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2014年7月22日 (火)

「第4回 伊福部昭音楽祭」

 7月13日(日)東京・初台のオペラシティ・コンサートホールで開催されたコンサート「第4回 伊福部昭音楽祭」に足を運びました。

 いや~、すばらしかったです。

 「伊福部昭音楽祭」2007年の第1回から通っていますが、第3回からしばらく間が空きました。
 それが、ゴジラ誕生60周年と伊福部昭生誕100年が重なったアニバーサリーイヤーでの復活。
 東宝の協賛のもと、すごい企画が実現しましたよ。

 全曲、和田薫さんの指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団の演奏。

 1部は「日本狂詩曲」(校訂版初演)と「シンフォニア・タプカーラ」。
 パワフルでかつ愛情あふれる演奏に引き込まれました。

 2部が今回のハイライト。1954年公開の『ゴジラ』第1作の本編を上映しながら、音楽を生演奏で聴こうという趣向。
 本編の音声は台詞とSEで音楽はなし。つまり、生演奏の音楽つきで映画をまるごと1本鑑賞しようというイベントなのです。

 はたして、どうなるか…と期待半分、不安半分でしたが、さすが映像音楽のプロでもある和田薫さんの指揮。みごとな画あわせ、かつ、オリジナルの雰囲気を損 なわない演奏で違和感なく楽しめました。しかもこれ、厳密にはサントラの「再現」ではなく、音楽として自立できるように編成も増やし、スコアも演奏会用に 新たに書き下ろしているのです。実にリッチで得がたい映画体験・音楽体験でした。とりわけ、映画のラスト、ゴジラと芹沢が海の中に消える場面の音楽はサン トラで聴く以上に情感豊かで鎮魂の思いが伝わる名曲になっていたと思います。

 アンコールは「SF交響ファンタジー第1番」。これがまたスピード感のある現代的な演奏でかっこよかった。和田薫さんが幸せそうにノリノリで振っていたの が印象的です。アンコールとしてはボリュームのある選曲ですが、これは和田さんが自分で振りたいがために選んだのではないかと秘かに思っているのですが… (^_^)

 客層が非常に幅広かったのも印象的でした。

 もちろん、年季の入った特撮ファンらしき人も多かったのですが、若い人や女性が目立ちました。新しいファン層の開拓という意味で、また、そういうファンが コンサートに足を運ぶ機会を増やしたという意味でも、ここ数年の伊福部昭ブームとコンサートの回数が増えたことはよかったと思います。

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