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2009年8月26日 (水)

ついに発売!「伝説巨神イデオン 総音楽集」

 『伝説巨神イデオン 総音楽集』が8月26日に発売されました。

 キングレコード伝統の「総音楽集」最新アルバムですよ。『無敵超人ザンボット3/無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム 劇場版』『機動戦士ガンダム TVシリーズ』『勇者エクスカイザー』『装甲騎兵ボトムズ』と続いて、しばらく間が空いてしまいましたが、待望の『イデオン』がようやく実現しました。大好きな音楽だけにほんとうにうれしい。構成は早川 優さんが担当しています。

 4枚のCDに、TVシリーズの音楽集2枚と、「ドラマ編」LPに収録されていたBGM、劇場版サントラ2枚、そして、LP「未収録BGMコレクション」の収録曲をすべて網羅。さらには、「交響曲イデオン」までも収録した「総音楽集」の名にふさわしいアルバムになっています。

 『伝説巨神イデオン』の音楽はすぎやまこういち。1枚目の音楽集は、独立したアルバムとしても聴き応えのある構成で、あの曲順でまるごと覚えているというファンも多いでしょう。80年代にCD化された際は、曲順・選曲を変えた再構成版(「PTOLEMAIC SYSTEM」)が発売されていましたが、今回は、オリジナルの曲順を生かした構成になっているのがうれしい。

 ただ、本来なら、TVシリーズで2枚、劇場版で2枚、プラス「交響曲」1枚で5枚組にしたいところ。4枚のCDに収めるためにややムリをした構成になっています。「交響曲」は別に1枚もので出してもよかったのではないかなぁ。
 とはいえ、長らく入手不可能になっていた「音楽集2」や劇場版の音源、そして初CD化となる「ドラマ編」、「未収録BGMコレクション」収録曲が一挙に届けられたのですから、素直によろこびましょう。

 聴きどころは、TV版では羽田健太郎のピアノ、直居隆雄のギターなどが壮絶なセッションを繰り広げる「デス・ファイト」、劇場版では、『発動編』終盤の宗教音楽を思わせる壮麗な曲「カンタータ・オルビス」など。TV版はメロディを生かしたオーケストラ曲と、リズム・セクションが活躍するフュージョン風の楽曲、それぞれが印象的。劇場版はオーケストレーションの美しさがより前面に出た作品になっています。

 また、「交響曲イデオン」は、本格的な4楽章の交響曲として書かれた作品で、数あるアニメの交響組曲、交響詩作品などの中でも、最高傑作と呼べる作品のひとつです。小松和彦指揮による東京フィルハーモニー交響楽団の演奏。すぎやまこういちは70年代後半から、「オーディオ交響曲」と名づけたオーケストラ作品を発表しており、この「交響曲イデオン」は「交響曲第3番」と位置づけられています。『イデオン』のモチーフを使いながらも、独立した音楽作品として書かれているのですね。この曲もいつかコンサートホールで聴いてみたいものです。

 折しも、CSのファミリー劇場では『伝説巨神イデオン』を放送中。この放映であらためて『イデオン』の魅力にとりつかれたという人のためにも、今回の「総音楽集」はタイムリーな企画です。かつてファンだった方も、新しくファンになったという方も、すぎやまこういち音楽のすばらしさ、戸田恵子歌う「コスモスに君と」の美しさを、ぜひこのアルバムで確かめてください。
(「TVで使われているあの曲が入ってない…」という方もおられるでしょうが、それは大人の事情ということで…)

伝説巨神イデオン 総音楽集
 ジャケットは北爪宏幸の描き下ろし

 : 伝説巨神イデオン 総音楽集

イデの伝説 PRISMIX PLAYS IDEON
 こんなのもあります。大塚彩子率いるユニットPRISMIXが『イデオン』の音楽をリアレンジして演奏したオリジナル・アルバム。

 : イデの伝説 PRISMIX PLAYS IDEON

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