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2018年8月19日 (日)

「日本懐かしアニソン大全」のFacebookページができました

 8月29日発売『日本懐かしアニソン大全』のFacebookページができました。

 https://www.facebook.com/Anison.Taizen/

 本の内容やイベント情報をこちらで発信しています。

 ぜひ、「いいね!」やフォローをお願いします。

2018年8月13日 (月)

「日本懐かしアニソン大全」が発売されます

 「日本懐かしアニソン大全」(腹巻猫&レコード探偵団/辰巳出版/¥1,620(税込))が8月29日に発売されます!
 https://www.amazon.co.jp/dp/4777821684

 昭和のアニメソング約140曲をレコードジャケットとともに紹介した本です。

 著者名は「腹巻猫&レコード探偵団」となっていますが、執筆は腹巻猫とレコード探偵団の水落隆行さん、不破了三さんの3人で分担しています。
 私の持込み企画ではなく、もともと編集を担当したのプランリンクさんと水落さんとで企画が進んでいたところに声をかけていただきました。

 メインターゲットは40~50代の一般読者。コアなアニメファン、アニソンファン向けというより、「昔、観ていたなぁ」「子どもの頃、歌ってたなぁ」と手に取ってくれるライトユーザー向けの本です。
 しかし、気楽に読んでもらえる本であると同時に、コアなファンにも納得してもらえる内容になるよう心がけました。
 むしろ、「アニメソング研究の指針となる一冊」を目指すくらいの勢いで作っています。

 私が力を入れたのは、全体の構成と選曲です。

 特に、昭和のアニメソングを発表時期によって「黎明期(~1968)」「開花期(1969~1973)」「充実期(1974~1977)」「進化期(1978~1982)」「発展期(1983~1988)」の5つの区分に分けたのは本書の肝となるところです。この案が通ったときは「もう、中身は誰が書いてもいい」と思いました(笑)。「1971~1975」「1976~1980」等とキリのいい年で区切られていないところに意味があり、アニメソングの歴史を読み解く、ひとつの「史観」を示したつもりです。

 選曲も悩んだところです。たたき台から2度にわたる会議で絞り込み、掲載曲に落ち着きました。万人が納得するセレクトは不可能ですので、執筆者・編集者の意向が反映されることは避けられません。時代を代表する作品を取り上げつつ、関係者の思い入れのある作品をポツポツと入れ込んでいます。「なぜあの曲が入ってない」「なぜこの曲が?」と思われる方もいるでしょうが、それも本書の個性とお考えください。ただ、「レコードジャケットを掲載する」というコンセプトの都合上、どうしてもカラーページに載せられない作品が出てきてしまったのは残念でした。

 2ヶ月足らずの執筆期間で140曲分のテキストを(他の仕事もこなしながら)私と水落さんだけで執筆するのはとうてい無理と考え、不破了三さんに協力をお願いしました。結果、70年代前半までの大半を水落さん、80年代と劇場アニメの半分くらいを不破さん、残りを腹巻猫が担当するという分担になっています(ページごとに執筆担当者を表記しています)。表記の統一は図っていますが、内容や文体は三者三様で、それぞれのトーンの違いを楽しんでいただくのも一興と思います(笑)。

 本書の刊行を記念して、執筆者たちによるトークイベントを開催します。

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『日本懐かしアニソン大全』発売記念
昭和アニソン大放談!

■開催日時:2018年9月1日(土)
 OPEN 12:30 / START 13:00~CLOSE 16:00(予定)

■会場:楽器カフェ
 千代田区神田神保町1丁目15 杉山ビル2F
 https://gakki-cafe.com/

■出演:腹巻猫(劇伴倶楽部)、水落隆行(レコード探偵団)、不破了三

■チャージ:予約・当日とも1,500円(1,000円+ドリンク代500円)

予約はこちらから!

https://gakki-cafe.com/event/20180901/?instance_id=471

2018年8月 4日 (土)

『日本懐かしアニソン大全』発売記念イベント

 【イベント情報】にも書きましたが、8月29日に辰巳出版より『日本懐かしアニソン大全』という本が発売されます。
 https://www.amazon.co.jp/dp/4777821684/

 腹巻猫も執筆しています。

 この本の発売を記念して、9月1日にトークイベントを開催します。

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『日本懐かしアニソン大全』発売記念トークイベント
昭和アニソン大放談!

■開催日時:2018年9月1日(土)
 OPEN 12:30 / START 13:00 ~ CLOSE 16:00(予定)

■会場:楽器カフェ
 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目15 杉山ビル2F
 地下鉄神保町駅 A7出口より徒歩2分 ガスト上
 http://gakki-cafe.com

■出演:腹巻猫(劇伴倶楽部)、水落隆行(レコード探偵団)、不破了三

■概要
 『日本懐かしアニソン大全』(辰巳出版)の発売を記念して、執筆者が昭和のアニメソングの魅力と思い出を語るトークイベント。

 チャージは1500円(1ドリンク込み)の予定。

 予約方法等の詳細は、続報お待ちください!

2015年8月27日 (木)

アニメソング創世記の証言「鉄腕アトムの歌が聞こえる」

 元朝日ソノラマの橋本一郎さんの著書『鉄腕アトムの歌が聞こえる』が8月6日に少年画報社より発売されました。

 橋本さんは朝日ソノラマでアニメソング(当時はテレビまんが主題歌と言った)のソノシートを初めて企画し、大ヒットに導いた方。いわば、アニメソング創世記の生き証人です。
 阿佐ヶ谷ロフトで開催しているトークイベント《SOUNDTRACK QUEST》のゲストにも来ていただいたことがありました。

 『鉄腕アトムの歌が聞こえる』は手塚治虫の評伝のような体をしていますが、その実は、橋本さんの半生記のような著書。『鉄腕アトム』に始まるテレビまんがソノシート制作秘話や、新書版サイズのマンガ・アーカイヴの草分けとなったサンコミックス創設のエピソードなど、アニメファン、マンガファンに興味深い話が次々と登場します。

 アニメ・特撮ファンにとっては、やはり、『鉄腕アトム』『鉄人28号』『エイトマン』『狼少年ケン』『ジャングル大帝』『マグマ大使』『ウルトラQ』『ウルトラマン』『オバケのQ太郎』などの60年代のテレビまんが主題歌とソノシート制作秘話が面白い。これまでのレコード中心のアニメソング史で語られてこなかった貴重な証言が活字になったことがうれしいです。

 テレビまんが主題歌創世記ってどんな風だったの?と興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてください。

鉄腕アトムの歌が聞こえる

 : アルバム・ジャケット

2015年1月 8日 (木)

「宇宙船」渡辺宙明インタビュー

 今発売中の「宇宙船」147号に載っている荒川稔久さんの渡辺宙明先生インタビューがなかなかすばらしいです(豊田朋久さんによる構成)。
 インタビューとなっていますが、実質的に荒川さんと宙明先生の対談です。

 渡辺宙明先生と同郷で、大の宙明先生ファンでもある荒川さんならではのマニアックなネタ(名古屋話や童謡のアレンジの話)、『サザエさん』などあまりとりあげられない作品への言及、脚本家ならではの「言葉」に着目した宙明節分析に思わずうなってしまいました。

 荒川さんには昨年11月に開催した「渡辺宙明トークライブ7」にも少しだけ出演していただきましたが、そのとき話していただいた「宙明先生の歌詞へのメロディのつけ方の特徴」の分析がちゃんと文章になっていてうれしい。

 もちろん、荒川さん作詞の「テイルオン!ツインテイルズ」(「俺、ツインテールになります。」挿入歌)と「宇宙刑事NEXT GENERATION」のお話も登場。
 宙明愛あふれるよい記事でした。

 インタビューの中で荒川さんが「栄光の彼方へ」(「野球狂の詩」後期ED)は詞先だったのでは?と発言されて、宙明先生が「詞先かもしれませんね」と答えているのですが、これは荒川さんの推察通り詞先です。
 宙明先生、お忘れになっているようですが、1979年に徳間書店から発売された「アニメソング・ヒット全集3」という本の中で、宙明先生自らこの曲を取り上げて、橋本淳の詞にどうやってメロディをつけていったのか克明に解説されているのですね。
 荒川さん、さすがです。

宇宙船 vol.147

 : アルバム・ジャケット

2013年5月26日 (日)

ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

 4月25日に発売された青山通著『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』(アルテスパブリッシング)、『ウルトラセブン』の音楽についてこれまでにない視点から考察した好著です。

 この発売を記念して、5月25日に原宿のブックカフェ<ビブリオテック>で「冬木 透×青山 通トークショー」が開催されました。

 80人入る会場は満席。「ウルトラセブンの音楽」という限定されたテーマに絞ったことで、非常に興味深い、探究心にあふれた充実の内容になりました。

 最終回で使われたかもしれないグリークのピアノ協奏曲や、シューマンのピアノ協奏曲の別の演奏の聴き比べ、冬木先生の蒔田尚昊名義の作品の紹介など、サントラだけ聴いていたらなかなか目が届かないところがフォローされていたのもよかったです。

 そして、「なぜこの場面にシューマンのピアノ協奏曲を、それもほかのどの演奏でもなく、カラヤン+リパッティ盤を選んだのか」、その理由を冬木先生が明確に論理的に答えられたのが印象的でした。
 思えば、冬木先生が『ウルトラセブン』の音楽の「作曲」について語られることはあっても、「選曲」について語られる機会はあまりなかったと思います。同時に、音楽の「演奏」ということについて、サントラファンももっと関心を持つべきだなと考えされられました。同じ曲でも演奏によってニュアンスは異なってしまう。本来、シーンごとに最適な演奏があるべきなのです。

 また、ファンに人気の高い「フルートとピアノのための協奏曲」についての話も興味深かったです。この曲は実相寺昭雄監督のエピソード「円盤が来た」のために発注された音楽で、ルネ・クレール監督の映画『夜ごとの美女』のジョルジュ・ヴァン・パリスによるテーマ音楽が引用されています。「円盤が来た」のシナリオ原題は「夜ごとの円盤」。つまり、もともとが「夜ごとの美女」を下敷きにしたお話で、『夜ごとの美女』のテーマ音楽が引用されているのもそのためです。
 そして、冬木先生自身もこの映画のファンで、公開時に何度も劇場で観ていたために、テーマ音楽はまるごと覚えていたとのこと。サントラ盤もビデオもDVDもない時代に、冬木先生は記憶だけであのテーマ曲を再現したわけですね。

 蒔田尚昊作品の紹介では、オルガンによる「黙示録のためのモテット」、讃美歌「ガリラヤの風かおる丘で」ほかを聴くことができました。特に、先にタイトルを挙げた2曲ははじめて聴く音源。現代音楽風の「黙示録のためのモテット」、どこか「ゾフィーのバラード」を連想させる「ガリラヤの風かおる丘で」、曲想は違えど、どちらも冬木先生らしい作品で、ウルトラシリーズの音楽と共通する香りがあるのが印象的でした。

ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

 : 書影

2012年3月14日 (水)

映画「ももへの手紙」、窪田ミナインタビュー

 発売中の月刊『Newtype』4月号(角川書店)の映画『ももへの手紙』のページに音楽を担当した窪田ミナさんのインタビューが掲載されています。

 『ももへの手紙』は『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓之監督が手がけたアニメーション映画。異界のものと人間が交流する物語は窪田ミナさんにぴったりな気がします。どんな音楽に仕上がっているか、今から楽しみです。

Newtype 2012年4月号

 : Newtype 2012年4月号

☆「ももへの手紙 オリジナル・サウンドトラック」は4月25日発売!

2011年11月 8日 (火)

佐藤直紀「BLOOD-C」の音楽を語る

 10月27日発売のビジュアルムック『BLOOD-C OFFICIAL COMPLETE BOOK 胎動』にライターとして参加しました。音楽・佐藤直紀さんのインタビューを担当しています。

 佐藤直紀さんとは、2月に『プリキュアオールスターズDX3』の取材でお会いして以来。近年は映画を中心に活躍している佐藤さん、『BLOOD-C』は久しぶりのTVアニメの音楽になります。どんな思いで『BLOOD-C』に参加したのか、音楽づくりの舞台裏などをうかがいました。

 充実したスタッフ&キャスト・インタビューに加え、設定画等のビジュアルも豊富な1冊。主役の水樹奈々さんのグラビアもあります。書店で見かけたら、手にとってみてください。

BLOOD-C OFFICIAL COMPLETE BOOK 胎動

 : BLOOD-C OFFICIAL COMPLETE BOOK 胎動

2010年9月 8日 (水)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」全記録全集

 2009年に公開された劇場アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の全記録全集が発売されました。

 2冊構成で、BOOK1には、全カット&台詞を収録した「FILMSTORY」と音楽キューシート、追加台本集などを、BOOK2には、設定資料集とスタッフインタビュー、宣伝素材集などを収録。A4版×2冊で650ページ以上のボリューム。貞本義行の描きおろし「綴込ポスター」2点付。初版限定特典は、画コンテ集と劇場上映生フィルムコマです。

 「序」に続き、今回も音楽・鷺巣詩郎さんのインタビューのお手伝いをさせていただきました(メイン取材・執筆は氷川竜介さん)。
 音楽ファンには、インタビューとともに、キューシートも興味深いと思います。キューシートとは、映像のどのカットにどんな曲をつけるか指示したもの。音楽設計の要となるものです。このキューシートをもとにどんな曲が作られていったのか、サントラ盤を聴きながらひもといていくのも興味深いでしょう。

 1万円を超える高額商品ではありますが、内容、ボリュームからすれば、むしろお買い得感のある大著。アニメ創りの秘密に近づきたいと思う方はぜひお手元に。

 カラーのサイトで、立ち読みができます。
 ⇒『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 全記録全集』立ち読みページ開設

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 全記録全集

 : ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 全記録全集

★サントラ盤も発売中

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 オリジナルサウンドトラック SPECIAL EDITION [Limited Edition]

 : ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 オリジナルサウンドトラック SPECIAL EDITION

2010年7月 5日 (月)

CDと研究本で浮かび上がる渡辺岳夫の世界

 発売から1ヶ月経ってしまいましたが、すべての映像音楽ファンに聴いてほしいCD『作曲家・渡辺岳夫の世界 -アニメ・特撮編-』『同 -ドラマ編-』の2タイトルが6月2日にキングレコードから発売されました。

 1989年に渡辺岳夫が亡くなったとき、コロムビアから追悼盤『渡辺岳夫テレビ映画・アニメ主題歌集』が発売されました。また、キングレコードからは関西テレビ制作によるビデオ『渡辺岳夫の世界』も発売されました。
 それから20年、渡辺岳夫の仕事は忘れられるどころか、常にどこかで作品が流れ続けていました。しかし、熱心なドラマ・アニメ音楽ファン以外には、渡辺岳夫の仕事の全貌が知られているとは言えません。CD4枚とDVD1枚のボリュームで構成された『作曲家・渡辺岳夫の世界』は、多岐にわたる渡辺岳夫の仕事をフカンする、まさに待望の企画です。

 まずは『アニメ・特撮編』。コロムビアの『テレビ映画・アニメ主題歌集』でも代表作が聴けましたが、今回はレーベルの垣根を越え、なかなかまとめて聴くことのできなかった作品が集まりました。おなじみ『巨人の星』『アタックNo.1』『アルプスの少女ハイジ』『キャンディキャンディ』などはもちろんのこと、『家なき子』『無敵超人ザンボット3』『機動戦士ガンダム』などがいっしょに収録されているのは、なかなか見られない光景です。
 貴重な音源としては、ラジオドラマ『鉄人28号』の主題歌や、人形劇『ワン・チュー・スリー作戦』主題歌などを収録。10枚組BOX商品でしか聴けなかった名曲『家なき子』が収録されたのもうれしい。
 『アニメ・特撮編』にはDVDがついていて、代表的なアニメ作品のオープニング映像が収録されています。これも、制作会社・レーベルの枠を超えた快挙でしょう。

 欲をいえば、せっかくのキングレコード発売なので、CD化されていない『若草の四姉妹』や『二十四の瞳』(インストのテーマ曲がレコード化されている)を収録してほしかったところ。これにビクターの『ミュンヘンへの道』『レディ・ジョージィ』が加わったら無敵だったのに……とも思いますが、ないものねだりでしょう。天才的なメロディメーカーだった渡辺岳夫がアニメ・特撮作品に残した珠玉の作品に酔っていただきたいと思います。

 そして、真に貴重な目玉が『ドラマ編』。
 渡辺岳夫邸に資料として渡辺岳夫が保管した大量の音楽テープが残されているという話は、映像音楽研究家の間では語り草になっていました。いつかきちんと整理して、テープが再生不能になる前に商品化したいと…。
 その困難な仕事に挑んだのがこのタイトルなのですね。これこそ日本ドラマ音楽史の至宝、後世に残すべき音源です。
 松本清張原作のドラマ『ゼロの焦点』に始まり、時代劇、刑事ドラマ、少年向けドラマ、サスペンス、ロマンス、そして舞台作品まで。これでも渡辺岳夫の膨大な仕事の一部でしかありませんが、渡辺岳夫が生涯をかけて彫琢した「劇音楽」の世界を知ることができる作品群です。
 キングレコード発売ということで、キングからレコードが発売されていた『新選組血風録』『沙羅の門』『人形佐七捕物帳(松方弘樹版)』『くたばれ!かあちゃん』はレコードサイズ主題歌を収録。特に『沙羅の門』『くたばれ!かあちゃん』は初CD化です。
 また、渡辺岳夫ドラマ主題歌の中でも極めつけの名曲『大いなる旅路』はポリドールから借りて小椋佳のオリジナルを収録。ほかにも、「これぞ岳夫節!」という名旋律を堪能することができます。

 こちらも惜しいのは、収録からもれた代表作があることや、『白い巨塔』が中途半端な収録になってしまったこと。それでも、貴重な作品集であることに変わりはありません。

 『ドラマ編』の終盤には、『ガンダム』以降の渡辺岳夫が没頭した舞台劇の音楽が収められています。いずれも、正規盤では初公開となる音源です。これらを聴くと、渡辺岳夫がほんとうに描きたかったのは、映像とか生の舞台とかの違いを超えて、いつも「人間」だったのだなぁと思います。

 最後の曲は、ビデオ『渡辺岳夫の世界』にも収録された「南太平洋の想い出」。岳夫節の真髄ともいうべきメロディがラストに聴こえてきます。

 CD2タイトルと連動して、初の渡辺岳夫研究本『作曲家・渡辺岳夫の肖像』も6月16日に発売されました。渡辺岳夫の生涯と仕事を、ゆかりの人々へのインタビューを通して浮かび上がらせた労作です。
 CDのほうでは、作品紹介や楽曲解説は割愛されていますので、ぜひCDとともに本をひもといて、渡辺岳夫の世界にひたってみてください。渡辺岳夫が残した音楽は永遠です。

One Man's Music -作曲家 渡辺岳夫の世界-アニメ 特撮編-
 CD2枚+DVDに全36曲(CD)+19曲(DVD)収録。

 : 作曲家 渡辺岳夫の世界-アニメ 特撮編-

One Man's Music -作曲家 渡辺岳夫の世界-ドラマ編-
 CD2枚に全45曲収録。

 : 作曲家 渡辺岳夫の世界-ドラマ編-

作曲家・渡辺岳夫の肖像 -ハイジ、ガンダムの音楽を作った男-
 田中公平らも寄稿。貴重な写真や名曲紹介も。

 : 作曲家・渡辺岳夫の肖像 ハイジ