Soundtrack Pub

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« ついに「屍鬼」のサントラが単独発売! | トップページ | ドラマ「ハガネの女 Season2」サウンドトラック »

2011年6月 6日 (月)

池辺晋一郎プロデュース「静響&グランシップ コンサート」

 9月3日~4日にかけて第50回日本SF大会<ドンブラコンL>が静岡で開催されます。その会場となっているのが、静岡県コンベンションアーツセンター、愛称<グランシップ>です。

 巨大な船を模して作られた複合文化施設。中には大ホールや中ホール、会議室などが設けられています。
 SF大会では、今年も自主企画「空想音楽大作戦」を開催する予定で、ゲストも内定しています。が、その話はまたこんど。

 6月5日、SF大会の下見を兼ねて、<グランシップ>で開催されたコンサートに足を運びました。題して、

 「池辺晋一郎プロデュース 静響&グランシップ コンサート
  映画音楽・大河ドラマの舞台裏を熱く語る!」

 2008年12月に横浜みなとみらいホールで開催されたコンサート「池辺晋一郎プロデュース ドラマの音符たち」の続編のような企画です。

  2部構成で、1部は池辺先生の大河ドラマ・テーマ曲を4曲、2部は池辺先生の作品を含む内外の映画音楽を特集。池辺先生の指揮で静岡交響楽団が演奏する趣向でした。

 曲の合間に池辺先生の解説が入ります。大河ドラマ作曲の苦労、エピソード、武満徹さんの助手を務めたときのエピソード、映画音楽作曲の苦労と楽しさ。興味深く、貴重な話ばかりで、客席のお客さんにとっては、映像音楽に関心を持つ格好の機会になったのではないかと思います。こういうコンサートがきっかけになって、サウンドトラックを聴いてみようと思う人が一人でも増えてくれたらと願わずにいられません。

 アンコールは日本アカデミー音楽賞最優秀音楽賞を受賞した「劔岳 点の記」。この映画の音楽はバッハの作品を池辺先生がアレンジしているのですが、「“映画音楽という仕事は必ずしも作曲ばかりではない”ということが認められてうれしかった」とのコメントが印象に残りました。池辺先生は明確には口にしませんでしたが、それはつまり、「映画音楽とは音による演出だ」ということなんですね。

 今回は静岡での開催でしたが、東京でも、日本各地でも、こういうコンサートが実現してほしいと思います。いいコンサートでした。

<Set List>

第1部…NHK大河ドラマより

    池辺晋一郎作曲

  • 黄金の日日
  • 独眼竜正宗
  • 八代将軍吉宗
  • 元禄繚乱

第2部…映画音楽より

  • 武満徹/3つの映画音楽
     映画「ホゼー・トレス」より“訓練と休息の音楽”
     映画「黒い雨」より“葬送の音楽”
     映画「他人の顔」より“ワルツ”
  • ------------------------
    池辺晋一郎編曲

  • 「雨に唄えば」より“雨に唄えば”
  • 「ウエスト・サイド物語」より“トゥナイト”
  • 「南太平洋」より“春よりも若く” “ハッピートーク” “魅惑の宵” “バリハイ”
  • ------------------------
    池辺晋一郎作曲

  • 「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」より“瀬戸内ムーンライト・セレナーデ”
  • 「影武者」より“影武者”

アンコール

  • 「劔岳 点の記」メインタイトル(池辺晋一郎)

■指揮・お話:池辺晋一郎
■管弦楽:静岡交響楽団

« ついに「屍鬼」のサントラが単独発売! | トップページ | ドラマ「ハガネの女 Season2」サウンドトラック »