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2018年5月14日 (月)

木下忠司さん、東海林修さん、井上堯之さんの訃報

 木下忠司さん、東海林修さん、井上堯之さんの訃報を続けて聞きました。
 残念です。心より哀悼の意を表します。

 4月30日に102歳で永眠した木下忠司さんは日本を代表する映画音楽作家のひとり。『二十四の瞳』『野菊のごとき君なりき』『喜びも悲しみも幾年月』『衝動殺人、息子よ』など実兄・木下恵介監督と組んだ数々の作品や東映の「トラック野郎シリーズ」などで活躍しました。木下恵介監督とのコンビではTBSのドラマシリーズ「木下恵介アワー」の音楽も手がけています。もっとも親しまれたのは、『水戸黄門』、『特捜最前線』というテレビの2大長寿シリーズの音楽でしょう。
 特撮・アニメファンとしては映画『ガメラ対バルゴン』『ちびっ子レミと名犬カピ』、TVアニメ『カリメロ』の音楽が好きでした。東映動画の初の長編アニメ映画『白蛇伝』の音楽も木下忠司さん。アニメ音楽にとっても重要な人です。日本人好みの旋律の中にバイタリティを感じさせる人生の応援歌とも呼べる音楽が忘れられません。

音楽家・木下忠司さん死去 (朝日新聞)

 4月30日に85歳で亡くなった東海林修さんはNHK『ステージ101』の音楽監督でも活躍したポップス界の名アレンジャー。60~70年代には沢田研二「危険な二人」、中尾ミエ「可愛いベイビー」などの歌謡曲のアレンジで日本のポップス・サウンドを先導しました。アニメファンとしてはやはり劇場版『コブラ』と『さよなら銀河鉄道999』、TVアニメ『THE かぼちゃワイン』、OVA『ブラックジャック』の音楽が心に残ります。TVアニメ『まんが偉人物語』の主題歌でかまやつひろしが歌った「つづけ青春たちよ」「ありの大統領」の作・編曲も東海林さんでした。シンセサイザー音楽の第一人者でもあり、コロムビアの「デジタル・トリップ」シリーズはアニメ音楽の楽しみ方を広げたアルバムとして再評価が待たれます。

作曲・編曲家の東海林修さん死去 (朝日新聞)

 5月2日に77歳で亡くなった井上堯之さんは言わずと知れたザ・スパイダーズのギタリスト。大野克夫さんとともに井上堯之バンドで『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』『寺内貫太郎一家』『前略、おふくろ様』などの音楽を手がけ、日本のTVドラマに新しいサウンドをもたらしました。ロックのアルバムみたいに聴けるドラマサントラの登場はドラマ音楽を聴く新しいファンを開拓したと思います。作曲家として映画『雨のアムステルダム』『傷だらけの天使』等の音楽も担当。忘れられないのはジュリーが主演した『太陽を盗んだ男』です。サントラもカッコよかった。

「ザ・スパイダース」ギタリストの井上堯之さん死去 (朝日新聞)

 すばらしい作品をありがとうございました。どうぞやすらかに。

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