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2009年6月 1日 (月)

「ブライガー」「ガルビオン」BGM集復刻!

 すでに一部で話題になっていますが、レアなアニメサントラ復刻の紹介。
 『機甲界ガリアン』のサントラ復刻で話題になったディスクユニオンのTRIPLE STARSレーベルから『銀河旋風ブライガー』と『超攻速ガルビオン』が6月24日発売!

 両タイトルとも、放映当時LPで発売されていたBGM集Vol.1とVol.2を2枚組で1パッケージに収録。『ブライガー』は長らくCDで聴けなかったし、『ガルビオン』は初CD化です。

 このラインナップには驚きました。

 まず、いまも健在であるキングレコード・スターチャイルドレーベルの作品なのに、というのが驚きその1。その2は、やはり『ガルビオン』というセレクトですね。

 『銀河旋風ブライガー』は1981年に放映された、J9シリーズの1作目。主題歌・劇中音楽とも山本正之の作で、「タイムボカン」シリーズとは一味違う、ロックテイストがたまりません。挿入歌も名曲ぞろい。BGM集はかつてキングレコードからCD化されていましたが、廃盤になって久しく、再発が待たれていました。

 いっぽうの『超攻速ガルビオン』は…。
 この作品をどれだけの人が覚えているでしょう…。観たことすらないという人も多いはず。かくいう私も、観た記憶がありません。J9シリーズと同じ国際映画社作品、1984年放映。キャラクターデザイン(原案)がたがみよしひさ、主題歌は山本正之作曲、車がロボットに変形。記憶からすぐ出てくるのはこれくらい。物語のほうは、石原藤夫「ハイウェイ惑星」みたいな世界になった地球を舞台に繰り広げられるSFロボットアクションだったようです。DVDも発売されていないのにサントラが復刻されるなんてー。
 音楽は中島正雄の作。
 ここでまた多くの人の頭に?が灯ることと思います。しかし、実はここに『ガルビオン』サントラ復刻の秘密があるようなのですよ。

 中島正雄は、音楽製作会社ビーイングのプロデューサーとして、また、ギタリスト・作曲家として活躍した音楽家(2000年代のいっときはコロムビアミュージックエンタテインメントの社長も務めてました)。1980年放映のTVアニメ『太陽の使者 鉄人28号』の音楽が、このビーイング系アーチストによって作られていたという話は復刻CDのライナーやクロニクルレーベルのサイトにも書かれていますが、『ガルビオン』は、その『鉄人28号』に次ぐビーイング系アーチスト参加作品だったわけです。

 となると、ディスクユニオンが復刻するのもなるほどなぁと。

 同時に、80年代のアニメ音楽のミッシングリンクを埋める、実は重要な作品でもあるのですね。『装甲騎兵ボトムズ』('83)の乾裕樹といい、『聖戦士ダンバイン』('83)の坪能克裕といい、80年代のスターチャイルドは、新しいアニメ音楽の書き手を、映像以外の分野で活躍する才能から積極的に求めていたように思えます。

 一般的には『ブライガー』のほうが知名度が高いと思うし、ファンも多いことでしょうが、ここは『ガルビオン』もいっしょに買ってしまいましょう。最近のアニメサントラは打ち込みかシンフォニックサウンド全盛で、こういう、人の息づかいが感じられるロック/フュージョンサウンドって聴けなくなりました。70年代の泥臭さとはまた違う、80年代の洗練された熱さに触れてみるのも新鮮と思いますよ。

銀河旋風ブライガー 音楽集

 : 銀河旋風ブライガー 音楽集

超攻速ガルビオン 音楽集

 : 超攻速ガルビオン 音楽集

 ディスクユニオン限定の特典は、今回は当時のLPレコードについていたポスター柄のポストカード。残念ながら『機甲界ガリアン』のような解説ブックレットではないようです。

 ディスクユニオンのニュースページ

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