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2011年7月 6日 (水)

太陽のように…NHK朝ドラ「おひさま」

 ここ数年の朝ドラで毎週楽しみに観ていたのが(週1回のまとめ放送で観てるので)、『ちりとてちん』(2007)、『ゲゲゲの女房』(2010)。現在放送中の『おひさま』もそれに続く1本になりました。
 なんといっても、主演の井上真央がいい。満島ひかりも斉藤由貴も好きな私ですが、『おひさま』は井上真央さんです。よくプロフィール紹介で「『花より男子』でブレイク」と書かれる井上真央さんですが、私は読むたびに「なにを言っておるか~!?」と思ってますよ。井上真央さんといえば、『キッズ・ウォー』ではないですか。子役時代の彼女が実質主演した昼の帯ドラマです。1999年から2003年まで、パート5まで放送されました。この当時から井上真央さんの女優ぶりは際立っていて、芝居のうまさはもちろん、現場では台本がいらないくらいセリフを完璧に覚えてきていたそうです(当時発売された『キッズ・ウォー』ガイドブックで読みました)。

 そんな思い出があるので、『おひさま』が井上真央主演と聞いて、「おお~!!」と思ったのでした。舞台は長野。私も旅行したことのある安曇野と松本。美しい土地です。期待しながら放送を観ると、脚本も役者も演出も美術も、とてもいい。物語は、戦前・戦中・戦後を生きた女性の一代記という、朝ドラの王道ともいえるパターンですが、浮わついたところがなく、安心してドラマに入り込める。井上真央、満島ひかり、マイコが演じる〈白紙同盟〉の三人娘が魅力的です。脇も手堅い。そして、渡辺俊幸さんの音楽が出色と思いました。

 朝の連続テレビ小説は『ノンちゃんの夢』『かりん』『どんど晴れ』に続いて4作目となる渡辺俊幸さん。今回の『おひさま』は「視聴者を少しでも早くドラマの中へいざないたいから」という趣旨でテーマ曲の尺(長さ)が45秒と例年より短くなっています。そのため例年以上に苦労されたそうですが、出来上がったメインテーマは、味わい深くて耳に残り、しかも聞き飽きない、朝ドラにふさわしい曲に仕上がっている。名旋律と思います。渡辺俊幸さんは常々、「昔ながらの映画音楽のような、人々の記憶に残るいいメロディを書きたい」と語っていて、今回の『おひさま』のテーマは会心の出来になったのではないでしょうか。脚本の岡田惠和さんがこのテーマ曲に詞をつけて、平原綾香さんが歌を入れたヴォーカル版も作られました。

 サントラ盤には、平原綾香さんの歌を含む全30曲が収録されています。劇中音楽は70曲におよぶ楽曲から厳選。2曲目に収録された「メインテーマ 明日へ」は、メインテーマのテンポを少し落とし、サイズを長くしたロングヴァージョン。『NHKドラマガイド おひさま』(NHK出版)に掲載されてるメインテーマのピアノ譜は、このロングヴァージョンです。3曲目「メインテーマ 太陽の陽子」は学校の場面などで印象深い、躍動感に満ちたアレンジ。平原綾子さんによる「メインテーマ ヴォカリーズ」は、大空襲後の東京をおとずれた陽子と真知子が、親友の育子と再会する感動的な場面で流れていました。ほかに私のお気に入りは、「白紙同盟」の曲と「旅立ち」と題された曲。
 ブックレットには信州の美しい写真がふんだんに掲載され、さながら写真集のよう。小松昌代プロデューサー、岡田惠和さん、渡辺俊幸さんのコメントも掲載されています。

 物語はまだ折り返し点なので、ぜひサントラ第2弾を! 期待して待ってます。

おひさま オリジナル・サウンドトラック

 : おひさま オリジナル・サウンドトラック

おひさま~大切なあなたへ/平原綾香 [MAXI]
 平原綾子のヴォーカル曲をシングルカットした1枚。

 : おひさま~大切なあなたへ/平原綾香

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