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2009年2月 1日 (日)

ステファニー×満島ひかり 地上最大の決戦 「プライド」

 久しぶりに映画を観終わったあとサントラを買いに走るという体験をしました。

 一条ゆかり原作、金子修介監督の映画『プライド』です。

 昨年放映された金子監督演出のドラマ『ヒットメーカー阿久悠物語』はこの映画の前哨だったのではないか?と思わせるような芸能界ものの力作です。見どころはステファニーと満島ひかりの火花散るバトル。金子監督は「怪獣映画のようなつもりで」演出したそうですが、その言葉どおり、全編にわたり繰り広げられる、ニ大怪獣(女優)の激突に息もつけません。

 特撮ファンは、なんといっても『ウルトラマンマックス』エリー役でおなじみの満島ひかりの堂々たる女優ぶりに注目。そして、彼女が劇中歌っている歌は、序盤のオペラのシーンを除いて一切吹き替えなしというのですから驚きです。
 満島ひかりはもともとダンス・ヴォーカル・ユニット Folder の一員として活動していたので歌の経験もあるわけなんですが、今回は「歌が主役」といってもよい作品。彼女の歌が映画の説得力を左右する鍵になっています。
 たとえば、高級クラブで1曲だけ歌うことを許された萌(満島)が、その歌声で客の注目を浴びるという重要な場面で披露される「太陽の花」。また別の場面で、ステファニー演じる史緒と萌がデュエットする「A Song for You」。そして、二人の感情がステージ場で激突するクライマックスの曲「あなたと歌うと」。
 劇中の聴衆といっしょに、彼女の歌に観ているこちらも胸をゆさぶられてしまう。「5オクターブのハイトーンヴォイス」と呼ばれるステファニーと互角にわたりあう歌唱力・演技力に感動しましたよ。

 満島ひかりは間違いなく、本作品以降女優として大きく飛躍していくと思います。

 その歌を聴きたくて「サントラを買いに」となったわけですが、もう一つ、映画を彩る劇中曲(サウンドトラック)もすばらしいものでした。

 音楽担当は清水信之。ポップスの世界ではアレンジャー、プロデューサーとして平松愛理やEPO、渡辺美里らの楽曲を手がけている清水さんですが、本格的な映画音楽はこれがはじめてでしょうか。映像音楽では名前を拝見したことがありません。
 しかし、『プライド』の音楽は「これぞ映画音楽」と呼びたくなるような名曲ぞろいです。弦とピアノ、ときにチェンバロの響きを生かしたバロック風のサウンドで、ドラマの情感をみごとにリード。「怪獣映画」らしく、盛り上げるところは最大振幅で盛り上げ、観客をぐいぐいと映画の世界に引きずり込んでいく。これが映画音楽ですよっ!!

映画「プライド」 オリジナル・サウンドトラック
 劇中の歌「太陽の花」「あなたと歌うと」も清水信之の作。ジャケットも「二大怪獣の激突」っぽい!?

 : 映画「プライド」 オリジナル・サウンドトラック

Pride~A Part of Me~feat.SRM ステファニー(初回生産限定盤)(DVD付)
 映画『プライド』主題歌シングル。初回限定版のDVDには映画撮影時のオフショットムービーを収録。

 : Pride~A Part of Me~feat.SRM

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