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2011年8月12日 (金)

フレッシュプリキュア! メモリアル ボーカルセレクション

フレッシュプリキュア! メモリアル ボーカルセレクション

 : フレッシュプリキュア! メモリアル ボーカルセレクション

〈収録曲〉

  1. Let’s! フレッシュプリキュア! (茂家瑞季)
  2. ハッピーカムカム (ラブ)
  3. 星よりも、花よりも (美希)
  4. heart dictionary (祈里)
  5. (^^)ハナマルスマイル(^^) (M*cube)
  6. フレッシュプリキュア・サンチャイルド (キュアフレッシュ)
  7. You make me happy! (林 桃子)
  8. Dreaming Flowers (キュアフレッシュ&ミユキ)
  9. lalala Shangri-la(桃源郷) (ラブ)
  10. FRIENDS ~3Q4love~ (美希)
  11. no believe, no life (祈里)
  12. ミライノキミヘ (せつな)
  13. いつもココロにほほえみを (M*cube)
  14. H@ppy Together!!! (林 桃子)
  15. ハピネス☆Wonder land ~笑顔のおくりもの~ (キュアフレッシュ&M*Cube)
  16. Let’s! フレッシュプリキュア! ~Hybrid ver.~ (茂家瑞季)

 ラブ/CV:沖 佳苗
 美希/CV:喜多村英梨
 祈里/CV:中川亜紀子
 せつな/CV:小松由佳
 ミユキ/CV:飯塚雅弓
 キュアフレッシュ=ラブ、美希、祈里、せつな
 M*Cube=茂家瑞季、林 桃子、工藤真由


 「プリキュア」シリーズ第6弾『フレッシュプリキュア!』のボーカルセレクションです。

 本作から番組のプロデューサー、スタッフが一新。音楽プロデューサーも交代し、新しい体制での『プリキュア』がスタートしました。主題歌・挿入歌の雰囲気もぐっと現代的になっています。また、本作では、エンディング曲だけでなく、オープニング曲も後期からリニューアルされました。

 初リリースは、前期オープニング「Let’s! フレッシュプリキュア!」と前期エンディング「You make me happy!」のカップリング盤が2009年2月4日発売(MJCD-23059)。後期オープニング「Let’s! フレッシュプリキュア! ~Hybrid ver.~」と後期エンディング「H@ppy Together!!!」のカップリング盤が2009年8月5日発売(MJCD-23066)。
 挿入歌は『フレッシュプリキュア! ボーカルアルバム1~太陽の子供たちへ~』(2009年9月2日発売/MJCD-20169)、『フレッシュプリキュア! ボーカルアルバム2~笑顔のおくりもの~』(2009年11月26日発売/MJCD-20178)でリリースされました。

 本作から歌づくりはキャラソン主体となり、いま風のアニメと同じ手法が導入されました。メロディもアレンジも現代的になり、単独の楽曲として聴きやすくなっています。いっぽうで、「作品に合っているの?」と疑問を感じるところもありますが、そこは聴き手の好みなのでしょう。
 アルバムの構成は、あまり作品や物語にとらわれず、主題歌とキャラソンをまとめて収録することを眼目にしました。2010年1月27日に発売された『フレッシュプリキュア! ボーカルベスト』では、後期オープニングと前期&後期エンディングが収録されず、代わりに劇場用オープニングと英語ヴァージョンのエンディングが収録されてたので、今回は主題歌が4曲とも聴けるようにフォローしました。

 オープニング「Let’s! フレッシュプリキュア!」は、六ツ見純代さんの詞に高取ヒデアキさんの曲。茂家瑞季さんの歌唱もフレッシュな1曲です。茂家さんは宮本佳那子さんと同じ東映アカデミーの出身で、番組放映当時は16歳の若さでした。これは『Yes! プリキュア5』放映当時の宮本佳那子ちゃん(なぜかちゃんづけ!?)より若いわけですね。
 ちなみに60年代からたびたびアニメソングの歌唱者として名前が出るヤング・フレッシュは東映アカデミー所属のメンバーで結成されたコーラス隊(メンバーは不定)。あの前川陽子さんもメンバーだった由緒正しきアニソン・コーラスチームなのです。

 2曲目からは「ハッピーカムカム」「星よりも、花よりも」「heart dictionary」と、『ボーカルアルバム1』からプリキュア3人のキャラソンを続けて収録。
 次の「(^^)ハナマルスマイル(^^)」は、茂家瑞季さん、林 桃子さん、工藤真由さん3人のユニット・M*cubeの歌。
 プリキュア4人が歌う「フレッシュプリキュア・サンチャイルド」は、4人のキャラクターと口ぐせを歌い込んだポップチューンです。

 前期エンディング「You make me happy!」をはじめて聴いたときは、R&B風の曲調に驚きました。「プリキュアにこういう大人っぽい歌が採用されたか!?」と思ったわけです。自身で作詞もする林 桃子さんの歌唱も、詞の解釈といい、メッセージの伝え方といい、聴けば聴くほど味わいがあります。この歌は、3Dアニメでプリキュアたちがダンスを踊るエンディング映像とともに大ヒット。プリキュアの音楽作りの新しい方向性を決定づけたと思います。

 プリキュア4人とダンスコーチのミユキさんが歌う「Dreaming Flowers」以降は『ボーカルアルバム2』からの選曲。
 「lalala Shangri-la(桃源郷)」「FRIENDS ~3Q4love~」「no believe, no life」「ミライノキミヘ」とプリキュアたちのソロを収録。「FRIENDS ~3Q4love~」は「3Q4love」と書いて「サンキュー・フォー・ラブ」と読ませる凝ったタイトルです。

 M*cubeの歌が1曲だけではさびしいので、もう1曲、「いつもココロにほほえみを」を選曲しました。作曲の伊藤心太郎さんはAKB48にも曲を提供しているヒットメーカー。

 後期エンディング「H@ppy Together!!!」も、英語詞から始まるダンスナンバー。前期エンディングと同じ、六ツ見純代さん×marhyさんコンビの作です。「marhy」と書いて「マリ」と読ませるmarhyさんは、自身で歌もこなすシンガーソングライター。本作に続く『ハートキャッチプリキュア!』では、これも大ヒットしたエンディング曲「ハートキャッチ☆パラダイス」を、『スイートプリキュア♪』では主題歌「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」の作曲を手がけて、「プリキュア」シリーズになくてはならない作曲家として活躍しています。

 プリキュア4人とM*cubeが歌う「ハピネス☆Wonder land ~笑顔のおくりもの~」は、作詞:六ツ見純代、作曲:高取ヒデアキ、編曲:籠島裕昌による作品。「プリキュアの大団円を演出するような曲を」という六ツ見さんの願いから、六ツ見さんの詞先行で作られた曲です。3人の息もぴったり合い、作り手のプリキュアへの思いが詰まった1曲になりました。イメージはプリキュア版 “We are the world”! 本アルバムいちばんの聴きどころと言っていいでしょう。このトリオで、翌年の主題歌「Alright! ハートキャッチプリキュア!」が作られることになります。

 アルバムのラストは、後期オープニング「Let’s! フレッシュプリキュア! ~Hybrid ver.~」。ライブだったら、最後のアンコール曲で盛り上がってフィナーレ!というイメージで選曲しました。

 本作では、茂家さん、林さん、工藤さんそれぞれのソロ曲も作られているのですが、今回はキャラソン主体というコンセプトのため、涙を呑んではずしました。とりわけ、工藤真由さんのソロ「Changing my Wind」は工藤さんらしいポジティブさあふれる歌で、最後まで入れようとがんばったのですが、残念。機会があれば、ぜひ聴いてみてください。


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