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2009年4月17日 (金)

山下康介ステージに上がる! 「題名のない音楽会」

 先週4月9日、東京オペラシティホールで開催された『題名のない音楽会』の公開録画におじゃましました。
 テーマは「アレンジバトル~もしもこの映画が◯◯だったら」」。アレンジャー4人が、それぞれにお題を与えられてアレンジの腕を競う趣向です。

※以下、ネタバレかと思いましたが、出演者の一人・渡辺俊幸さんのブログにも書かれていましたので、聴きどころを紹介しますね。

 登場したのは、渡辺俊幸、栗田信生、山下康介、前田憲男の4人。

 渡辺俊幸さんは、「もしも『男はつらいよ』の寅さんをハリウッド・スターが演じたら?」というお題で、山本直純のおなじみのテーマ曲をハリウッド風にアレンジ。渡辺さんの頭の中ではハリソン・フォードとオードリー・ヘップバーンが共演する夢の映画が浮かんでいたそうです。さまざまな映画音楽のモチーフがちりばめられた、ストーリー性豊かな組曲風アレンジになりました。20世紀フォックスのファンファーレから始まるのが、映画好きの渡辺さんらしい。

 栗田伸生さんは、「もしも『スターウォーズ』の争いを黄門様一行が治めたら?」というお題で、これもストーリー性のあるアレンジ。ジョン・ウィリアムズ×木下忠司という趣向です。『水戸黄門』からは、有名な主題歌「あゝ人生に涙あり」のメロディが登場するのはもちろん、耳になじんだ劇中音楽(BGM)のテーマまでもふんだんに引用。大編成のオーケストラで『水戸黄門』BGMが聴ける!という、TVサントラ・ファンにはたまらない展開でした。

 そして、4人の中では最年少の山下康介さん。お題は「もしも『007』ジェームズ・ボンドの本業が『納棺師』だったら?」。ユーモラスなお題ですが、山下さんはパロディではなく、シリアスなアプローチで挑戦。モンティ・ノーマンとジョン・バリーが作り上げたアクション・サウンドを、しっとりした情感たっぷりの曲に仕上げています。この日演奏された曲の中では、もっとも音楽として完成度の高い作品になっていたのではないでしょうか。東京音大在学中からオーケストレーションの巧みさで評判を呼んでいた山下さんだけに、聴きごたえのある1曲になりました。
 実は山下さんは『題名のない音楽会』のアレンジャーとして、編曲・オーケストレーションをいつも担当しているのです。でも、ゲストとしてステージに上がるのはこれがはじめて(たぶん)。『魔法戦隊マジレンジャー』をはじめ、『花より男子』や『ガラスの艦隊』などの華麗な劇音楽の書き手としての活躍を応援していたファンとしては、満を持しての登場!という感じです。これをきっかけに、どんどん表舞台にも登場してくださいよー。

 トリを飾る前田憲男さんのお題は「もしも『炎のランナー』が○○○だったら?」。ここだけ伏字にしましたが、これは書くとオチがわかってしまうから。前田さんでなければ許されない一発芸です。ヴァンゲリスの名曲がどんなふうに料理されているか、放送をお楽しみに。

 放送は、

  6月7日(日) 朝9:00~9:30 テレビ朝日系

 4人それぞれのアイデアと技術とパフォーマンスが楽しめる番組になっています。ぜひご覧ください。

月面兎兵器ミーナ オリジナル・サウンドトラック
 山下康介さんの作品は何度か紹介していますが、これは初紹介。テレビドラマ『電車男』のオープニングアニメに登場したキャラクターを主人公にしたアニメ作品です。

 : 月面兎兵器ミーナ オリジナル・サウンドトラック

渡辺俊幸 35周年記念コンサート
 音楽家生活35周年を記念して2008年8月にサントリーホールで開催されたコンサートのライブ録音盤。渡辺俊幸作品だけでなく、俊幸氏が影響を受けた映画音楽や畏友・さだまさしの曲なども演奏された。MCも完全収録した2枚組。

 : 渡辺俊幸 35周年記念コンサート

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