作り方で生まれたという。。

 : 姑獲鳥の夏 オリジナル・サウンドトラック

2008年12月10日 (水)

川井憲次のリリシズムが香る「櫻の園」「七瀬ふたたび」

 川井憲次さんが音楽を担当した映画『櫻の園』とNHKドラマ『七瀬ふたたび』のサントラが発売されました。

 サスペンスやホラー、SFものが多い印象の川井さんですが、今回発売された2枚は川井サウンドのリリカルな面がたっぷり楽しめるアルバムになっています。

 『櫻の園』は吉田秋生のマンガを映画化。中原俊監督による2回目の映画化です。中島ひろこ、つみきみほ、白島靖代らが主演した1990年公開版は、当時劇場で観ました。今回も新宿のスクリーンで鑑賞。物語は原作からアレンジされ、オリジナルの展開になっていますが、主役の福田沙紀はじめ、寺島咲、杏、大島優子らフレッシュな女優陣の魅力は前作以上かも。不覚にもちょっと涙してしまいましたよ。
 サントラの聴きどころは、やはりクライマックスに流れた5分に及ぶ曲「しあわせの足音」。続く「開かれた扉」とともに、映画の感動がよみがえります。

 『七瀬ふたたび』は筒井康隆原作のSFサスペンス。超能力を持つ娘・七瀬と仲間たちの物語です。NHKでは1979年の多岐川裕美主演シリーズ以来、2度目のドラマ化。1作目の主題歌「風信子(ヒアシンス)どこへ」はよかったですね。今回の主題歌はちょっとドラマに合ってない印象ですが、川井憲次の音楽はすばらしい。こちらも物語は原作からアレンジされ、自らの能力に翻弄されるエスパーたちの悲哀を描くことに主眼が置かれているようです。
 サントラで印象深いトラックは、まず、1曲目を飾る「序幕 ~異能者たち~」。TVスポットでも流れた妖しくも美しいサウンドに引き込まれます。2曲目「Alone ~七瀬ふたたび~」は本作のメインテーマであり、七瀬のテーマ。レクイエム風の「カタストロフ」は劇中よく使われている悲哀曲。超能力者の悲しみを描写する音楽です。そして、アルバム終盤には「悲しみを超えて」「私たちは何処へ行くのか 」「異能者たち」「贖罪」と、“これぞ川井リリシズム”と呼ぶべき曲が続く。川井憲次作品の中でも、ここまで情感を前面に出した作品は珍しいのではないでしょうか。圧巻です。

 2枚のサントラはジャケットにも注目。最近はサントラといっても、俳優の写真を使わないものが多いですが、この2枚は、しっかりと福田沙紀と蓮佛美沙子の写真が使われている。サントラのジャケットはこうでなくては。ジャケットを見るだけで、なんだか幸せになりますね(そんなことないかな)。

櫻の園 オリジナル・サウンドトラック

 : 櫻の園 オリジナル・サウンドトラック

七瀬ふたたび オリジナル・サウンドトラック

 : 七瀬ふたたび オリジナル・サウンドトラック

↓川井憲次ファンはこちらも注目!

GHOST IN THE SHELL-攻殻機動隊2.0 ORIGINAL SOUNDTRACK [Limited Edition]
 「2,0」のためにサウンド・リニューアルされたサウンドトラック。コーラスや弦をオーバーダビングしてリミックスされている。初回生産限定盤はオリジナル・ミュージック・トレーラーを収録したBlu-rayディスク、オリジナル盤制作時のマルチトラックシートを収録したブックレット付き。高音質SHM-CD仕様。12月17日発売!

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2008年12月 9日 (火)

12月8日 鮎川麻弥 Accoustic Live ~Winter~

 12月8日。赤坂グラフィティで開催された鮎川麻弥さんのライブに足を運びました。

 「Acoustic Live 〜winter〜」と題された今回のライブ。タイトルのとおり、編成に大きな特色があります。なんと、キーボード1台とギター1本だけ。ギターはアコースティックギターとエレキギターの持ち替えです。鍵盤も生ピアノではなくてキーボードですから厳密には「アコースティック」ではないんですが、バックを二人だけに絞ったストイックな編成での挑戦に「Accoustic」と名づけたということでしょう。

 これまでのライブでは、キーボード、ギター、ベース、ドラムス、という標準的なバンドをバックに歌っていたので、今回の試みは驚きでした。
 けれど、鮎川さんが歌い始めると、すぐにその意図が納得できました。鮎川さんの歌声がとてもよく響く。ヴォーカルの微妙なニュアンスや息遣いが感じ取れます。
 そして、ステージと客席との間に堺がなく、つながっている感じがするのですね。

 選曲は大半が鮎川さんのオリジナル。アニメソングは「イリュージョンをさがして」「星空のBelieve」「風のノー・リプライ」の3曲。「これをキーボードとギターだけでやるのか!?」と驚きますが、予想に反してまったく違和感なく楽しめました。会場の手拍子がパーカッション代わりというのも、この編成のライブならでは。客席も演奏に参加しているような高揚感があります。

 たぶん鮎川さんは、この空気感を手に入れたくて今回の会場と編成を選んだのでしょう。ステージと客席が一体に感じられるライブ。成功だったと思います。

 そして、2nd Stageの終わりには、豪華賞品があたるクイズ&抽選会が。ざんねんながら筆者には当たりませんでしたが、鮎川さんの飾らない人柄が感じられる楽しいひとときでした。


<セットリスト>

1st set

  1. 愛しいあなたはここにいる
  2. My ア・ラ・カルト
  3. STAR DUST BLUES
  4. Smoky Townをさまよって
  5. エピローグ -DRESS UP THE NIGHT-
  6. 土曜日の恋、日曜日の朝
  7. 何処で逢っても泣かない
  8. ここから

2nd set

  1. A SONG FOR YOU
  2. Merry X'mas,Sorry X'mas
  3. The Cristmas Song (洋楽カヴァー)
  4. Happy X'mas (War Is Over) (洋楽カヴァー)
  5. イリュージョンをさがして (from『機甲戦記ドラグナー』)
  6. 星空のBelieve (from『機動戦士Zガンダム』)
  7. 風のノー・リプライ (from『重戦機エルガイム』)
  8. Jump Up

アンコール

  1. L・O・V・E
  2. 「おやすみ」の頬笑み

2008年12月 8日 (月)

12月6日 G-Session Live 3rd! セットリスト

 あらためまして、G-Session Live 3rd!にお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。

 当日演奏した曲目です。

<set list>

第1部 三沢郷メモリアル

  1. 流星人間ゾーン (『流星人間ゾーン』より)
  2. 流星ビクトリー (『流星人間ゾーン』より)
  3. デビルマンのうた (『デビルマン』より)

第2部 幻の劇伴を追え!

  1. レッドバロン発進(仮) (『スーパーロボットレッドバロン』より)
  2. コンドルのジョーのテーマ(仮) (『科学忍者隊ガッチャマン』より)
  3. メカンダーロボ発進(仮) (『合身戦隊メカンダーロボ』より)
  4. シルバー仮面ファイト(仮) (『シルバー仮面』より)

    ~『快傑ライオン丸』コーナー~
  5. サブタイトル(仮)
  6. 獅子丸のテーマ(仮) 
  7. タイガージョーのテーマ(仮) 
  8. どくろ忍者のテーマ(仮) 

第3部 小林亜星特集

  1. 009ノ1 (『フラワーアクション 009ノ1』より)
  2. アンジェにおまかせ (『女王陛下のプティアンジェ』より)
  3. レッドブルーイエロー (『宇宙大帝ゴッドシグマ』より)
  4. 三匹が斬る!エンディングテーマ (『三匹が斬る!』より)
  5. ブロッカー軍団マシーンブラスター (『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』より)
  6. ファイヤーマン・タイトル~ファイヤーマン(TVサイズイントロver.) (『ファイヤーマン』より)

アンコール

  • いたずらのうた (『魔法使いサリー』より)
  • 流星人間ゾーン


 ライブ中で紹介したCDです。

TV-AGEシリーズ 三沢郷大全 GOH MISAWA SONGBOOK [2枚組]
 浜田高志さんの監修による三沢郷初の作品集。1枚目はTVテーマソング集、2枚目はJガールズ全シングルや三沢郷オリジナルの007音楽など、初CD化曲満載のコレクターズアイテム!

 : 三沢郷大全

小林亜星CMソング・アンソロジー
 62曲収録! これも亜星先生!?という驚きも味わえます。

 : 小林亜星CMソング・アンソロジー

小林亜星アニメ・トラック・アンソロジー
 ここから下3枚は不破了三さんが解説を執筆。本盤には「マシーンブラスター」「いたずらのうた」を収録。

 : 小林亜星アニメ・トラック・アンソロジー

小林亜星TVサントラ・アンソロジー
 『三匹が斬る!』はここに収録。

 : 小林亜星TVサントラ・アンソロジー

向田邦子TVドラマ サウンドトラック集
 小林亜星による向田邦子原作ドラマの音楽をコレクションした貴重なアルバム。

 : 向田邦子TVドラマ サウンドトラック集

2008年12月 7日 (日)

G-Session Live 3rd!終了しました!

 12月6日のG-Session Live 3rd!無事終了しました。

 たくさんのご来場ありがとうございました!

 ユルユルモタモタのMCに加え、演奏ミスなどもありましたが、そこがライブ!と寛大な気持ちで楽しんでいただけたら幸いです。

 次回は来年? できるようがんばります!

 G-Session Live 3rd

2008年12月 3日 (水)

追悼・緒形拳 「風のガーデン」

 フジテレビ系で放映中の倉本聰脚本のドラマ『風のガーデン』の主題歌シングルとサントラ盤が出そろいました。緒形拳の遺作になった作品です。

 音楽は変わった制作スタイルをとってます。なんと7人の作・編曲家の共作です。

 メインテーマが『篤姫』『Dr.コトー診療所』の吉俣良、中井貴一演じる主人公・貞美のテーマは神坂享輔、緒形拳演じる貞三のテーマは『ハケンの品格』『ガリレオ』の菅野祐悟、神木隆之介演じる岳のテーマは『イノセント・ラヴ』のMAYUKO(ゆうまお)、黒木メイサ演じるルイのテーマは小野雄紀、といった具合にキャラクターごとに作曲家が異なるという面白いつくり。ほかに佐東賢一、阿部美緒が参加。メインのアレンジは神坂享輔が担当しています。

 なぜまたこんな体制になったのかわかりませんが…。菅野祐悟、MAYUKO、神坂享輔の3氏は同じ事務所(フラッグシップ)なんですね。

 曲名には花の名前が使われていますが、「死」をテーマにしたドラマだけに、花図鑑のような華やぎはない。静かにじんわりと沁みてくる曲が多いです。作曲家による作風の違いを感じさせず、みごとにひとつの世界を作っています。

 倉本作品らしく、ドラマでは既成曲も効果的に使用されています。サントラ盤には劇中使用されたララ・ファビアンの「Bambina」、ショパンの「ノクターン」、バダジェフスカの「乙女の祈り」などもしっかり収録されているのがうれしい。

 主題歌は平原綾香。なんと、歌手・氷室茜役で出演もしているんですね。1話を見たとき、その自然な演技に驚きました。
 その平原綾香歌う主題歌はショパンの「ノクターン」に詞をつけたもの。劇中では別の詞による「カンパニュラの恋」が氷室茜の歌として流れる趣向です。特筆すべきは、第1話で茜が弾き語りしていた「BAMBINA」の音源がシングル盤のボーナストラックとして収録されていること。これはサントラ盤に入っててもおかしくない。ドラマ音楽ファンにはうれしいプレゼントです。


<サントラ収録曲>

  1. カンパニュラ(風のガーデンメインテーマ)
    作曲/編曲:吉俣良
  2. デルフィニウム(貞美のテーマ)
    作曲/編曲:神坂享輔
  3. ラムズイヤー(貞三のテーマ)
    作曲/編曲:菅野祐悟
  4. Bambina
    作曲:Lara Fabian / Janey Clewer/編曲:神坂享輔
  5. タイム
    作曲:MAYUKO/編曲:神坂享輔
  6. 夜想曲 Nocturne No.20
    作曲:Frederic Chopin/編曲:神坂享輔
  7. スノードロップ(岳のテーマ)
    作曲:MAYUKO/編曲:神坂享輔
  8. ナツユキカズラ
    作曲/編曲:神坂享輔
  9. 乙女の祈り
    作曲:Thecla Badarzewska/編曲:神坂享輔
  10. サポナリア
    作曲:MAYUKO/編曲:神坂享輔
  11. エゾエンゴサク(ルイのテーマ)
    作曲/編曲:小野雄紀
  12. ユーフォルビア
    作曲:佐東賢一/編曲:阿部美緒
  13. ゲラニウム
    作曲/編曲:神坂享輔
  14. フロックス
    作曲/編曲:神坂享輔

風のガーデン オリジナル・サウンドトラック
 タイトル文字は緒形拳によるもの。

 : 風のガーデン オリジナル・サウンドトラック

ノクターン/カンパニュラの恋 平原綾香 [MAXI]
 ショパンの「ノクターン」に平原綾香が詞をつけたもの。「カンパニュラの恋」は日本語詞による劇中ヴァージョン。

 : ノクターン/カンパニュラの恋

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