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2010年6月

2010年6月29日 (火)

鮎川麻弥 「Reply」- Acoustic Live- in 南青山MANDALA

 6月26日。南青山MANDALAで開催された鮎川麻弥さんのライブ〈「Reply」- Acoustic Live-〉に足を運びました。

 鮎川さんのライブは、昨年11月29日の〈鮎川麻弥25th Anniversary Live!〉以来。
 今回は、前回のライブで歌えなかった歌やできなかったことに挑戦!というコンセプトです。

 編成が魅力的。グランドピアノにウッドベース、生ギター。曲によってはエレキベースやエレキギターも使っていましたが、生音にこだわったステージでした。
 そして、鮎川さんの声が生楽器の音によく乗るのだなぁ。

 この生楽器編成で歌われた洋楽カヴァーが雰囲気満点でよかった。
 次回はウッドベースをバックにジャズなんか歌って欲しいと思います。

 第2部の「星空のBelieve」や「風のノー・リプライ」では客席も参加して盛り上がりました。
 会場では鮎川さん初というオリジナル・グッズの販売も。鮎川さん監修による皮製ストラップです。黒赤の2色があり、限定50個が完売! 私も赤をGETしましたよ~

 そんな鮎川さんの最新作はCMソング。グリコ〈カフェオーレ コーヒーリッチ〉のCMなのだそうです(「リッチーナ登場編」の“リッチなの…ウフフ”のパート)。

 ますますの活躍を楽しみにしています!


<set list>

1st set

  1. イリュージョンをさがして
  2. Reply~再会の時~
  3. ルート134
  4. 45rpmのGod Bless You
  5. Approach
  6. Drive
  7. Calling You (映画『バグダッド・カフェ』主題歌)
  8. Almaz (ドラマ『もう誰も愛さない』挿入歌「スイーツ・ラヴ」と同曲)
  9. This Masquerade (レオン・ラッセのカヴァー)
  10. L-O-V-E

2nd set

  1. 夢見る頃を過ぎても
  2. ハイヌーン・ボディー
  3. 宵やみはスローに…
  4. 「おやすみ」の微笑み
  5. 星空のBelieve
  6. 風のノー・リプライ
  7. 永遠にアムロ feat.影山ヒロノブ
  8. 陽炎-heat wave-

アンコール

  1. Don't Worry
  2. 夕映え

(※鮎川さんのBlogにセットリストが発表されましたので訂正しました。2010.07.12)

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2010年6月19日 (土)

『ゲゲゲの女房』サントラ収録曲紹介

  窪田ミナさんのOfficial Blogで、今週からスタッフのDONさんが『ゲゲゲの女房』の各回で使用された音楽を紹介してくれています。サントラをチェックしながら見ると、いっそう楽しめると思いますので、ぜひご覧ください。
 サントラ発売と連動して本編での使用例を紹介していくのは、ありそうでなかった試みです。プロモーションとしても有効だと思いますよ。

 さて、サントラ特設ページに書いたように、『ゲゲゲの女房』の音楽では、ケルト音楽が重要な要素となっています。
 では、なぜケルト音楽が重要だったのか?

 それは、『ゲゲゲの女房』の世界が「目に見えないものがある」世界だからです。「目に見えないもの」とは妖怪といってもよいし、精霊みたいなものといってもよい。この作品が水木しげるの半生によりそった作品である以上、そこは避けて通れない要素なのです。「妖怪なんかいないよ」では成り立たない。それを象徴しているのが、「すでに死んだ語り手」であるおばばです。

 もちろん、妖怪ドラマではないので、妖怪はいるともいないとも曖昧に描写されていますが、まったくのリアルな現実だけの世界ではないということ。そこが、家族や夫婦を描くドラマであっても、これまでの朝ドラと大きく違っているところです。いわば、重層構造になっている。

 窪田ミナさんの音楽におけるケルトの要素は、その「目に見えないもの」にあたると思うのです。窪田ミナさんは、妖怪や情景の音楽だけでなく、布美枝のテーマをはじめとするさまざまな曲にケルト音楽の要素をちょっとずつ入れている。クラシカルなオーケストラとケルト音楽とが共存しているのが、『ゲゲゲの女房』の音楽です。その音楽の構造は、ちょうど、『ゲゲゲの女房』の世界が目に見える世界と目に見えない世界の多層構造になっていることとシンメトリを描くように呼応しているわけです。

 窪田ミナさんは音楽家の直感で「この世界にはケルト音楽が合う」と思われたそうですが、ドラマが始まる以前にそのアイデアに到達したのはおそるべきセンスというほかない。『ゲゲゲの女房』の音楽が、あたりまえのオーケストラで奏でられる音楽であったら、作品の印象はずいぶん違っていたでしょう。

 だから、『ゲゲゲの女房』の世界は音楽という精霊によって守られているのです。音楽が作品世界の多層性を支え、また、うわべだけのドラマでない深みを与えています。

 『ゲゲゲの女房』サウンドトラックを入手された方は、メロディの美しさやアレンジの緻密さはもちろんのこと、そっと入ってくるケルトの音にも耳をすませてみてください。また違った味わいを感じていただけるのではないかと思います。

ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック

 : ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック

ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1
 DVDは早くも8月発売! ジャケットに鬼太郎がいますが、東映ビデオからの発売です。

 : ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1

 では、サントラ収録曲を紹介しましょう。

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2010年6月16日 (水)

「ゲゲゲの女房」の世界に満ちる窪田ミナの音楽

 朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』のオリジナル・サウンドトラックが発売されました。

 水木しげる夫人・武良布枝さんの手記を原作にしたドラマです。水木しげるとなれば見逃すわけにはいかない。『ちりとてちん』以来、ひさしぶりにはまって、毎回欠かさず見ています。

 脚本、演出、美術、役者陣の芝居、どれもすばらしいですが、なかでも注目すべきは窪田ミナさんの音楽。音楽が作品世界に深みと広がりを与えているんですね。

 サウンドトラック発売に合わせて開設された<特設サイト>で、作曲の窪田ミナさんインタビューとテキストを書かせていただきました。テキストは、「もしライナーノーツに参加できていたら」という想定で書いてみました。Webライナーノーツとでも言いましょうか。今後、こういう形態が多くなっていくかもしれません。

 そのWebライナーノーツでも書きましたが、『ゲゲゲの女房』の音楽にはケルト音楽がさりげなく取り入れられています。それがとても効果を上げている。繊細なメロディや緻密なアレンジはもちろんのこと、ティン・ホイッスルやアイリッシュ・フルートやマンドリンの音などにも耳をすませてみてください。窪田ミナさんが音楽にひそませた魔法を感じ取っていただけると思います。

 『ゲゲゲの女房』の音楽については、またあらためて書いてみますね。

ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック

 : ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック

ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック 特設サイト

2010年6月14日 (月)

「はやぶさ」を応援したジャズ・バラッド

 小惑星探査機「はやぶさ」が7年間の旅を終えて帰還しました。
 何度も「もうだめか」というトラブルを乗り越えての奇跡の帰還。宇宙を旅する夢と、あきらめなかったスタッフ・技術者たちの不屈の努力に感動しました。火の玉となって燃え尽きる「はやぶさ」と、その機体に守られるように飛び続けるカプセルの映像に胸が熱くなりました。昨夜はネットに「おかえりなさい」の声が流れ続けていましたね。

 大気圏突入時の動画はこちらにUPされています。

 NHKニュース「はやぶさ カプセル落下を確認」

 この「はやぶさ」の帰還のようすはリアルタイムにユーストリームで中継されていましたが、その合間にメロウなジャズ・バラッドが流れているのに気づいた方もいるでしょう。実は、「はやぶさ」のために書かれた曲です。

 ジャズ・ピアニスト甲斐恵美子さん作曲・演奏による「Lullaby of Muses」。JAXA製作のビデオ『はやぶさ物語「祈り」』の音楽としても使用されました。前人未到の旅を行くはやぶさを応援し、見守り、迎える曲です。「はやぶさ」の旅に、多くの人がお気に入りの曲、イメージに合う曲をさがしてマイBGMとしていましたが、もっとも「はやぶさ」にふさわしいのは、やはり、その旅立ちから帰還までを歌ったこの曲ではないでしょうか。

 映像音楽ではありませんが、作り物のドラマ以上に感動を生んだ物語の音楽として、広く聴いてもらえたらと紹介しました。7月5日には、都内でライブも開催するそうです。

Lullaby of Muses 2 甲斐恵美子
 タイトルに「2」とついていますが、初版に1曲を追加して完全版としたものです。

 : Lullaby of Muses 2

甲斐恵美子さん公式サイトの「Lullaby of Muses」紹介ページ

「Lullaby of Muses」試聴ページ

JAXAの『はやぶさ物語「祈り」』の動画ページ

2010年6月 9日 (水)

本日発売!「ハートキャッチプリキュア!」オリジナル・サウンドトラック!!

 「ハートキャッチプリキュア!」のオリジナル・サウンドトラック1が本日6月9日に発売されます!
 私は構成・取材・解説を担当しました。

 実はこれまで、『プリキュア』のサントラ第1弾は8月頃に発売されるのが慣例化していたんです。でも、「そんなに待ちきれない!」というファンの声を受け、今年は発売スケジュールを前倒しにしました。ホットな今のうちに、プリキュアBGMに浸ってください。

 音楽は昨年に続き、高橋康治さん。今回のプリキュア音楽のコンセプトは「ファンタジーロック」。華やかでキラキラしたサウンドを使い、前作『フレッシュプリキュア!』とは違う路線をねらっています。たとえていうなら、ディズニーランドのエレクトリカル・パレードみたいな雰囲気!

 そして、奇をてらったわけではないんですが、今回の構成、「1曲目からこの曲!?」という曲順になってます。この1曲目と2曲目は、あれこれ悩んだ末、作曲した高梨さんのアドバイスをもらって決めました。

 では、聴きどころを紹介しましょう。

 なんと変身音楽「プリキュア・オープン・マイハート!」からスタート! 劇中では1人変身のときと複数変身のときでサイズが異なるヴァージョンが使い分けられています。今回は1人変身のヴァージョンを収録。
 2曲目の「プリキュア颯爽活躍です!」はメインのプリキュア活躍曲。第3話マリン初登場の活躍場面で使用されたのが印象的です!
 オープニングTVサイズをはさみ、「つぼみ~キュアブロッサムのテーマ」は水樹奈々が歌う挿入歌「つ.ぼ.み~Future Flower~」の原曲。つぼみのテーマはブロッサムのモチーフにも使われてます。
 「こころの花よ、出ておいで」は〈砂漠の使途〉の幹部がデザトリアンを呼び出すときによく使われている曲。こういうダークで妖しい曲は高梨康治さんが得意とするところ。今年の敵側音楽はエスニックな雰囲気で、これまでのプリキュアの敵役と一味違う音楽がつけられています。ほかの敵側曲「砂漠の使途」「デザトリアンのおでましだ!」などもそうですが、民族楽器をフィーチャーしたり、中東風の音階を使ったりして、砂漠っぽい雰囲気を表現しています。
 心躍る曲調の「わたし、変わります!」はつぼみのテーマのモチーフを使ったキュアブロッサム活躍曲。第1話でつぼみがココロパフュームを受け取って変身を決意する場面に流れていたのが印象的だったので、そのイメージで選曲しました。
 続く「プリキュア・ピンクフォルテウェイブ!」はブロッサムの必殺技テーマ。今年のプリキュア音楽の特筆すべきところは、キュアブロッサムとキュアマリン、それぞれの必殺技に曲がつけられていること。合体技にはまた別の曲が用意されています。これまでになかった音楽演出です。
 「えりか~キュアマリンのテーマ」も挿入歌「スペシャル*カラフル」の原曲になった曲。えりかとキュアマリンのイメージに合わせたアメリカンロックです。つぼみのテーマより使用頻度が高く、えりか登場場面にたびたび使われてます。
 とくれば、当然次は「プリキュア・ブルーフォルテウェイブ!」。マリンの必殺技テーマです。プリキュア大爆発の曲も作ってほしいなぁ。
 激戦~ピンチ!という雰囲気の曲をはさんで「堪忍袋の緒がきれました!」。作曲段階からブロッサムの決め台詞を想定して書かれた曲で、ヒロイックな曲調で盛り上がる実にカッコいい曲に仕上がってます。いよいよクライマックス!
 とどめは当然、「プリキュア・フローラルパワー・フォルテシモ!」。合体技の音楽です。『ハートキャッチプリキュア!』は敵を「浄化する」というイメージがこれまでの「プリキュア」シリーズの中でもとりわけ明瞭に描写されていますね。なので、必殺技テーマも攻撃的でない。
 「こころの種、生まれるです」は、戦いが終わり、シプレ&コフレがこころの種を生むときによく使われるしっとりした情感曲。お尻から出てくるのがいや~んという人もいますが…(笑)
 エンディングには、希望的な大団円をイメージさせる「ふたりはプリキュア」を配しました。この曲名は、もちろん1stシリーズに敬意を表したもの。第3話のラスト、つぼみがえりかに「二人でプリキュアをがんばりましょう」と言う場面にかかっていたのが感動的です。
 エンディングテーマのあと、予告編曲「みんなのハートをキャッチだよ!」で締めくくりとしました。来週もプリキュアを応援しよう!

 今回、ジャケットデザインにも注目ください。二人のアップの絵柄を使ったジャケットは、これまでのプリキュア・サントラにない新鮮なデザインです。実は主題歌シングルのイラストのほうがサントラ向きでは・・・?と思っていたのですが、できあがってみると、イイ! 今年のプリキュアにぴったりです!

 ここに紹介した以外にも名曲目白押しのハトプリ音楽。ますます盛り上がるTVシリーズとともにお楽しみください!

ハートキャッチプリキュア! オリジナル・サウンドトラック 1 プリキュア・サウンド・フォルテウェイブ!!

 : ハートキャッチプリキュア! オリジナル・サウンドトラック 1 プリキュア・サウンド・フォルテウェイブ!!

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2010年6月 2日 (水)

J9シリーズ・ソング集10年ぶりに復刻!

 ウルトラヴァイブの「アニメ・ミュージック・カプセル」シリーズの最新リリースは、J9シリーズ『銀河旋風ブライガー』『銀河烈風バクシンガー』『銀河疾風サスライガー』3作のソング集!
 主題歌・挿入歌21曲にナレーション&SE入りテレビサイズ・オープニングの3曲を加えた全24曲が収録されています。

 この時期の山本正之ワークスの充実ぶりは目を見張るばかりで、J9シリーズの主題歌・挿入歌群も名曲ぞろい。とりわけ、「星影のララバイ」「アステロイド・ブルース」「恋人たちの星まつり」「いつか時を止めて」など、哀愁に満ちたブルース風の曲やアメリカン・ポップス風の曲がどれもすばらしい。泣けます。

 このアルバムの内容は1999年に東芝EMIより「懐かしのミュージッククリップ」シリーズで発売されていたJ9シリーズ・ソング集と同じものです。しかし、同アルバムはすでに入手困難で一部ではプレミアもつくレア盤。今回のリリースは、ファンにはうれしい復刻になります。もし未入手だったという方がいたら、迷わずゲットすべし!損はありません。

 J9シリーズの歌というと先ごろキングレコードから発売された『ロボットアニメ大鑑』にも収録されています。しかし、本アルバムは一部収録内容が違うので要チェックなのですよ。

 たとえば「カーメンカーメン」は、『ロボットアニメ大鑑』には塩沢兼人のナレーションがかぶるLPヴァージョンを収録。こちらにはナレーションなしのシングル・ヴァージョンが収録されています。
 また、OP3曲のナレーション入りテレビサイズも本アルバムのみ。テレビサイズ自体は過去に何度かCD化されていますが、現在入手できるのはこれだけですね。

 解説書も、このシリーズではおなじみの1枚ものを折りたたんだリーフレット形式ではなく、ちゃんとしたブックレットになっているのがうれしい。プロデューサー・つぼたしげお氏のコメントが掲載されています。

アニメ・ミュージック・カプセル「銀河旋風ブライガー/銀河烈風バクシンガー/銀河疾風サスライガー」

 : 銀河旋風ブライガー/銀河烈風バクシンガー/銀河疾風サスライガー

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