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2010年1月

2010年1月25日 (月)

G-Session Liveは今週末!

 劇伴バンドG-Sessionの4thライブ、いよいよ今週末です!
 すでにお知らせしているとおり、

 ○機動戦士ガンダム特集
 ○ヤング・フレッシュ特集

の2本立てでお送りします。
 ほかのライブ・コンサートではなかなか聴けないマニアックな選曲と解説、さらに映像音楽のサウンドの秘密に迫るワークショップまで。G-Sessionならではのライブにご期待ください。

■日時:2010年1月30日(土) 18:30 Open / 19:00 Start

■会場:Live  Cafe <弁天
     東京都中野区本町4-39-7 TNビルB1F
                (1FはBOOK OFF)
     TEL:03-5340-8270
       丸の内線 新中野駅 1番出口より 徒歩3分
     地図(google Map)

■チャージ:\2,000  +  \500(1 drink)

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池頼広による新生『COBRA』の音楽集、ついに発売!

 発売を待っていたみなさま、お待たせしました。
 『COBRA THE ANIMATION  "THE PSYCHOGUN"& "TIME DRIVE" COMPLETE SOUNDTRACK』が1月20日に発売されました!

 ひとことで言うと、新作『CABRA』OVA版の音楽集です。

 かつてのテレビシリーズと同じ、野沢那智と榊原良子の共演が話題になったこのOVA版。寺沢武一が総監修・監督(「ザ・サイコガン」編)を務め、原作のテイストにより近い『COBRA』となっています。

 そして、音楽は『相棒』シリーズの池 頼広さんが担当。
 当初はジャズという話もあったそうですが、生オーケストラを使ったシンフォニックなサウンドで新たなCOBRAサウンドを生み出しました。
 注目は、各エピソードごとに映像に合わせた作曲・録音が行なわれていること。
 そのため、DVDで全6巻、3時間の作品に、音楽の量も3時間分あるというぜいたくな音づくりが行なわれているのです。

 今回は「COMPLETER SOUNDTRACK」の名にたがわず、その音楽を完全収録。編集曲も網羅しました。

 主題歌は基本OVAサイズでの収録ですが、注目は、DVDのメニュー場面に流れていたヴォーカル曲「COBRA THE SPACE PIRATE」。池さんが独自に作ったCOBRAのテーマ曲であり、本編には使用されなかったものの、現在BS11で放送中の『COBRA THE ANIMATION』テレビシリーズの主題歌として使用されています。

 ブックレットには池さんと、ハピネットのプロデューサー・楠原真理子さんのインタビューを収録。

 また、楽曲解説のページには、その曲が使用された場面のカット(場面写)を全曲入れました(カット選定も腹巻猫が行なっています)。

 「COBRAの音楽を書くのが夢だった」と語る池頼広渾身の作。すべてのアニメファン、音楽ファンに聴いていただきたいです。

COBRA THE ANIMATION ”THE PSYCHOGUN”&”TIME DRIVE” COMPLETE SOUNDTRACK

 : COBRA THE ANIMATION ”THE PSYCHOGUN”&”TIME DRIVE” COMPLETE SOUNDTRACK

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2010年1月24日 (日)

放映20周年記念!「私のあしながおじさん」

 「世界名作劇場メモリアル音楽館」シリーズの最新盤「私のあしながおじさん」が発売されました。私は取材・構成・解説を担当しています。

 1990年放映作品。放映20周年と、主演&主題歌の堀江美都子さんデビュー40周年を記念したメモリアルアルバムです。

 音楽は若草恵さん。アニメ『六神合体ゴッドマーズ』『重戦機エルガイム』、特撮ヒーローもの『世界忍者戦ジライヤ』『特捜ロボ ジャンパーソン』、ドラマ『ザ・ハングマン』などの音楽で記憶している人も多いかと思います。最近では『トミカヒーロー レスキューフォース』の音楽を担当して、ファンをよろこばせてくれました。が、ご本人は、この『私のあしながおじさん』や『ロミオの青い空』、映画『河童のクゥと夏休み』のような作品が好みなのだとか。

 『私のあしながおじさん』では、若草さんが「一度やりたかった」というミュージカルへの愛があふれた、華やかでゴージャスな音楽を聴くことができます。1990年といえば、アニメの音楽がいちばんお金をかけて作られていたころなんですね。また、この作品は世界名作劇場の音楽づくりが10年ぶりにコロムビアに戻ってきた作品でもあり、そういう意味でも、音楽に力の入った作品です。

 主演の堀江美都子が主題歌・挿入歌全12曲を歌っているのも注目。

 今回のアルバムでは、12曲の歌全曲に加え、若草恵作曲のオリジナルBGMを2枚のCDにたっぷり収録しました。過去の音楽集では、最終回に向けて録音された第3回録音の楽曲が収録されていなかったのです。本アルバムで、クライマックスを彩った多くの楽曲が初蔵出しとなりました。名曲ぞろいなので、ほんとうにうれしい。

 ブックレットには堀江美都子さんと若草恵さんのインタビューを掲載。作品への愛にあふれたコメントを読んでいると、もう一度全話を見直したくなってしまいます。

世界名作劇場メモリアル音楽館 私のあしながおじさん

 : 世界名作劇場メモリアル音楽館 私のあしながおじさん

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2010年1月20日 (水)

大野雄二の「24時間テレビ」アルバム復刻!

 大野雄二が音楽を担当した「24時間テレビ 愛は地球を救う」のサウンドトラック・アルバムが紙ジャケットCDで復刻されました。

 これはびっくり。
 CD化が熱望されながら、いままでかなわなかった作品だけに、よろこびもひとしおです。

 24時間テレビは1978年の放映開始。ということは、まさに『ルパン三世』と重なる時代なのですよ。そして、ジャケットでもわかるとおり、ピンクレディーが参加しています。大野雄二=ピンクレディーのコラボも貴重でしょう。

 インタビュー&ライナーを『電子音楽 in JAPAN』の田中雄二さんが担当。特設ページで試聴もできるので、関心を持たれた方はぜひともチェックしてください。


追記(2010.01.21)
 ピンク・レディー歌う「RADIO UNIVERSE CALLING(2001年愛の詩)」は、阿久悠・都倉俊一のいつものコンビの作で、演奏も大野雄二のバンドは参加していないのでした。でも、大野雄二サウンドとピンク・レディーが1枚に収まっているところがイイんですよね。なお、このアルバム、アニメ『バンダーブック』のサントラ盤でもあります。

愛は地球を救う

 : 愛は地球を救う

↓同時発売の大野雄二アルバム復刻盤

LIFETIDE-生命潮流-

 : LIFETIDE-生命潮流-

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2010年1月 7日 (木)

ヤマト21世紀に発進!

 今年冬の映画で話題になった作品の一つが『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』でしょう。

 なにせこの冬は、「ウルトラ」と「仮面ライダー」と「ヤマト」が一挙公開されるすごい年。中でも、26年ぶりの復活になる『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』は、古くからのファンも巻き込んで、ちょっとした盛り上がりになりました。

 しかし、『ヤマト』といえば、宮川泰先生のあの音楽。その宮川先生も、ピアニストとして『ヤマト』の音楽に参加し、『完結編』では作曲家として音楽を提供した羽田健太郎先生も今はない。音楽が重要な要素となる『ヤマト』の、新作音楽をどうするかは、ファンの大きな関心の的でした。

 結果は、宮川、羽田両作曲家の音楽を新たに録音することで新旧ファンを納得させる音楽づくりが実現したわけです。

 本編には、新録音された『ヤマト』の音楽に加え、チャイコフスキーやベートーヴェンのクラシック曲、山下康介さんの新曲も使われています。
 山下康介さんの起用も、英断であるとともに納得の選択でした。
 山下さんといえば、羽田健太郎先生の最後の弟子と言われた人。『魔法戦隊マジレンジャー』や『花より男子』の音楽で実力を示した若手作曲家です。羽田先生の音楽性を継いで『ヤマト』の音楽を支えるには、まさにぴったりの作家です。

 古典から新曲まで取り混ぜた音楽をまとめる音楽監督を務めたのは、指揮者の大友直人さん。大友さんは、26年前に「交響曲ヤマト」の録音を指揮するとともに、『完結編』の音楽づくりにも立ち会っていたそうです。そのようすは、2009年春に開催された「交響曲ヤマト」のコンサートでもうかがうことができました。

 『宇宙戦艦ヤマト』は私をアニメ音楽の道に引き込んだ作品と言ってよい思い入れのある作品です。『復活篇』を観て、西崎プロデューサーが総監督を務めることで、「(良くも悪くも)昔と変わらない『ヤマト』が帰ってきたなぁ」という思いを強くしました。ここ最近なかったタイプのアニメ映画です。音楽演出の巧みさは健在。そして、「やはり『ヤマト』にはこの音楽!」という感動。よい体験でした。

交響曲ヤマト2009
 「交響曲ヤマト」の新録音版。2009年のコンサートのとき、「新録アルバムを」当ブログでも書いた願いが実現しました。劇中でも使われています。

 : 交響曲ヤマト2009

宇宙戦艦ヤマト復活篇オリジナルサウンドトラック
 劇中で使われた新録音曲、山下康介による新曲、クラシック曲などを収録したサントラ盤。THE ALFEEの歌も映画サイズで収録。

 : 宇宙戦艦ヤマト復活篇オリジナルサウンドトラック

2010年1月 6日 (水)

新年発売第1弾! ケルト・メタルが燃える「FAIRY TAIL」

 2010年、あけましておめでとうございます。

 1月6日、テレビアニメ『FAIRY TAIL』のオリジナル・サウンドトラックが発売されました。私は高梨康治さんと共同で構成を担当しています。

 このアルバムは通常とは違うスタイルで参加することになりました。
 サウンドトラック・アルバムの仕事は、

 ・構成&解説/インタビュー(フルセット)
 ・構成のみ
 ・解説のみ
 ・インタビューのみ

といったいくつかのヴァリエーションがあるのですが、本アルバムは作曲の高梨康治さんから直接「構成を手伝ってほしい」とお話があった作品です。最初は「曲名をつけてほしい」という変則的な依頼だったのですが、相談しているうちに構成もお手伝いすることに。

 私自身が構成を担当する場合、音源と音楽メニューを取り寄せ、映像での使用場面を確認し、コンセプトを決めて、選曲・曲順を考える、という一連の手順を踏んでいます。この「選曲・曲順」を決める部分を「構成」と呼んでいるわけですが、おおむね、アルバムを通して聴いたときに作品がイメージできるような、ストーリー性を持った構成をすることが多いです。
 しかし、高梨さんから相談されたのは、「へヴィメタルのアルバムみたいにしたい」というアルバム・コンセプトでした。
 「いわゆるサウンドトラック・アルバムとは違うものにしたい」という意図だったわけです。
 そこで、今までのサントラ構成の仕事とはまったく視点を変え、音楽優先の構成をしています。

 高梨さんの仕事場におじゃまして、「この曲は入れたい」「これははずす」とまず選曲の相談をし、続いて「最初はメインテーマですよね」「次はこの曲では?」「いや、むしろこっちのほうが燃える」と1曲目から順に曲順を決めていきました。使用場面や曲の意図(メニュー)は考慮していません。ですから、私がこれまで構成したアルバムとはまったく異なる作り方のサントラになっています。曲名は私がつけたものを高梨さんに監修していただきました。

 このアルバムには、通常は収録される主題歌のテレビサイズ・ヴァージョンは収録されていません。メーカー担当者の方がアルバムの構成意図を汲んで、純粋に高梨さんの音楽アルバムとして聴ける1枚にしてくれたのです。

 『FAIRY TAIL』は真島ヒロのコミックを原作にした異世界ファンタジーアニメです。ファンタジーというと、オーケストラやシンセの厚い音を使ったシンフォニックな音楽が多い。映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリーポッター』シリーズの印象からでしょう。しかし、『FAIRY TAIL』の場合、高梨さんが「ケルト・メタルをやる」と宣言して、ハードなロックサウンドががんがん鳴り渡る、これまでにない音楽がつけられています。「ケルト・メタル」とはケルト音楽を取り入れたへヴィメタルのこと。これが、むちゃくちゃカッコいいのですよ。

 今回収録した曲では、メインテーマをはじめ、エルザ、グレイ、ナツの各キャラクターのテーマ、バトル音楽、高梨さん得意のダーク・ファンタジー風の曲まで、魂ゆさぶるような曲がぎっしり詰まっています。それもそのはずで、2枚目以降のことを考えずに、カッコいい曲をぜんぶ入れてしまったのです。追加録音でさらにカッコいい曲が作られることを信じて…。捨て曲なしの濃い1枚になりました。

 『FAIRY TAIL』をご覧の方もそうでない方も、高梨さんのロック魂が詰まったメタル・アルバムとして、ぜひお聴きください。

FAIRY TAIL オリジナル・サウンドトラック Vol.1
 ジャケットは原作者・真島ヒロの描き下ろし!

 : FAIRY TAIL オリジナル・サウンドトラック Vol.1

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