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2009年11月

2009年11月30日 (月)

11月18日 「新・三銃士」サントラ・ライブ!

 11月18日、六本木STB139スイートベイジルで開催された、スパニッシュ・コネクションのライブに足を運びました。

 スパニッシュ・コネクションはこの10月からスタートしたNHK連続人形劇『新・三銃士』の音楽を担当しているユニット。スパニッシュの名のとおり、スペイン音楽をベースにした音楽ユニットです。オリジナル・メンバーは、フラメンコ・ギターの伊藤芳輝、タブラの吉見征樹、ヴァイオリンの平松加奈の3人。ライブでは、さらにウッドベースとパーカッション、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが加わり、厚みのある音を聴かせてくれました。

 このライブは、『新・三銃士』のサウンドトラック・アルバム発売を記念してのステージ。フランスを舞台にした『三銃士』の音楽にスペイン? と一瞬疑問がよぎりましたが、番組が始まってみると、これがこの上なくハマっている。むしろ、この情熱的で官能的な音楽こそ、『三銃士』の世界にふさわしいのではないかと思えてきます。

 ライブは2部構成で、第1部ではスパニッシュ・コネクションの本来のレパートリーであるスペイン音楽やオリジナル曲を披露。スパニッシュ・コネクションというユニットの自己紹介的導入でした。
 そして、第2部は『新・三銃士』の音楽のみを取り上げた、サウンドトラック・ライブ。これがすばらしかった。小さい編成で、しかも情熱的なスペイン音楽ということで、生ならではのスリルと躍動感がたっぷり味わえるステージでした。
 とりわけ楽しかったのは、サントラの中で、「ウッ」とか「ハッ」とか言っている謎の声の主がタブラの吉見征樹さんだとわかったこと。ステージではもちろん生声を披露してくれました。また、タブラとパーカッションのアドリブのかけあいや、平松加奈を含む弦楽器4人がそれぞれソロを取る場面など、CDでは聴けないパフォーマンスに会場も盛り上がります。サントラ盤に収録されていない曲も演奏されました。

 スタジオ録音のCDも聴きごたえがありますが、こうやって生で聴くほうが、スパニッシュ・コネクションの音楽の本来の楽しみ方なのでしょうね。サウンドトラック・ファンのみならず、一般の音楽ファンにも楽しめる、充実したライブでした。まだまだ、CD未収録曲や新曲もあるようなので、ぜひ、第2弾、3弾のライブを期待したいです。

新・三銃士 オリジナル・サウンドトラック
 NHK連続人形劇初のサウンドトラック・アルバム! 各キャラクターのテーマやメインテーマの変奏などがたっぷり収録されている。

 : 新・三銃士 オリジナル・サウンドトラック

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2009年11月23日 (月)

11月15日 ミッチ40周年!

 11月15日、Zepp Tokyoで開催された堀江美都子デビュー40周年記念コンサート「歌は心にこだまする」に足を運びました。

 ミッチの40年は、アニメソングの40年と言っても過言でない。次々登場する耳慣れた名曲。1曲1曲から、ミッチの歌に対する思いが伝わってきて、感動に包まれたひとときでした。

 1曲目はファンにとっても思い入れの強い名曲、「心のうた」。続いて、「すべてはこれから」のメッセージがぐっとくる「グローイング・アップ」。ここ10年の間に歌った新曲もまじえてのステージでした。途中、家族といっしょに歌う場面(「君がいるから」)もあり、会場からは暖かい拍手が。

 圧巻は、第2部で歌われた30分近くにおよぶ名曲メドレーでした。魔女っ子、ファミリー、ロボットもの、少女もの、冒険ものなど、オールジャンルから集められた20曲を続けて披露。アニメソング黄金期のパワフルで魅力あふれる歌ばかりで、あらためて、ミッチが歌ってきたアニメソングのすばらしさを実感しました。
 実は最初は30曲を用意していたそうですが、歌い終わったミッチは「20曲に減らしてよかった」と。歌うのに大変なパワーがいるんだそうです。
 のちにお話をうかがったところでは、歌いながら、当時のいろんなことが思い出されたそうなんですね。それは客席にいたファンも同様だったと思います。

 アンコールの「紅三四郎」は、デビュー曲。「12歳の気持ちになって歌います」と語ってから歌い始めたのですが、歌ううちに「12歳の自分が見えちゃって、40年、よくがんばったねって思ったら」と涙ぐむ場面も。ラストは弦楽器を入れた「あしがたすき」。幕が下りても、会場からは拍手が鳴りやみませんでした。

 会場には楳図かずお先生の姿も。楽屋にも多くのアーティストや関係者が駆けつけて、この40周年をわがことのようによろこんでいるのが印象的でした。
 「40年、ファンでいてよかった。アニメソングを聴き続けてよかった!」と心から思えるコンサートだったと思います。

 40周年、おめでとうございます!

堀江美都子 40th ANNIVERSARY BEST
 デビューから年代順に名曲をバランスよく配した40周年記念ベスト盤。

 : 堀江美都子 40th ANNIVERSARY BEST

堀江美都子 歌のあゆみ8
 限定1000セットが完売した「堀江美都子 40周年記念CD-BOX」に含まれていた「歌のあゆみ8」が単独リリース! 買い逃した人はこちらをどうぞ。⇒収録曲です。写真はBOX封入のもの。

 : 堀江美都子 歌のあゆみ8

ミッチの独言倶楽部2009
 2009年の40周年記念リリース最終作。青木望アレンジによるセルフカヴァーで「グローイング・アップ」「ペペロの冒険」などを収録。'82年と'83年に開催されたコンサートのもようを収めたDVDつき。⇒収録曲です。

 : ミッチの独言倶楽部2009

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2009年11月15日 (日)

映画「フレッシュプリキュア!」サントラ早くも登場!!

 公開中の映画『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』のサウンドトラック・アルバムが11月6日に発売されました。私は構成・解説を担当しています。

 映画は10月31日から公開中。これまで劇場版『プリキュア』のサントラは早くても公開2週間後くらい、ときにはDVD発売のタイミングにあわせて発売されることもあったのですが、今回は極力公開のタイミングに間に合わせようとがんばりました。劇場に来てくれたお客さんが、物販で買ってくれたらうれしいですからね。

 聴きどころは、敵キャラ・トイマジンのために作られた重厚な音楽「トイマジン大逆襲」や、終盤に登場する「キュアエンジェル」のための新曲「はばたけ!希望の天使キュアエンジェル」。また、4人のプリキュアがそれぞれ異なる試練を与えられて戦う場面の曲「Battle on Game Ground」も、高梨康治さんのカラーが出た燃える曲に仕上がっています。

 また特筆すべきは、この映画のために、変身シーンの音楽が新録されたんですね。TVシリーズの変身音楽をリアレンジした「プリキュア・ビートアップ!~Hybrid ver.~」です。この11月からTVシリーズのほうでもこの新録版の音楽が流れるようになっているので、観ていて「おや?」と思った方もいるのではないでしょうか。この新ヴァージョンの変身テーマは、TVシリーズのサントラ第2弾には収録されないと思いますので、気になる方はぜひ映画サントラを手に入れて聴いてください。

 ただ、タイトなスケジュールで進めたため、ちょっとした思惑違いもあって、実は映画で使われてない曲が1曲入ってます。厳密には使われる予定だったけど使われなかった曲で…。どの曲かは、映画を何度も見て確かめてみてくださいね。
 あと、TVシリーズをご覧になっている方はお気づきかと思いますが、「プリキュア・グランドフィナーレ」はほんとうは「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」なんです。まあ、これも映画版だけの特別ヴァージョンと思ってお楽しみください。

映画フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!? オリジナル・サウンドトラック

 : 映画フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!? オリジナル・サウンドトラック

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11月1日 田中公平 作家生活30周年記念コンサート

 もう2週間も経ってしまいました…。レポート遅れてすみません。
 11月1日、田中公平先生の作家生活30周年記念コンサートに足を運びました。

 会場は厚生年金会館。16:00開演。2部(3部?)構成で終演は20:00すぎという、4時間にも及ぶコンサートでした。

 第1部は「サクラ大戦歌謡ショー」、第2部は「田中公平名曲コンサート」といった趣で、公平先生の「歌」への思いを強く感じさせる内容でした。20周年のときはオーケストラによる劇伴コンサート、25周年は本人歌唱による田中公平リサイタル、今回は歌を中心にしたとのこと。最近の公平先生の活動を見ていると、歌に対する思いがなみなみではないと感じますので、まさにタイムリーな企画であったと思います。

 オーケストラは20名ほどのシンプルな編成でした。Strings×6、Tp×2、Tb×1、Hrn×2、Sax×2、Fl×1、perc×2、そしてリズム隊がドラムス、生ギター、Eギター、ベースの4人。生ピアノを公平先生。キーボード、シンセを入れない、アコースティック中心の編成です。これに、The Voice of Japan(VoJa)のコーラスが加わって音に厚みを添えていました。
 いまどきの歌をシンセなしで演奏するのは大変と思いますが、そこはアレンジの妙。みごとに雰囲気を再現しています。VoJaの生声を入れたことで、サウンドがぐっと情感のある暖かい音になっている。シンプルな編成でこんな豊かな音が出るのかと驚きました。そこは公平先生もこだわったところらしく、「生音にこだわってみた」とMCでも語っていましたね。
 参加ミュージシャンには、フルートの旭孝さんはじめ、トロンボーンの中川英二郎さん、ギターの千代正行さん、今泉 洋さん、ストリングスの篠崎正嗣さんら、サウンドトラックの録音でもおなじみの方々の名前が。ぜいたくなメンバーでした。

 圧巻は、充実したゲスト陣が歌いついで行く公平メロディ。
 サクラ大戦キャストと声優、歌手の方々、総勢30名を超える歌い手が集まりました。みなさん、公平先生といっしょにステージやアニメソングを作ってきた仲間たち。このコンサートに参加できるよろこびと一体感のようなものが終始感じられました。長年苦楽をともにした「田中公平一座」という感じですね。

 サプライズもありました。
 まずは『Gガンダム』のコーナー。ドモン役の関智一さんと東方不敗・マスターアジア役の秋元羊介さんが登場して、『Gガンダム』BGM生演奏をバックに生アフレコ(映像はついてないので、“再演”とでもいいますか)を実演! 今回のオーケストラの力をひしひしと感じた時間でした。指揮はもちろん公平先生。声の演技を聴きながら、タイミングをぴたりと合わせていきます。すばらしい演奏と関さん&秋元さんの熱演に大感動でした。

 そして、『ONE PIECE』のコーナー。「ウィーアー!」のきだたにひろしさんが歌い始めると、曲途中から、『ONE PIECE』声優陣がそれぞれのキャラクターの扮装で客席から登場。会場は一挙に「『ONE PIECE』まつり」の状態に。
 『ONE PIECE』声優陣によるトークと歌でたっぷりと楽しませてもらいました。これが実質「第3部」でしたね。

 しかし、いちばん度肝を抜かれたのは、『ONE PIECE』の前、公平先生がオリジナル曲を自ら歌う場面です。
 曲は「つばさ」。
 ライブなどでは、いつもピアノ弾き語りで歌っているのですが、このときはピアノにほかの方が座り、公平先生はマイクを持って歌い始めます。公平先生にあたるスポット以外は照明が暗くて誰がピアノ弾いているのかわからない。
 間奏に入ったところで、公平先生が、

  「ピアノは菅野よう子さんです」

 照明があたると、菅野さんがにこやかにピアノを弾いている!
 2階で観ていたのですが、イスから転げ落ちそうになりました。
 あとでうかがったところでは、菅野さんには3か月前にオファーしたら二つ返事で快諾いただいととか。出演を当日まで隠すのが大変で、ミュージシャンの方にも秘密にしていたそうです。いやー、驚いた。公平マジックですね。

 ラストは、ライブでも最後に歌われている「虹色」を出演者全員と会場もいっしょに。

 このコンサート、第1部のもようはDVD化されるそうですが、第2部のソフト化はないようです。会場に来られた人の心に、永遠に残る豊かな体験になったと思います。

 公平先生、30周年おめでとうございます!

ココロネsong 1st
 公平先生オリジナル・ソロアルバム第1弾。

 : ココロネsong 1st

ココロネsong 2nd
 オリジナル・ソロアルバム第2弾。

 : ココロネsong 2nd<

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