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2018年8月29日 (水)

セーラームーンクラシックコンサート2018

 Salormoon_classic_2018 flyer

 8月28日が初日の「セーラームーンクラシックコンサート2018」(東京芸術劇場)初回公演に行ってきました。
 いやー、よかったです。

 本格的なクラシック風からハードなシンフォニーロックまで、アレンジが昨年以上に振り切っている。
 冒頭の「ムーンライト伝説」から度肝を抜かれました。

 今回は90年代アニメの有澤孝紀さんのBGMがたっぷり聴けるのがファンにはうれしいところ。

 日常BGMから(通称)テレポーテーションのテーマ、タキシード仮面のテーマ、妖魔のサスペンスなどを経て変身BGMへつながるメドレーはとりわけ聴きごたえがありました。
 アニメを観ていたファンなら胸躍る旋律やサウンドが次々現れて感涙ものです。
 「そうだよー、これが聴きたかったんだよ!」と思ったファンも多かったのでは。

 昨年のプログラムにあった「乙女のポリシー」や小坂明子さんがピアノを弾くピアノ組曲風のコーナーも昨年とは違うアレンジ、構成になっていて、昨年以上のものを創り上げようというスタッフ・出演者の意気込みを感じます。

 休憩をはさんだ後半は激しくドラマチックな展開。
 本物のパイプオルガンが奏でるバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」は90年代アニメ通算110話(『美少女戦士セーラームーンS』第21話)からの引用。そこからセーラーウラヌスとセーラーネプチューンのメドレーに突入するのが泣かせます。ヴァイオリン・寺下真理子さんとピアノ・SUGURUさんのネプチューンとウラヌスが乗り移ったような演奏が圧巻でした(ステージの両端で演奏する二人が時折アイコンタクトを交わすのが萌えポイント)。

 次はセーラースターライツのコーナーで、1曲目が本公演初演となる「セーラースターライツ出現」のテーマ。原曲通りフィンガースナップから始まるのに「キターッ!」と鳥肌だってしまいました。
 今回も公式パンフレットの構成と執筆を担当しているのですが、演奏曲紹介はアレンジが完成する前に書いているので、演奏を聴くまでどんな曲になっているのかわからないのですよ。
 この曲の紹介も「フィンガースナップの音とともに…」と書いたものの、違うアレンジになっていたらどうしようと思っていたので、原曲を生かしたアレンジがうれしかったです。
 本曲に限らず、「ムーンライト伝説」イントロの鐘の音やパイプオルガンの活かし方など、全体に漂う「わかってる感」が本コンサートの醍醐味と思います。

 コンサートの最後は原作&90年代アニメ最終章「シャドウ・ギャラクティカ編」のクライマックスを再現したコーナー。
 有澤さんのBGMをバックにセーラームーン=三石琴乃さんとセーラーギャラクシア=堀江美都子さんが生声でかけあいを演じるのですから、たまりません。
 満を持してステージに登場した堀江美都子さん。ゴールドの衣装で歌う「ゴールデンクイーン・ギャラクシア」の凛々しくかっこいいこと!
 コンサート一番の聴きどころといってよいすばらしさでした。
 壮絶な死闘の末、セーラーギャラクシアが浄化されると、衣装替えした堀江美都子さんが現われて主題歌「セーラースターソング」を天使のように歌い上げる。
 会場全体から感動の息吹が立ち上ってくるのが見えるような最高の見せ場でした。
 熱狂的なセーラームーンファンとはいえない私も、思わず涙ぐんでしまいます(プログラムを知っているのに)。
 きっと会場にいたファンには堀江さんの背中に(エターナルセーラームーンの)天使の羽が見えていましたね。

 今年は、1曲1曲の完成度もさることながら、数曲をブロックにまとめたコーナーのドラマティックな構成が特徴でした。
 セットリストも公演前から公開されていますが、
http://sailormoon-classic.com/news.html#180706
パンフレットの演奏曲紹介を読んでいただくと、選曲・構成の意図を、より理解していただけると思います。
 演奏曲が使用された話数の場面写を選んで載せるなど、画像選びにもこだわりました(東映アニメーションさんに保管されている膨大な量のポジを何度も観て選びました)。

 なので、ぜひぜひ公演のおともに、そして記念に、パンフレットをお買い求めください。
 今年も池袋マルイ7階でグッズ販売を行っていますので、劇場外でも購入可能です。

 東京公演は本日29日も14時と19時の2回。当日券も若干出ているようですので、チケット買ってないという方も劇場に足を運んでみてください。
 9月7日には大阪フェスティバルホールでの公演が予定されています。

 もし来年の公演があるなら、期待するのは変身BGMの女声コーラスの再現ですよね。コーラスは有澤さんBGMの特徴のひとつなので。
 そして、「セーラームーン」「セーラームーンR」「セーラームーンS」…とシリーズが変わるたびにヴァージョンアップしていった歴代変身BGMを並べて聴いてみたい。
 あとは劇場版サントラの再現など、まだまだ、セーラームーンコンサートのアイデアは尽きません。

セーラームーンクラシックコンサート公式サイト

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